#重要土地規制法案を廃案に　～知らないうちにあなたが政府の監視対象にならないように～

みなさんこんにちは。

　今日は、衆院内閣委員会において「国家安全保障上重要な土地等に係る取引等の規制等に関する法律案」が採決されました。😡

　審議時間はたった12時間で、国民の権利を剥奪するかもしれない法案を採決してしまったのです。

　この法案をまだよく知らないと言う方はこちらをご確認ください。

　そして、なにかしら行動を起こしたい、各政党にＦＡＸを送って抗議したいと言う方はこちらからどうぞ。私がＦＡＸを送った「お願い記事」ですが、その中に入管法のお願いで使った各種ＦＡＸ番号がわかるリンクが張ってあります。

日本共産党塩川鉄也議員の反対討論

　日本共産党　塩川議員の反対討論が大変素晴らしく、今後の取り組みに大きな影響を及ぼす予感がする討論でした。

その動画を pal@lolpallolpal さんが字幕付き動画をアップしてくださいました。

今日の #重要土地利用規制法案 での
塩川議員の反対討論が泣けるほど素晴らしかったので取り急ぎ。

◇20210528衆議院内閣委員会#塩川鉄也 議員#国会中継ハイライト#国会中継#重要土地調査規制法案を廃案に pic.twitter.com/PUkN7oHx9W

— pal🚩🪣見返りは民主主義𓃠𓅰𓅓 (@lolpallolpal) May 28, 2021

以下、この字幕から起こした文章です。

2021.05.28　衆院 内閣委員会 日本共産党　塩川鉄也議員　反対討論

　憲法と国民の権利に関わる重大法案を参考人質疑や連合審査も行わず、
わずか12時間で質疑を打ち切り、採決を強行するなど断じて認められません。強く抗議をするものであります。

反対理由の第一

　反対理由の第一は基地周辺住民の権利と尊厳を踏みにじることです。
本法案は全国の米軍自衛隊基地周辺や国境離島で暮らす住民を監視の対象にし、土地建物の利用を規制し、応じなければ処罰するというものです。

　基地あるが故の被害に、日常的に苦しめられている住民、とりわけ米軍占領下の土地強奪で基地周辺での生活を余儀なくされた沖縄県民を、政府による監視と処罰の対象にするなど断じて容認できません。

　政府は基地被害の根絶こそ取り組むべきであり、住民を監視の対象にする法案を押し通すなどもってのほかと言わなければなりません。

重大なことは法案の核心部分をすべて政府に白紙委任していることです。

　どこでどのような調査をするのか、いかなる行為を機能阻害行為とするかは政府の判断次第であり、憲法が保障する思想信条の自由を侵害する危険は重大です。

反対理由の第二

　第二は、法案の必要性すなわち立法事実事態が存在しないことです。

　政府は法整備の根拠として北海道千歳市や長崎県対馬市の自衛隊基地周辺の土地を外国資本が購入し全国の自治体から意見があがっていることをあげてきました。しかし、意見書は16件にとどまりそこに両市は含まれていないことが明らかになりました。

　2013年以降、2度にわたり全国約650米軍自衛隊基地の隣接地を調査し、運用に支障が生じるような事態は確認されていないと答弁してきたのは政府自身です。

　まるで立法事実を探すためのような法案を押し通せば国会の見識が問われます。

反対理由の第三

　第三は、民間の経済活動に与える影響です。
政府は区域内の土地建物が敬遠され土地取引価格の下落を招く可能性があることを認めました。ところがその一方で、政府として補償は予定してないと答弁したのであります。

　機能阻害行為とは全く無縁の国民が、経済的不利益を被ることなど到底認められません。

　戦前、要塞地帯法や治安維持法、軍機保護法など、一連の治安立法を制定し、国民の自由を奪い戦争へと駆り立てていった歴史の教訓を思い起こし、本法案は廃案にすべきです。

　修正案についても、以上の問題点を解消するものではなく反対であることを申し述べ討論を終わります。

廃案に向けた取り組みを大きくしよう

　いかがでしょうか。私はこの反対討論を聞いて、強い憤りとともに、私たちが廃案を求める取り組みの重要性と必要性を強く感じました。

　本日、この採決を行ったと言う事実は今の国会は「国民の人権に関心がない」そのように宣言しているように思えました。国民のくらしや権利を守ろうという意識が法案に賛成した議員には存在していないのだと感じました。

　それは、この一年のコロナ禍をめぐる命を軽視した政策や、そのなかで東京オリンピックを強行しようとする態度と共通だと私は思います。

　参議院の審議に向け、世論の声を大きくしていきましょう。
そして各団体やマスコミが無視できない状況をつくりたい。
必ずこの法案を廃案にするために、あなたもこの問題を拡げる行動をお願いします。

#重要土地規制法案を廃案に
#重要土地規制法案に反対します
#重要土地規制法案に抗議します 。

など、ハッシュタグをつけてツイートをお願いします。

私たちの命やくらし、健康を真剣に守ろうとしているのはだれか。

　そして、この一年間で自公政権では私たちの命や暮らしが守られないことが本当に明らかになってきました。

政権交代が必要です。　野党連合政権を私たちがつくる気持ちにならなければ変わりません。

　そのために、まずは、東京都議選で立憲野党の議員を増やしましょう。
tweetでもいいですし、演説動画を視聴することでもいい、コロナに気をつけながら可能なら演説を聴きに行くのもよいと思います。立憲野党の議員さんを応援しましょう。

　そして衆議院選挙があります。こちらも国会に立憲野党の議席を増やしましょう。国会質問もたくさんできます。すべての委員会に立憲野党議員が所属すれば私たちの声を直接届けてくれます。

本当に目指したい目標は政権交代

でも、私たちが本当に目指したいのは「政権交代」です。

　これまで行われてきた嘘やごまかし、改竄により、のり弁の開示資料だったものを調査し直すことができます。
　赤木さんが命を落とさなければならなかったほんとうの真実、出入国管理局で今も起きていること、すべて明らかにしたい。そして、「二度と同じ過ちを繰り返さない仕組みを作る。」

それが、私たちが次の世代に残す、目指すべき未来ではないでしょうか。

最後はすっかり熱くなってしまいました。😝

ご賛同いただける皆さん、ぜひご一緒に、すべての人が大切にされる日本をつくりましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。