暑気払いの予定
これから先の7月は、暑気払いのお誘いがゾクゾクだ。「会えるときに会っておこう」精神が我ら世代の共通認識、どのグループも会うのはできるだけ近場で…、というのも共通している。
狛江在住の高齢マダムたちはみんな足腰に不具合を抱えていて、駅周辺までしか自力で動けないと言うから、前回から、狛江駅隣接の高架下の居酒屋で会うようになった。昼も夜もザワザワと庶民的な店で、おばあさんたちが大きな声で笑い合っても、もっと賑やかな若者グループや、憂さを晴らすサラリーマンたちに隠れて誰も振り向かない。握りあり、魚介あり、やきとりあり、なんでもありの居酒屋が一番体質に合っている。
私自身、都心の人気のおしゃれレストランで、コース料理をという集いにはもうあまり行きたくない。行列ができるような話題の店にも興味はない。
この年齢になると、特に、電車に乗らずに帰ることができる飲み屋がラクでいいのだ。
今年の夏、狛江の花火大会は開催しないらしい。友人たちと集まる口実がひとつ減ったと思っていたら、隅田川の花火を観るのに最適なマンションの一部屋を所有している狛江マダムのひとりが、「今年は一緒に隅田川の花火を観ようよ」と盛んに誘う。でも、誰もその提案に乗らない。ちょっと遠いなあ。隅田川の花火はテレビで観るに限る…かも。
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