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迷ったらこれ!誰でも手軽に楽しめるおすすめボードゲーム7選

こんにちは!

多摩地域初の地域密着型ホステル、Wild Cherry Blossom-Hostel, TOKYO KOGANEI です!

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今回は家に30種類ほどボードゲームをもつ学生スタッフ・Yuyaがおすすめするボードゲームをピックアップして紹介しようと思います!

今回選定する際に基準となっているのは以下の点です!

ルールがわかりやすく、取っつきやすいこと
ボードゲームといっても多種多様ですが、なかにはルールが複雑で難解な(だからこそ深くて面白いのですが)、いわゆる「重量級」のボードゲームが存在します。こうしたボードゲームは説明するのに時間がかかってしまったり、ルールを理解するのに精一杯になってしまうことも多々あることでしょう。今回は誰でも気軽に楽しめる、簡単でかつ面白い、そんなボードゲームを紹介します!

初心者でも勝てること
ボードゲームをやるにあたって、筆者のように負ければ負けるほど悔しくてまたやりたくなるタイプも一定数いるとは思いますが、基本的に「勝てなきゃつまらない」タイプの人もいるかと思います。例えば最もポピュラーなボードゲームである「カタン」は、経験者と初心者では差が開いてしまいやすいものです(個人的には、「カタン」は実力:運が6:4程度な点でかなり完成度の高いイチ押しボードゲームです)。今回ピックアップするのは、旅行先やサークルの行事等々で、誰でも気軽に楽しめて、誰でも勝ててしまうような、それでも100%の運ゲーではない、そんなボードゲームです。

持ち運びが(比較的)ラクなこと
ボードゲームといえば、将棋やオセロといったものを想像する方もいるかもしれません(いわゆる二人零和有限確定完全情報ゲームというやつですね)。でも、将棋盤とかオセロ盤を友達の家や旅行先に持っていくのは大変ですよね。今回は、持ち運びのラクさも基準に入れています。

「深い」こと!
おもわず、「このゲーム、深いなあ」となるようなもの!これも基準としました。

以上の4点を考慮しているため、筆者の好きなボードゲームTOP7ではない、ということにご注意ください今回載せきれなかったけれどどうしてもオススメしたいボードゲームは、この記事の最後に軽く紹介します!

それでは、参りましょう!!

1.シャドウレイダーズ

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まず1つめは、「シャドウレイダーズ(プレイ人数4~8人)です。筆者がこれまでプレイしてきたボードゲームの中でもトップレベルに好きです!一言でいえば正体隠匿系×殴り合いといったゲームです。
基本的には赤陣営(正義)と青陣営(悪)の戦いが軸となっているのですが、なんとゲーム開始時点で誰が敵で誰が味方なのかがわかりません
「推理」カードを駆使してお互いの役職を探り合いながら、「あの人は行動からして多分味方だから、あの人の敵は自分にとっても敵だよな...?」とみんなの役職を「推理」して、適切に「攻撃」して敵陣営の全滅を目指すというゲームになっています。
もしかしたら味方を攻撃してしまっているかもしれない??というドキドキ感を味わいながら、いかに正しい選択をできるか?というのが勝利の鍵となっていきます。
ゲームの進行はサイコロで行うため、運要素も大きなものとなります。
他の人の「推理」に対して嘘をつける役職や、第三陣営である黄陣営等々も存在し、それぞれの思惑が複雑に交差する中でいち早く自分の目的を果たしていく、その感覚がたまりません。
「中量級」ボードゲームにあたりますが持ち運びは非常に楽、ルールもそこまで複雑ではなく、中学生以上であれば誰でも楽しめる内容になっています


2.ハイソサエティ

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2つめは「ハイソサエティ(プレイ人数3~5人)今回紹介する中では最もマイナーで、最も「難しい」と感じるボードゲームかもしれません(ルールは簡単です)。
一言でいえばオークション形式のゲームで、ポイントを最も多く競り落とした人が勝ちという単純明快なルールなのですが、「1番多くお金を使いすぎた人は無条件でビリ」というルールによって、いかに節約しながらいかに多くのポイントを獲得するか?という板挟みに遭います。
他のプレイヤーがどれだけお金を使ったのかを考慮しながら、たまに回ってくる「マイナスポイントの競り」(欲しくなければより多くお金を払う必要がある、という普段とは逆の競り)にも耐えつつ、少なくとも誰か1人よりはお金を残しつつ、より多くのポイントを集めなければならないジレンマと格闘します。
経済学を学んでいる人は、「市場全体の貨幣供給量が減ると物価はどうなっていくか...?」なんてことを考慮すると戦略の立て方に幅ができるかもしれません。
以上のように少し難しいですが持ち運びはびっくりするくらい楽、高校生以上であれば誰でもその「深さ」を味わいながら楽しくプレイできる、単純明快なルールのボードゲームになっています

