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日本共産党 山添拓参議院議員と田村智子参議院議員の新宿駅西口演説2022.5.7の文字起こし

みなさん、こんにちは。

 先ほど、山添拓参議院議員と田村智子参議院議員の新宿駅での演説を視聴しました。この演説は、本当に多くの人に知ってもらいたい。そう思いましたので緊急に文字起こしがんばりました!!

とにかく、動画を視聴しながらこの記事を読んでみてください。
日本共産党の立場、すばらしさが実感できると思います。

動画も貼り付けますね。

山添拓参議院東京選挙区候補

 みなさんこんにちは。
雨の中、立ち止まってお聞きいただいている皆さん。ありがとうございます。
日本共産党参議院議員の山添拓です。 夏の参議院選挙 東京選挙区で二期目を目指し全力で頑張ります。どうかよろしくお願いします。

戦争か平和か、ロシアと日本政府の姿勢を見てみよう

 戦争か平和か。日本も世界も正面から問われています。ロシアのウクライナ侵略から2か月以上がたち、「テレビで目にするのも気が滅入る」という方もきっといらっしゃることと思います。

 しかし、だからこそ私は訴えたいと思います。
国連憲章に反する武力行使、国際人道法に反する戦争犯罪、そして核兵器による威嚇。何度も繰り返される無法と非道に対しては繰り返しノーと主張することが必要ではないでしょうか?

 国連憲章は、「どんな理由があっても武力行使によって物事を解決しようとしてはならない」(としています)
二度の世界大戦そのおびただしい犠牲の上に国際社会が到達したルールです。

 いま、問われているのは西側か東側かということではありません。民主主義か独裁政治かということでもありません。「無法な戦争を引き起こしてはならない」という平和の国際秩序を壊すかどうか、「どんな体制価値観の国であれ守らなければならないルール」を犯したことこそが問題とされなければなりません。

 その責任は、問い続けなければならないと思います。戦争犯罪の責任も問い続けなければならないと思います。「やったもの勝ち」にさせてはならない。国際社会のルールを再構築することこそ求められているのではないでしょうか。

どうすれば戦争を止められる?

 わたしは、そのためにやっぱり、国際社会が圧倒的な世論でプーチンを包囲することが求められていると思います。

 そうはいっても、攻撃は止まらないではないか。 こういう風にお思いの方もいらっしゃると思います。それでも、プーチン氏ほど世論を気にしてる人はいないと思います。世論が気になるからこそ、大量虐殺はフェイクだと言って責任逃れをする。国内では言論統制を強める。さらには、ロシアに対して批判的な外国人。入国禁止の措置をとってきました。

侵略と戦争犯罪の事実が広がるのを最も恐れているのはプーチン氏その人ではないでしょうか。

 日本共産党の志位和夫委員長も、入国禁止のリストにありました。国連憲章違反を日本で最も厳しく指摘している日本共産党を排除するのは、そのことを指摘されたくないというプーチン氏の気持ちの表れだと思います。

 みなさん、その一方で、この入国禁止のリストに載っていなかったのが、安倍元首相です。ウラジミールプーチンと同じ夢を見ていたからでしょうか?
ときどき「プーチンは共産党じゃないのか?」「日本共産党と親戚みたいなもんじゃないか?」こういう風におっしゃる方がいます。あかの他人です。

 今回、安倍元首相がリストには載らずに(日本)共産党の志位委員長が乗っている。そのことをもってしても、このことは明らかじゃないでしょうか?

 クリミアを併合して、ヨーロッパが経済制裁を行っているさなかに経済協力を申し出る。日本とロシアの領土交渉でも、4島返還がいつの間にか2島に交代する。屈従的な外交で日ロ関係をゆがめてきました。
自分の考えを相手に押し付ける。覇権主義的なやり方。そのロシアの姿勢を増長させてきたともいえると思うんです。
いま、こういう日本の外交姿勢を改めるべき時ではないでしょうか?

