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市民と野党の共闘 今を振り返る

みなさん こんにちは

 昨日のノートでは、「残念だけどがっかりはしていない」という内容の投稿をしました。

今日はその理由含めて思うことをお伝えしようと思います。

 衆議院選挙の結果にめちゃくちゃ落ち込んでる人少なくないと思います。もちろん私も、えーーっ!?でした。

 そんな中、せやろがいおじさんが素晴らしい動画をアップしてくださり、視聴して元気をいただきました。
よろしかったら皆さんも是非ごらんください。


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 今回の選挙、本当にたくさんの方たちが頑張って野党共闘や日本共産党の魅力を広く発信していただきました。一緒に声を上げてくださった皆さん、本当におつかれさまでした。
結果は・・・・皆さんいろいろ複雑な事と思います。

 なお、今回は市民と野党の共闘について振り返りますが、投票率の低迷については別の機会に取り上げたいと思います。今回の振り返りが投票率にも影響があると考えたからです。

 細かい分析は各政党や専門の方におまかせしたいと思いますが、わたしは「今回の結果から野党共闘の到達点をどう見るか」に絞ってお話したいと思います。

志位委員長の記者会見を視聴しました。

この記者会見の元になっている日本共産党の総括がこちらです。

総選挙の結果について
2021年11月1日 日本共産党中央委員会常任幹部会

 こちらを視聴して私が感じていたことと、志位委員長が記者会見で述べられたことがほぼ一致していたなぁと感じました。

 この志位委員長の記者会見を視聴する上で注意が必要なことがあります。
志位委員長は日本共産党としての振り返りと、野党共闘の立場の振り返りを分けて語っていますが、記者さんの質問との関係で混乱する部分があります。

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野党共闘の振り返り


✅野党共闘の取り組みは間違いなく一定の成果があった
 (幅広く多彩な行動が広がった)
✅全国62の選挙区で野党一本化を図った候補の勝利
 (沖縄1区赤嶺さんの勝利、東京8区吉田さんの勝利など)
✅自民党幹部の落選

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市民連合と野党共闘の経過


✅市民連合が野党に共通政策を申し入れた 2月

✅市民連合が「衆議院総選挙における立憲野党共通政策の提言」を野党5党2会派に申し入れ 6月

✅市民と野党の共通政策を発表した9月8日

✅日本共産党と立憲民主党が政権協力で合意した9月30日

✅衆議院選挙 10月31日

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市民連合声明

 10月31日に行われた衆議院議員総選挙は、自由民主党は議席を減らしたものの単独過半数を維持し、自民党と立憲民主党の減少分を日本維新の会が吸収するという結果に終わった。

 市民連合は、立憲野党に「市民と野党の共闘」、「野党共闘体制の確立」を求めて取り組んできた。立憲野党は289の小選挙区の4分の3で候補者を一本化し、一騎打ちの構図を作った。各地で野党候補の勝利のために奮闘した市民の方々には深い敬意と感謝を表明したい。多くの選挙区で野党候補が僅差の敗北を喫したことは極めて残念である。接戦の選挙区が多かったことは、野党と市民の協力に一定の効果があったことを意味していると思われる。しかし、野党と市民連合の政策が、今の政治に様々な疑問を感じている無党派層の理解や共感を得られなかったことを、反省しなければならない。

 この選挙の反省をもとに、日常的な政策実現の取り組みと合わせて、来年の参議院選挙を戦う体制を再構築しなければならない。市民連合としては、今後とも自民党に代わる選択肢を創出するよう、努力を続けていきたい。

2021年11月1日
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合

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日本共産党としての振り返り(重複あり)


✅日本共産党の場合は党の力不足から比例得票を減らし議席12→9に減らした
✅市民と野党の共通政策が発表された
✅日本共産党と立憲民主党で政権合意を行った
✅野党220の選挙区で候補者の一本化に取り組んだ
✅気候危機を打開する日本共産党の2030戦略(2021.9.1)

✅コロナ危機を乗り越え、暮らしに安心と希望を――日本共産党の新経済提言(2021.9.22)

✅ジェンダー平等の日本へ いまこそ政治の転換を(2021.10.1)

✅2021総選挙政策

✅総選挙の結果について

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「31選挙区は1万票差以内で競り負け」11/1 21時 東京新聞

 こちらの記事にある通り、野党共闘は決して力が遠く及ばなかったわけではありません。もうちょっとのところで競り負けた。しかも維新に票が流れてしまったことは事実として受け止める必要はありそうです。

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wild_yuzuなりの考え

以降は私なりの考えというか思うことです。

私は、日本共産党の「総選挙の結果について」で言っていることに賛同します。

✅市民と野党の共通政策を発表して1か月半、日本共産党と立憲民主党の政権協力合意を発表して1か月での選挙だった
✅上記期間では幅広い有権者に野党共闘と政権交代の魅力と現実味を伝えることができなかった。
✅野党共闘と共通政策を掲げ候補者の一本化を全国展開させたとりくみの第一歩だった。
✅野党共闘が見える演説や集会では私含め皆さんも元気が出たと思う。そういう機会をバンバン増やしていこう。
野党共闘の意義と目的は間違っていない。今後も継続して取り組むべき政策。
来年参議院選挙が野党共闘2回目の国政選挙。そこに向けて市民と野党の共闘をどのように強化していくかが課題。
今後の地方選挙、国会、地方議会でや市民と野党共闘を本格的に進め日常的に野党共闘の姿を見せていく取り組みが必須。


 上記の視点に立った時に、私は立憲民主党の枝野さんと福山さんの退任問題には賛成しません。
市民と野党共闘が本格的に始動したばかりで、まだほとんどの有権者に広がっていないのが現状です。(だから維新に流れてると思ってます)

できれば引き続き野党共闘を推進していってほしいなぁと思います。

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 今年の1月に私が懸念していた通りの結果になってしまったことはとても残念ですが、これも世の中の流れ。らせん状に世の中は進むということですね。めげずに、たくましく、希望をもって市民と野党の共闘を進めていくことができるように頑張りたいと思います!


かなりとっ散らかった感でいっぱいですがすみません。

最後までお読みいただきありがとうございました。




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