ゲリラ豪雨

国立の友人たちと谷保駅近くのお宅に集まっての暑気払い。各々の個人的な近況報告からはじまり、ホスピスの話、富士見町のマンション解体事件やら南武線高架問題やら、いつもながら話題は尽きない。
9時前、友人ちのわんちゃんが何か落ち着かなくなったと思ったら、光る、光る、雷鳴と稲妻が恐ろしいほど…。土砂降りになる前に帰った方がいいと、私たちは食べっぱなしのまま、片付けもしないで立ち上がり、友人の車に乗り込んだ。まず私が谷保駅の踏切で下り、駅の階段まで全力疾走。予想通り、ものすごい勢いのゲリラ豪雨だ。30メートルほどの間にびしょ濡れになった。
駅構内には、外に出られず立ちすくむ人たちや、私と同じくらい髪の毛を濡らした人たちがいたが、あら不思議。次の駅から乗ってくる人たちは誰も濡れていないし、傘も持っていない。空は定期的にピカッピカッと光っているのに、降った後なのか、これから降るのか…。
私が下りた喜多見駅は、地面が濡れていた。すでにゲリラ豪雨は去った後のようだ。助かった~、ところが、世田ヶ谷通りを越した辺りから、木々も道もまったく濡れていない、乾いたままなのに気付いた。わが家の庭用サンダルにも水滴ひとつ溜まってない。あら、この辺りは降らなかった? これから? 空は定期的に光っているが…。
こういう雨の降り方は、まさに熱帯地方だ。これからはどの時間帯の外出でも、必ず折りたたみ傘を持ち歩くことにしよう。

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