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8月20日 日本共産党田村智子政策委員長の大変重要な記者会見 必見です。#国会を開け #投票倍増委員会

 みなさんこんばんは。
 今回は8月20日の日本共産党田村智子政策委員長の記者会見を皆さんにご紹介します。

 緊急事態宣言の拡大と期間延長が行われ、パラリンピック開催直前の今、それぞれが意味することについて、重要なことを大変わかりやすく話していましたので、文字起こしをしました。

皆さんにも読んでいただき、改めて事態の認識をお願いしたいと思います。

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8月19日の志位委員長の記者会見を受けての内容になります。

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記者会見の動画はこちらです。

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記者会見文字起こし内容

文字起こしした内容です。こちらでさらに学びましょう。

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田村智子議員冒頭の発言

 昨日、志位委員長が、命を守るためにということに特化して緊急の提案を行いまして、かなり皆さんに具体的にお話もされましたので、私からは皆さんの質問にお答えするという会見にと思っていますが、一言だけ、同じ内容で内閣委員会に質問しておりますので、そこでの感想的になんですけど、やはりですね、臨時国会を開くしかないというのが内閣委員会をやってみての率直な私の一番の感想です。

 西村大臣、丸川大臣、河野大臣、この三人の大臣しか呼べないという内閣委員会(しか開かれていない)。菅総理には一切質問ができない。これでですね、この非常時これだけ医療崩壊という状況になっているもとでね、許されるのかということを改めて痛感いたしました。

 私の質問の中では、先見的・先駆的に感染症対策に取り組んでいる墨田区の保健所長さんの発言なども紹介をしたんですけどもね、医療体制作ることにも、検査体制とることにも大変先見的に対策が取られてて、全国で注目を集めているんです。

 その保健所長さんはですね、取材に答えてこうした対策ができているもう一つの要因は、通年的に区議会が開かれていることだという風にお話をされているんです。

 わたくしも改めて隅田区の私たちの(日本共産党の)地区委員会のほうにも確認したんですけれども、ほんとに(区議会が)通年的にやられてるんです。

 これは、コロナの前からだっていうことでもあるんですけれどもね、適宜適切に補正予算もつけることができるし、今何が求められているのかっていうのを本会議だけでなく委員会の中でそれぞれに質疑の中で明らかにして対策をとるってことがやられている。

 やっぱね、これが非常に重要だっていうことを保健所長さん自身も指摘をされているわけですね。

 でね、片や国会がどうかなんですよ。ほんとに今年度予算にコロナ対策がないですからね?

 で、予備費が余っていて、余っているのに足りない施策ばっかりなんですよ。こんなこと、いったい何時までやってるかってことですね。

 改めて、ほんとに臨時国会を一刻も早く開いていただいて、菅総理にも出てきていただいて審議をやる。補正予算つける。このことを改めて求めたいという風に思います。

 もう一点ですね、質問の中で提起をしたことなんですけども、今、感染を抑えていくために検査が非常に重要になっていて、緊急提案の中でも指摘をしています。

 改めて東京都の行政検査を見てみると、この三日間で見てみても、8月16日が2万一千件を超えている。ところが、8月17日は一万七千件件あまり。そして8月18日には一万三千件あまりっていう風に減っていっちゃうんですよ。感染が広がっているのに。

 保健所が相当にひっ迫していて、保健所が判断ができないんですよね。もう、東京都は積極的疫学調査も止めると、入院調整のほうにもう力集中するしかないと判断もされているようなんですけれども、これでは緊急提案の中でもある感染の伝播を止めるということにならないわけです。

 で、医療機関の判断で行政検査がどんどんできるってことを、もっと積極的に発信すべきです。医療機関が判断する、保健所が介在しなくとも行政検査どんどんやってほしいと、やるべきだということをですね強く求めるし、医療機関がもっと行政検査ができる体制も取っていくべきだということも改めてわたくしのほうからも提起をしておきたいという風に思います。

 いま、コロナの予算つけなかったといいましたけれども、その一つは医療機関に対する「発熱外来に対する補助金」っていうものが制度としてないんですよ。ないんです。感染症対策のために導線分けるとか医療機関、診療所が積極的にさまざまに使う補助金っていうのもですね、今ないんですよ。ないんですよ。

 だからちょっと、これが、これがダメなんですよね。そういう予算ちゃんとつけて、もっと検査ができる医療機関を増やすべきですし、感染しないためにちゃんと対策取りながら検査ができるっていう風にね補償すべきです。そして行政検査として、「検査を受ける側の負担のない」そういう検査をですね積極的にやるべきだと。いうことを改めて強く求めたいと思います。
 

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記者からの質問

 今日から宣言の対象地域が拡大されたが、対象地域について適切なのかどうか、拡大の地域について適切なのかどうかとその実効性について、効果を高めるためにどのような施策が必要なのか。