アメリカであれ、中国であれ、ロシアであれ、相手がだれであっても覇権主義的な姿勢、国際法違反のありかた、毅然としてものをいう政治が求められていると思います。

 参議院選挙で日本共産党を伸ばしていただいて、日本の外交姿勢、転換する政治を進めさせていただきたい。そのためにも、わたくし日本共産党の山添拓を再び国会へ送り出してください。どうぞよろしくお願いいたします。

国会内で起きている論争は・・・

 ウクライナの事態を見れば、「日本も武装が必要ではないか?」「憲法9条は変えるべきだ」こんな議論がされています。
自民党の安全保障調査会が提言を発表しました。「敵基地攻撃能力」というのは聞こえが悪いということで、印象を変えようと「反撃能力」だと言っています。しかしその中身は、「敵基地攻撃」どころか相手の国の指揮統制機能なども含めて攻撃の対象にしていくというものです。

 指揮統制機能というのは日本でいえば防衛省や総理官邸、霞が関の役所です。総攻撃できる体制を作ろうというものです。みなさん、相手の国が脅威だからと言って相手の国の中枢機能まで攻撃するというなら、ロシアが今やっていることと同じではありませんか。

 安倍元首相や維新の会がアメリカの核兵器を日本に置く、核共有で脅しをかけようといっています。プーチン氏のやってることと発想は同じではありませんか。力に力で応じるような道はリスクを高めて全面戦争を呼び込んでしまいます。そんな道にとても希望は見いだせないではありませんか。

 それでも、攻撃されたらどうなるのか。不安に思う方はいらっしゃるかと思います。日本共産党は、万が一急迫不正の侵害が起きた時には自衛隊を含めてあらゆる手段で命と主権を守っていく。そういう方針を持っています。政治の責任だと考えるからです。

戦争に至らないための努力こそ全力をあげて行うべき

 しかし、私は同時に訴えたいんです。それってどういう事態なんでしょうか?急迫不正の侵害で自衛隊が出動しなければならない。それは日本のどこかが攻撃を受けるということです。
町が壊される。命が脅かされる。原発が攻撃され、放射能の汚染が心配される。そんな事態が起きかねないということです。
そうして戦争が始まれば、その被害はどこまで拡大するかわかりません。そんな事態を絶対に起こしてはならないと私は思うんです。
万が一の事態を、起こさないために平和外交に力を尽くす。戦争させないために知恵と力を尽くすのが政治の役割ではないでしょうか?

 憲法9条を生かす、平和外交のこの道に政治を転換するために日本共産党へと皆さんのお力をお貸しください。わたくし山添拓を国会へと再び送り出してください。よろしくお願いいたします。

本当に危険なことはなにか!?

 だいたい今、現実に日本で想定されている戦争というのはどういうものでしょうか?台湾海峡有事だといわれています。

✅ アメリカと中国の緊張関係が高まり、何かの拍子で戦闘行為が始まる。✅ 米軍が攻撃を受ける。
✅ 日本に対して集団的自衛権に基づいて参戦するように求められる。
✅ そうすれば、戦闘行為は一気に日本に広がる。

 沖縄をはじめ南西諸島に対する反撃も加えられることになりかねません。
全面戦争につながりかねない。それは、アメリカの戦争に集団的自衛権で参加するために引き起こされるものであります。
 みなさん、こんな事態になるのは、安保法制で集団的自衛権を認めたからにほかなりません。

リスクを高めてきたのは、この間の自民党政治ではありませんか。そしていま、この危険な(集団的自衛権の役目を負う)自衛隊を憲法9条に書き込もうとしています。

岸田政権が狙っていること

 わたくしは、改めて訴えたいと思うんです。岸田首相が今、憲法変えるといっています。憲法9条に自衛隊を書き込むといっています。その自衛隊は、災害救助の自衛隊ではありません。専守防衛の自衛隊でもありません。海外に出かけて全面戦争につながる攻撃を行う、アメリカの戦争に集団的自衛権で参加をしていく、まさに戦争する自衛隊です。多くの方がイメージしている自衛隊とは全く異なるものではないでしょうか。

