自立シャモジ

アイリスオーヤマのパックご飯から、米粒がくっつかない、自力で立つシャモジ、さらにアイリス家電のデザイン性と機能性の話題で盛り上がった。例のグループLINEでの会話。
私自身は、まずパックご飯の話題についていけなかった。サトウのごはんは過去に何回か購入したことはあるものの、年寄りのひとり暮らしには向いてない。だから、そのおいしさとか利便性については語れない。フーンと言うしかない。
加えて、アイリスの電気釜とかシャモジについても、私はまったく無知だ。引退したおじいさんたちが、アイリスオーヤマに対する熱いメッセージを交わすのが面白かった。グッドデザイン賞も受賞したというこの自立シャモジは、当たり前のように彼らの台所にあるらしい。
「いまどき、木製とか竹製のシャモジは使わないのですか」と、2つ年上の女性が問いかける。私自身、いまや木製のシャモジは炒め物やチャーハン専用になっているけれど、新しい家電やキッチン周りの道具は、使いこなせていない。例えば、ピーラーだって、いまだに便利とは思えないから、もらったまま使わず、捨てたくらい…。人参だってジャガイモだって、皮は小ぶりの軽い包丁でこそげ落とした方がどんなにラクで早いか…。
大体同じ歳の男たちが家電やキッチン用具の話をしているのは、いい意味で笑ってしまうではないか。何にしても時代は変化している。

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