3.Dixit

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3つめはドイツ年間ゲーム大賞2010を受賞した名作ボードゲーム、「Dixit(プレイ人数3~6人)です!
上2つが少々「頭を使う」ボードゲームであったのに対して、このゲームは文字通り「誰でも」楽しめ、盛り上がれるパーティー系よりのゲームになっています!
プレイヤーはそれぞれなんとも形容し難い絵が描かれたカードを6枚配られます。そして順番に1人ずつ「親」を行っていくのですが、「親」は自分の手札からカードを1枚選び、そのカードに「タイトル」をつけます。「タイトル」は単語でも、文章でも、歌でも、詞でもなんでも構いません。「子」は自分の手札から「親」の宣言したタイトルに最も近い絵を選び、「親」のカードと「子」のカードをシャッフルして場に出します。そして、「子」は見事「親」のカードを当てることができればポイントを獲得できるのですが、「親」のポイント獲得条件はこれとは違って少し特殊です。「子」全員に「親」のカードを当てられてしまっては「タイトルが単純すぎる」ということでポイントなし、「子」が誰も「親」のカードを当てられなかった場合は「タイトルが絵と乖離しすぎている」ということでポイントがもらえません。すなわち、「親」は一部の「子」に当ててもらえるような、抽象的でふんわりとしたタイトルつけなくてはいけないのです。ボードゲームでは珍しい、「論理的思考力」ではなく、それぞれの「感性」が重要になってくる、そんな一風変わったボードゲームになっています。プレイヤーそれぞれがつけるタイトルが面白く、毎ゲーム大爆笑に包まれる、そんなボードゲームです。
少し大きいので持ち運ぶにはあまり適していませんが、取っつきやすく本当に小学生から大人まで誰でも楽しめる、傑作です。

4.スカル

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4つめは、「スカル(プレイ人数3~6人)です。ハラハラドキドキの心理戦を味わいたい人にはおすすめです。最近話題にもなっているデスゲームものの中でも登場してもおかしくないようなゲームです。(ちなみに、筆者のデスゲームもののなかでのイチオシ漫画は「今際の国のアリス」です。最高に面白いので是非読んでみてください)。このボードゲームの何がいいって、ルールさえ知っていればわざわざ買わなくても、トランプでもプレイできる、という点ですね。まあ筆者は好きなコンテンツ、価値あるとおもっているコンテンツにはそれ相応の対価(=お金)が渡ってしかるべきだとおもっているので、買いますが。(ディズニーももっともっと値上げしていいと思っています)。とはいいつつも、オンライン上でボードゲームが遊べる「ボードゲームアリーナ」でこちらのゲームは無料で遊べます
自分が勝つためには他人をも勝たせてしまいかねない手を打たなければならないが、他人を蹴落とす手では自分は勝てない、というジレンマに遭いながら「ブラフ」(=嘘)を駆使して戦うゲームです。ルールが非常に単純明快で誰でもすぐに理解できるものでありながら、非常に奥深い心理戦が味わえる、ブラフ系のなかでは王道といっていいボードゲームです。ルール説明はここでは省きますが、とても面白いので是非やってみてください(このゲームは、ルールを読んだだけでは面白いのかどうかよくわかりませんが、やってみるとその奥深さと楽しさにのめり込みます。)繰り返しになりますがトランプでもできるのでイイですね。傑作です。(ちなみに筆者のオススメトランプゲームは「ハーツ」です。ま、トランプは「ババ抜き」とかでも十分盛り上がりますからね)。

5.コヨーテ

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5つめは、「コヨーテ」(2~10人)です。自分だけ自分の手札がわからないという、インディアンポーカー型のボードゲームです。ルールは単純で、全員のカードに書かれた数字の合計を予想していく、というものです。順番に合計数の予想を宣言するのですが、先述の通り自分のカードだけがわからないので、みんなの反応や宣言する数字等を考慮しながら、自分のカードを予想しなければなりません。数字の宣言する際のルールは簡単で、前の人より大きい数字を宣言しなければいけません。すると、いつか実際の合計数を越えますよね...?前の人の宣言した数字が実際の合計数を超えた!と思ったら「コヨーテ!」と宣言します。そこではじめて答え合わせです。もし、「コヨーテ!」と宣言した人の判断が正しければ、大きすぎる数を宣言してしまった人のライフが1減ります。逆に、前の人が全然合計数に満たない数を宣言していたのに「コヨーテ!」と宣言してしまっていた場合、その人のライフが1減ります。それぞれが自分のカードを見えないことを活かしてあえて変な数字を宣言してミスリードを誘ったり...とこちらも単純なルールでありながら高度な心理戦を楽しめる、持ち運びも非常に楽なボードゲームです。

6.THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ

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6つめは、「THE GAME オバケやしきのすうじのアクマ」(プレイ人数1~6人)です。こちらはドイツ年間ゲーム大賞2015にノミネートした「THE GAME」の焼き直し版で、本家と比べてパッケージが可愛くなっているので、「誰でも取っつきやすい」により当てはまるなと思いこちらを採用させていただきました(ゲーム内容はほとんど同じです)。本家のパッケージはこちらです。