21世紀を戦争の世紀にしてはならないと思います。

 いま政治に求められているのは、まともな外交努力です。東南アジアの国々のように、紛争を戦争へと発展させない。そのための重層的な外交チャンネルを持つことが必要です。お隣の国、韓国とすら反目しあっている政治に平和外交を任せることはできないではありませんか。9条生かした平和外交をという願いをどうか日本共産党へと託してください。

 わたくし山添拓へとお寄せいただき、憲法を生かした平和な日本とアジア、この道をご一緒に進もうということを呼び掛けたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

政治は必ず変えられる

 憲法審査会をはじめ、今国会では、軍備の拡張をあおって、軍事費を増やせ。憲法9条を変えよう。 大合唱です。 だからこそ今、党を作って100年、一貫して反戦平和を貫いてきた日本共産党の議席が国会にもっと必要ではないか。そう思います。わたくし山添拓もその一員として全力を尽くしていく決意です。

 みなさん、政治にあきらめる必要など全然ありません。みんなで声を上げればいろんなこと動かせるじゃありませんか。実際動かしてきたと思うんです。コロナ対策を前に進めてきた。検察庁法改正案、入管法改正案止めてきた。みんなで声を上げ、世論と結んだ国会論戦で政治を動かしてきた。私はこの仕事をひきつづき担わせていただきたいと思うんです。

 事実と道理に基づく論戦で政治を動かす。この仕事を引き続きわたくし日本共産党の山添拓に担わせてください。どうかよろしくお願いをいたします。

7月の参議院選挙。政党名を選ぶ比例代表選挙で、日本共産党をどうかお広げください。東京選挙区で、わたくし山添拓を再び国会への押し上げてくださいますよう重ねてお願いいたしまして、わたくしの訴えといたします。どうぞよろしくお願いし致します。ありがとうございました。

いかがですか、私は山添拓参議院議員の国会質問が好きです。答弁する政府側を理詰めで追い詰めて何度回答不能に陥らせたことか。
再び国会で頑張ってほしいと思うので、しっかり応援したいと思います。(残念ながら東京選挙区ではないのでネット上からの応援になりますが😝)

田村智子参議院議員比例代表候補

続いて、田村智子参議院議員の訴えです。

最初の方ぜひご注目です!大山都議がタムトモさんを紹介した時にタムトモさんがひざを曲げてひょこっとかがんでる場面があるんですが、それがすごくチャーミングなんです! こういうところ、好きです!

核兵器をなくすために

 みなさんこんにちは。比例代表で三期目を目指します。日本共産党の田村智子です。東京選挙区の山添拓さんと一緒に全力で頑張りぬいてまいります。皆さんの大きなご支援どうぞよろしくお願いし致します。

ここ新宿西口でこうして街頭演説ができるのは今日が最後になるようで、連休明けからは工事が始まるっていうことなんですね。

 思い起こしました。わたくしがこの場所で初めてこうやって宣伝カーの上からスピーチをしたのは二十歳の時でした。選挙で日本共産党をどうか大きくしてほしいと呼びかける応援のためにマイクを握りました。日本共産党に入ってまだ一年足らずの時でした。

 私が日本共産党に入ったのは核兵器廃絶できるんだよっていうことを日本共産党が全力で呼びかけて日本の中とそして世界の国々へと運動を広げていることを知ったからです。10代のころ、はだしのゲンが怖かった。原爆が怖かった。被爆の実態、被爆の写真から目を背ける自分を卑怯者だと思い悩んでいました。

その時に、核兵器を使うことはもちろん、持つことも貯蔵することも、実験、研究、開発も、すべてを禁止する国際条約をつくろうと日本共産党が声を上げ、その署名活動に自ら取り組んでいた。被爆者の皆さんと一緒に1980年代半ばからこの運動を大きく広げるという役割を果たしてきた。わたしは、この党に出会ったとき、それまで政治のことに関心ありませんでした。日本共産党はどっちかっていうと何となく怖いなと思っていました。だけど、私は核兵器をなくしたいって思ってたんだ。核戦争が起きることが怖くて仕方がなかったんだ。そして、私にはできることがあるんだ目の前が開ける思いだったんです。

どうしたら戦争を終わらせることができる?


