米政府閉鎖回避でビットコイン上昇か！？
閉鎖が懸念された米連邦政府は9月30日、米議会上下両院がつなぎ予算を可決し、ジョー・バイデン（Joe Biden）大統領が署名し、成立したため、閉鎖は回避された。なお、つなぎ予算は11月17日までの暫定である。
米国では10月1日から始まる新会計年度の予算を巡り、下院の共和党内での対立、下院での9月29日のつなぎ予算の否決により、10月1日から米政府の閉鎖が懸念されていた。
共和党下院議長ケビン・マッカーシー（Kevin McCarthy）氏は、大幅な歳出カット、ウクライナ支援、国境警備の強化を盛り込まない民主党が賛成しやすいつなぎ予算を提出した。
今後は、つなぎ予算の間に、本予算案の成立を目指す。
なお、米証券取引委員会（U.S. Securities and Exchange Commission：SEC）委員長ゲイリー・ゲンスラー（Gary Gensler）氏は米政府が閉鎖される可能性を考慮して、9月末にビットコイン現物ETF、イーサリアム現物ETF、イーサリアム先物ETFの承認または延期の決定を早めて実施した。
ビットコインは米政府閉鎖危機の回避のニュースと、さらに米連邦準備制度理事会（Federal Reserve Board：FRB）議長ジェローム・パウエル（Jerome Powell）氏の金融緩和を示唆する発言を受け2万8000ドル近辺まで上昇した。現在の価格は○○ドルである。
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