 緊急事態宣言が発令されている東京都をはじめ感染者が減らないわけなんですよね。減らない。非常に新規感染者が増えているので、対象地域を拡大するという判断はさもそうせざるをえないのだという風に思いますけれども、ほんとに有効な手立てになっていないということそのものを直視して、菅政権が「何をするのか」ということを臨時国会の中で私たちは正していきたいんですね。

 昨日も内閣委員会の中で相当強く言いましたけれども「普段会わないひとと会わないでほしい」と言いながら、パラリンピックで国内でボランティアは二万数千人集めるわけですよ。これがほんとうに統一したメッセージになってないんですね。

 学校連携観戦もいいって言ってしまうわけですよ。もう、こういうことをやってたらどんなに緊急事態宣言の対象地域拡大しようともね、政府としてのメッセージになってないです。危機感を示したメッセージになっていないです。そして国民にお願いするだけ。

 まともに補償もしてね、ほんとに人出を抑えるために何が必要かっていうことを様々な業界や専門家の皆さんとも、また国会の中でもまともな議論をやらせてほしいという風に思います。どんな手立てが必要かっていうことを私たちにも議論させてほしいという風に思います。 

対象を全国に拡大したほうがいいという声もありますが

 (緊急事態宣言を)どういう基準で出していくのかっていうのが、確かによくわからない事態になってるんですよね。重症病床の埋まり具合ってのが一つの基準にしているってことのようなんですけれども、私もかなり危機感を持っています。

 全国で相当な感染拡大が今後広がってしまうということを想定した医療体制の確保っていうことをやっていかなければならないと思います。昨日、志位委員長が示した緊急提言っていうのは、なにも今ひっ迫している東京都など首都圏や大都市だけに限定した提案になってないです。
 ほんとに今から臨時の医療施設の構えを、重症病床ひっ迫していないところでも検討しなければ手遅れになる危険性があるという風に思っています。

 そういう問題意識から全国への緊急事態宣言が必要だという指摘がねあるんだと思います。問題意識は私も相当重なるところがあります。

 ただその範囲をどうするかっていうより率直に言えば、「手立てを何をとるか」っていうことになってきてると思うんですよ。先ほども言いましたけども東京に緊急事態宣言が発令されていると思えないような事態になっているのでね。ですから「対象地域をどうするか」っていうより「何をやるか」ということがほんとに問われているんじゃないでしょうかということですよね。問われていると。

 ちょっと今ね、緊急事態宣言の基準についての見直しってことが報道されてますよね。もっとね、局面が変わったときに言うんだったらまだわかるんですよ。ワクチン接種が相当に広がっていてとかね。医療ひっ迫の状況もなくなってとか、そういう状況の下で今後様々な基準をどう考えるかっていうことを議論する提起が出てくるのなら解るんですけれども、違いますよね?

 ほんとにどんどんひっ迫していって、救える命が救えない事態が深刻になる下でなんでこんな議論が政府の中からそんな声が起きるのかっていうことを私は驚きを感じますね。 驚きを感じます。

 深刻な事態なのに、「緊急事態宣言解除っていう展望」が無くなっちゃっているから、無理やり数字のマジックで緊急事態宣言を解除していいんだっていう風にしてしまう。新規感染者数ってことを見ないでそうしてしまうといわんばかりの検討で、ちょっとあり得ない問題を議論しているなということを、ちょっとご質問とは違うんですけど合わせて指摘しておきたいと思います。

昨日緊急提案を政府に手渡した件について

 特に、パラリンピックのところで、ほんとになんも検討してないんですね。五輪の時とは違う状況だと委員会の中でも西村大臣は言うわけですね。桁違いの感染状況というわけですよね。

 ところが五輪の時と同じような立場で、安全・安心でパラリンピックをやると言ってしまうわけですよ。ちょっとねぇ 思考停止ですね。オリンピックとパラリンピックについての思考停止。まさに、パラレルワールドになってるなっていうことを痛感いたしました。

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私たちにできること それは 投票

 いかがですか、この政府のもとで生活していることについて私は言いようもない危機感を改めて感じました。

 私たちにできること、それは一人一人が選挙で必ず投票することです。そして投票するひとを増やすために呼びかけあうことです。

コペアヤ先生のこちらの記事もぜひご覧ください。

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 この8年間何が行われてきたのか常に振り返る必要があります。そして起きたことに対する国民の疑問に何一つ答えていない、振り返りも反省も何もできない政権であることを改めて学びなおしましょう。

#パンケーキを毒見する  は短時間に分かりやすくそのことを学べます。感染拡大の煽りで映画館に行くに行けない方は関連動画を張っておきますのでそちらを視聴してみてください。

 そして、これは私の希望ですが、#パンケーキを毒見する を有料web配信してほしいと思います。特に、総選挙前に多くの人がこの映画を観て学んでほしい。観たいのに観れない人は相当するいると思いますし、私ももう一度見て学びたいと思います。皆さんもlいかがでしょうか?


最後までお読みいただきありがとうございました。



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