 いまみなさん、ウクライナの侵略戦争を毎日毎日目の当たりにして、自分に何ができるんだろうか?どうしたらこの戦争を終わらせることができるんだろうか?そうやって悩んでる方。苦しんでるから。その思いが、心の中にいつもある方。大勢いらっしゃると思うんです。

 日本共産党は、しんぶん赤旗を通して今、山添拓さんがお話しした、「国連憲章違反を許すな!」この一点で世界の国々の一致結束を呼び掛けています。
世界の国々の政府だけではありません。市民社会が国連憲章違反「武力によって領土の拡大を目指そうとする」「どこかの国を言いなりにしようとする」。それは、国連憲章、国際法に違反するんだと。
この一点で世界の国々と市民社会が力を合わせよう、ともに声を上げよう、それが戦争を止める力だと、確信もって呼び掛けているんです。

あなたにできることはあります。「戦争はいやだ!」 声を上げることではないでしょうか。その声でロシアの無法を追い詰める以外にこの戦争を止める道はありません。ともに、声をあげましょう。

 そしてみなさん、国会の中ではこの憲法9条、武力によってもめ事を相手の国を言いなりにすることで解決しようとする(こと)、それはやってはだめだという国連憲章と軌を一にする憲法9条、これこそが必要だ。この立場で日本は外国努力をするべきだ。
実は憲法審査会の中で頑張りぬいて主張しているのが日本共産党だけという状況です。先頭に立ってるのが山添拓参議院議員です。

憲法審査会では・・・・

 山添さんが憲法9条をまもる、これこそが力だといえば、残念ながら国会の中ではそれを鼻で笑うような国会議員が増えすぎてしまっています。
どんな争いごとも、戦争にしないために政治があります。
どんな争いごとも外交で努力を重ねていけば戦争に至らずに時間はかかっても解決することはできるはずだ。

だってみなさん、尖閣諸島の問題一つ考えてみたって、あの尖閣諸島の周辺で軍事演習の回数を競ってここは俺のものだなんていう時代じゃないですよね?
尖閣諸島は日本の領土だと、中国にしっかり認めさせる外交が必要です。

北方領土千島列島、これは武力で奪った島なんかじゃない。武力で奪われた島なんだから、ロシアと交渉して日本のものにしなければならない。

北朝鮮に対しても、核兵器の開発実験など許されるものではない。こうやって物言う外交こそが求められている。


いずれも日本の政府は、ただの一度もまともに相手の国と交渉などやったことがありません。(怒)

日本共産党が果たしている役割

 日本共産党は、野党として独自の外交努力ということも重ねている政党です。わたくしが、10代から二十歳のころに感動した核兵器をなくせという国際条約を作れ!この運動も野党ならではの外交活動だったと思います。
そしてこの運動は、21世紀のこんにち、「核兵器禁止条約」として見事に実っているではありませんか。

 いまも、話し合いの枠組みをつくろうよ、東アジアで様々なもめ事をどこかの国排除するんじゃなくて、断絶するんじゃなくて、そのもめ事を話し合う。年がら年中話し合う。そういう枠組みを作っていこうじゃないかと呼び掛け、アジアの国々にそういう声広げましょうよ、東アジアの平和の枠組み作りましょうよ、この外交努力を重ねているのが日本共産党です。

みなさん、こういう政党の議席が今こそ国会に必要ではないでしょうか?