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こちらのゲームは今回紹介するなかで唯一の「協力型」ボードゲームとなっています。ルールに従って順番に数字が書かれた手札を場に出していくのですが、自分がもっている数字を他人に知られてはいけないというコミュニケーション上の制約が課されています。これが非常に厄介で、どちらの持っている数字のほうが大きいのか、それによって場に出すべきカードの順番が変わってきますので、「自分の方が絶対に場に出したい!!」など、数字がわからないようなやり方でコミュニケーションをとりながら、山札が0枚になることを目指していきます。難易度が程よく設定されていて、クリアすること自体(山札を0にする)は何回かやれば達成できるのですが、全員の手札をも0枚にする「完全制覇」を目指すのであれば非常に難しいです。ルールが簡単、持ち運びも楽、手軽にできて、協力型なのでバチバチした戦いを繰り広げることなくみんなで盛り上がれるという点で、おすすめのボードゲームです。やってみると、結構面白くてハマると思いますよ。

7.海底探検

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最後の7つ目は、「海底探検」(プレイ人数2~6人)です。ボードゲームといえばスゴロク、人生ゲームを思い浮かべた人はいませんか?このゲームは一言でいえばスゴロク×チキンレースといったゲームです。それでいて今回紹介したボードゲームの中では最もコンパクトで持ち運びが楽なのも特徴的です。
スゴロクの要領で海底に潜り、宝を持ち帰るというシンプルなルールなのですが、宝を持っている状態だとサイコロの出目が減り、全員共有の酸素ゲージが減り続けるというトレードオフに遭います。この酸素ゲージがなくなる前に地上に帰還しなければならないのですが、このゲージが厄介で、全員で共有なため誰かが宝を持ちすぎていると見る見るうちに酸素が減っていきます。しかし、いいお宝が欲しければより海底深くまで行かなければなりません。周りをみながらいつ宝集めを切り上げて地上に戻るのか、その判断が大切になっていきます。
文字通り誰でも気軽に楽しめる、一風変わったスゴロクをやってみたい人にはおすすめのボードゲームです。


いかがでしたか。以上が筆者が選ぶ、最初に挙げた基準を大体満たすボードゲーム7選でした。どれを選んでも間違いなく盛り上がると思いますので、「このボードゲーム、やってみたいかも」と思ったものがあれば、まずボードゲームカフェなどで試してみて、気に入れば買ってみてはいかがでしょうか。

今回は選定基準を設けたので7つ紹介して終わりましたが、筆者がどうしても紹介したいボードゲームは多々あります。その中でも特におすすめなものを以下、軽く紹介いたします

レジスタンス・アヴァロンプレイ人数5~10人
人狼ゲームが好きな方、絶対にハマると思います。誰も死なない人狼ゲーム、といったところでしょうか。正体隠匿系の王道ボードゲームです。

宝石の煌めきプレイ人数2~4人
中量級ボードゲームですがルールがわかりやすい説明も楽なので筆者は大好きです(笑)。いわゆる「拡大再生産型」の王道ボードゲームです。一番の買い物上手が勝利を手にする!?そんな傑作ボードゲームです。

世界の七不思議プレイ人数3~7人
何人でプレイしてもゲーム時間が30分というのが特徴の中量級ボードゲームです。ルールは少々複雑に聞こえますが、No1ボードゲームといっても過言ではない「カタン」と同様、1回プレイすればすぐに呑み込めます。こちらも「拡大再生産型」ボードゲームですが、プレイする手札をドラフト制で回していくのが特徴的です。とにかく神ゲーです。是非お試しください。

犯人は踊るプレイ人数3~8人
今回「7選」に入れるかどうか非常に迷ったボードゲームです。なぜなら、持ち運びがこの世のボードゲームの中で1番楽なのではないかというほどのコンパクトさ、軽さを備えており、小学校低学年を含む文字通り「誰でも」楽しめるボードゲームだからです。小さいお子さんがいるファミリーに特におすすめの、簡単で楽しい、バチバチしないボードゲームです。


...これ以上紹介するとキリがないので、ここらへんで切り上げさせていただきます。この世の中にはまだまだたくさんの面白いボードゲームがあります。筆者もそのすべてをプレイしたことがあるわけではないため、もし、「このゲーム、面白いからおすすめだよ」というものがあれば是非教えてください!!

私たちWild Cherry Blossom Hostelでは、毎週月曜日に「英語カフェ」を実施しています。

こちらのイベントでは、不定期でボードゲームで遊んだりもしています!!興味がある方は是非、ホームページのお問合せフォームからご連絡ください!

私たちWild Cherry Blossom Hostelについて詳しく知りたい方は、以下の記事か、ホームページをご覧ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

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