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田園都市日記 鴨の子すくすく(2024/7/3) 

横浜青葉の寺家ふるさと村では夏真っ盛り。
子育て中のカルガモたちに出会えることもあります。

田んぼはカルガモの雛にとっては絶好の餌場です。
曇りの朝には元気な雛たちに出会えることも。

左から右の田んぼへ1羽目の雛が移ろうと畦へでてきました

この日は5羽の雛を連れた親鳥1羽が田んぼを移ろうと畔にでてきたところに遭遇。

1羽目がよちよちと畔を乗り越えていきます
次に親鳥と2羽目の雛が畔へ
2羽目の雛が畔を下り、3羽目の雛が姿を現しました

親鳥に見守られながら3羽の雛たちが無事畔を渡り終えました。
親鳥は残る2羽の雛にいつものグワグワでなくクーンクーンという鳴き声で催促しますが、一向に現れず。とうとう親鳥は2羽を探しに左の田んぼに戻ってしまいました。

その後、6羽は無事に合流できたのでしょうか?

ただいま、ツバメたちは歯科医院の駐車場の天井で子育て中。
我が家の山鳩の巣は残念ながら空き家ですが、時々状況を見に来ているのでいずれ戻ってくるといいな。
そういえばカササギの警戒鳴き声を今年はあまり聞いていない…
近くの公園に巣をつくらなかったのかな?今度見に行こう。

新紙幣の渋沢栄一がロンドンのガーデンシティに習い田園都市開発構想を手掛け、五島慶太などの参画を得て田園調布を開発。
その後、東急による横浜の丘陵地帯の都市開発につながりました。

小鳥の歌をBGMに、庭に草花の生い茂る住宅街、里山の緑のトンネルを抜けて、谷戸の田んぼで鷺や鴨たちに出会う。
街の一日はこうして始まりますが、ここに住んでよかったと思う瞬間です。
日々、こんな風に思える効果はすごいと我ながら感心せずにはいられません。
しばらくは新一万円札を見るたびに先人に感謝することになりそうです。

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