 どうぞ、「憲法9条を壊して自衛隊を書き込んでそして日本が攻撃などされていなくても、安保法制によって、自衛隊が出張っていって戦争することができてしまう」こんな国づくりが安倍政権依頼着々とすすめられているいま、「それはだめだ!」と、きっぱり言える政党。日本共産党を今度の参議院選挙で伸ばしていただきたい。東京選挙区で、山添拓さんの議席二期目守らせてください。

そして比例代表で、日本共産党に大きなご支援お寄せいただいて、わたくしを含めまして、今5人がチームで必ずと全員当選しようと頑張っているところです。

大きく押し上げていただきますように、心からお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。

私たちのくらしをどのように守っていくのかが問われる選挙

 今度の選挙では、私たちのくらし、どうやって守っていくのかが真剣に問われる選挙となります。
物価高がみなさんのくらしをいまとても追いつめているのではないでしょうか。

 岸田政権の経済政策、打ち出したものを見てみますとね、なんか値上がりしてるのはガソリンだけなんですか?って聞きたくなるような政策じゃありませんか。

 ガソリンの元売り価格一番の大元締めですよね。大企業のところです。個々のガソリンの価格を抑えるために国はお金を出しますよ。 それは必要でしょう。ガソリンや原油の値段が上がっていきますとこれは様々なエネルギー価格などに影響を与えますから、そのことは必要です。でも、もっともっと生活全般にわたって、物価高が止まらない。日本の中の異常気象の影響もうけて生鮮食料品も驚くほどの値上げをしているではありませんか。コロナ危機から続くくらしの危機ですよ。そしてこのコロナ危機の時から暮らしの応援のためには消費税を緊急に減税することがどぉぉぉしても必要だと。二年余りにわたて、一生懸命呼び掛けている。そして消費税5%への減税は野党の一致する要求にまですることができてきました。(パチパチパチパチ!)

 これが、生活用品全般の値上げですから、そして事業者にとっては消費税を納めるということがまさに廃業の危機にまでなっているときですから、消費税の減税、これこそがこの物価高に対するくらしの防衛、事業を守る、一番のいちばんの皆さんに届く政策ではないのか?この声を大きく広げたいんですよ。

岸田政権は頑なに消費税減税を拒否する

 ところが、国会の中で、物価高どうするんだと経済政策必要ですよね? 岸田総理とこう論戦をやりますとね、「考えます」と、物価高に対しての対策必要です。認めます。ところが、消費税の減税についてはきっぱり拒否をすると、それだけはきっぱり拒否をするというのが自民党公明党の政治なんですね。

 こんなにも暮らしが大変だっていう声が届かないのか。先日わたくしも都内の中小の事業者、飲食店やクリーニング店など回りましたけど、どこへ行ったって、「消費税がねぇ・・・」っていうんですよ。「この消費税の減税っていうと、もうそれが一番の私たちへの応援になる。」こうやっていうんですよ。

 なぜこの声が届かないのか。みなさん、政治っていうのは、国民主権ですよ。国民の声で動かさなければなりませんよ。「消費税を減税せよ!」 この声、大きく大きく広げて参議院選挙でも日本共産党へのご支援へとつなげていただきたい。いっしょに実現していこうではありませんか。よろしくお願いいたします。

歪んだ日本の税制

 だいたい、この国の税制は本当に歪んでしまいました。コロナ危機の下の2020年、税収は何が一番多かったかを見てみると、消費税なんですよね。不況の下で所得税が減る、法人税も減る、そして驚いたことにそういう中でも着々と利益を上げている大株主や、内部留保を毎年毎年積み増している大企業には減税、税金の優遇、これを続けているのが自民党公明党の政治です。

 もうあの、わたくしも長いこと候補者時代から考えますと、98年に初めて立候補をしたんですが、その時からずーーっと日本共産党は、消費税に頼るような税収ではだめだと、だって税金っていうのは利益に応じて収入に応じて儲けているならその儲けに応じて納めるべきものなんだと、いうことを言い続けてまいりました。

 その中で、今岸田政権でさえも、大株主の皆さんのところはね、株でどんなに設けても税率上がっていかないから、だから株で儲けて所得一億円を超えると、その所得に対する税の負担割合ががくーーんと減ってしまう。岸田総理自らこれを「一億円の壁」と名付けるまでの状況の変化を作ってまいりました。

 大企業が内部留保を年々積み増している。このことが問題だと、国会の中でも各政党が取り上げるまでになってまいりました。でも、口で言うだけじゃダメですよね。税制、変えるときなんじゃないでしょうか。

利益に応じて、儲けに応じて、社会のために国民の暮らしをよくするために、税金を納めるという当たり前の責任を大株主と大企業に果たしてもらおうではありませんか。

物価高の一番の原因は?

 企業からの献金一円も受け取らない。だからこそ日本共産党ずばりと問題点指摘して、税制の改革を打ち出すことができます。 この日本共産党を伸ばして、公正な税制、皆さんと一緒に実現していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 この物価高というのは、ウクライナの侵略戦争によって引き起こされたもの、ではありません。様々な要因が重なっての物価高ですが、とりわけ罪深いのは、「アベノミクス」によって株価さえ上がれば、株価が下がらなければそれで経済は成長していると言い張った、自民党公明党の経済政策、これが大きな要因にもなっています。

 いま、日本銀行からじゃぶじゃぶお金を出して、町場の銀行から国債を買い取っている。これが円の価値をきゅうぅげきに落としていって、輸入品のこの物価高が止まらないという状況まで作ってしまいました。 なぜ日本銀行がじゃぶじゃぶとお金を出したのか。これはもう、そのお金使って銀行が株を買ってこれで株を買い支える、株価を下げないというために使われたということは明らかです。そのお金は私たちの賃金には回らなかった。設備投資にも回らなかった。どんなにアベノミクスをやっても私たち庶民の暮らしはよくならなかったというのがだれが見ても明らかな状況ではないでしょうか。

経済政策の転換を本気で

 これは世界に目を転じると、異様さは際立ちます。1990年と比較して、イギリスもアメリカも実は、賃金、最低賃金は250%以上上がってるんですよ。ところが日本はほとんど上がってない。賃金が異常なまでに上がらない国。それが日本になってしまいました。

 みなさん、経済を回す力は株価じゃないんじゃないでしょうか。株価だけが上がってれば経済よくなるというのは幻想だったんじゃないでしょうか。
一番大切なのは、庶民が、当たり前に物が買えて普通に暮らせて、年に何回かは旅行にも行けて、若い皆さんが明日の自分の暮らしが5年後10年後の自分の暮らしがよくなる希望が見える。給料上がるのが当たり前というこういう経済政策をとることが日本の経済を元気にする確かな道ではないのか?

ここに日本共産党挑戦していきたいんです。

 私たちはいま、この最低賃金を上げるためには、なによりも中小企業の支援が必要だ、賃上げができるだけの支援を直接行わなきゃいけない。そのために、たまりまくった大企業の内部留保の一部に税金をかけて、この税収を中小企業に回して賃上げができる国になろうということを提案しているんです。

だってみなさん、「金は天下の回り物」っていうじゃありませんか。大企業の中にため込んでため込んでため込んだその内部留保、これをですね、回すためには税金で国に納めてもらってそれを働く皆さんのところに回す。これこそが求められているんじゃないでしょうか。

お金はためていてもお金自体は腐りません。でも、一部の場所にため込みすぎれば経済が腐る!

 お金が正常に回るためにどうかみなさん、大企業から中小企業へ働く皆さんへお金が回る仕組みを私たち日本共産党と一緒に作っていこうではありませんか。どうぞよろしくお願いいたします。

経済政策だけじゃない、気候危機の問題もジェンダー平等も

 わたしたち、日本共産党、経済を大きく成長させるためには、気候危機に対してちゃんと戦略持って対策とっていく。もうエネルギー自給率100%、再生可能エネルギーで実現していくような、そんな戦略も必要だ。
 そして、女性の皆さんが非正規雇用で当たり前とか、出産すればいったん退職するのが当たり前とか、こんな働き方、ジェンダー不平等解決して男性も女性も自分の力大きく伸ばしながら社会の中でほんとにその力、生き生きと発揮できるジェンダー平等の社会も実現していく。それこそが日本が豊かに成長する道だ。

このことを、この参議院選挙の中で呼びかけてまいります。どうぞみなさん、一緒に明日に希望が見える日本、この参議院選挙で実現していこうではありませんか。よろしくお願いし致します。

日本共産党を知ってください

 最後に、みなさん、こうした日本共産党の政策聞いて、政策はいいんだけどね、だけどやっぱり「共産党」っていう名前が気になるんだっていうかたが、いらっしゃるかもしれません。 

 いま、私たちのホームページでも、皆さんの様々な共産党に対する疑問に答える、「はてなリーフ」。これをどなたでも読めるようにしています。是非お読みいただきたいんです。

 このリーフにしたものの表表紙をくるりとひっくり返すと、「共産主義ってなに?」っていうことをとても簡単に紹介をしています。実は、アメリカの若者たちにアンケートを取ると、社会主義と資本主義どっちがいい? このアンケートで、社会主義と答える若者が約6割。資本主義を上回ったというこういう調査があるんです。

 アメリカは大変な格差が問題になっていて、1%の人たちが利益を牛耳っている。99%がその利益を取られてしまっている。この格差と貧困が若者の中で大問題になっています。また、目先の利益の最大化で、気候危機がもたらされている。こんな資本主義社会でいいのかという問いかけも、アメリカだけでなく、日本の中でも沸き起こっているんですね。

 私たち日本共産党も、資本主義が、目先の利益の最大化を競い合って過労死を生んだり、若者たちを非正規で使い捨てたり、そして、異常気象をもたらすような環境破壊、CO2の排出、これが続く、このシステムでいいのか? 

この資本主義がもたらす害悪を決して仕方がないことにはしない。それは解決できるんだ。資本主義乗り越えて誰も犠牲にしない、環境も犠牲にしない。そうしながら経済発展させる道はあるんだと。この立場に立つからこそ、日本共産党。 この透明貫いて頑張りぬいているんです。

 私たちが目指す未来の社会は、自由と民主主義が花開く社会です。それを夢見ているのではなく、100年前、党を作った時から、暗黒の時代から、自由と民主主義を求めて、どんな弾圧の下でも国民主権、侵略戦争反対を貫いた。それが「日本共産党」です。

 どうぞみなさん、日本共産党への疑問がありましたら、どうぞ遠慮なく、お電話でも、メールでも、お近くの日本共産党のお知り合いにも、声をかけていただきたいと思います。

 私たちは対話をひろげにひろげて、私たちのことをほんとに知っていただいて、そしてこの日本の社会が、ほんとに元気に明るく希望が見える道、歩めるように全力で頑張っていく決意です。

どうぞ、来るべき参議院選挙、東京選挙区、山添拓 山添拓とお広げください。
比例代表で日本共産党へ大きなご支援をこころから重ねてお願いしまして、わたくし田村智子からの訴えを終わります。 ありがとうございました。

最後に

いかがでしたか?
このお二人の演説の中に、日本共産党の魅力がぎっしり詰まっていたでしょう?

政治は変えられる。私が、あなたが、一人一人が声を上げることができる。
それはたいそうなことじゃなくてもいいんです。

知り合いに、「日本共産党って国会でうちらの立場に立って質問してるみたいだよ」 って話題にするだけでもいいんです。

このノートをご紹介いただくだけでもいいんです。

私たちに今できること、まずはそれに思いを巡らせて、できそうなことをやってみる。そして、必ず投票に行く。

それだけで政治は変わります。

私たちは微力だが無力ではない。 弁護士の宇都宮けんじ先生の言葉です。

できることから始めていきましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。


なんと、11605文字になってしまいました😝

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