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他人の目を気にしなくなったパート5 余命宣告2ヶ月を受けて

一時帰宅するところまでが前回です。

ここで本日午前3時ごろ、僕の3クール目に入る頃に移植をした方がお亡くなりになりました。と
その方の携帯履歴から親族よりご連絡を頂戴しました。


お悔やみ申し上げます。


この方について触れさせてください。


病院食は1日3回。


午前中は、血液検査で採血が毎日ありました。

他にも病室でレントゲンを撮影する。
または
レントゲンやMRIの撮影に行く。


回診がある。


部屋のお掃除をしてくれる。

寝起きの歯磨きと朝食後の歯磨き。

食後は毎回と寝起き、寝る前は歯磨きをしたかどうかを看護師の方に報告することになっていた。


意外にも午前中はやることが詰まっている。


そんな中だが、この方は朝食後に空き時間があれば


ナースステーションの前を歩き、体を動かすこと。
食堂で新聞や雑誌を読みながらコーヒーを飲むこと。


毎回お裾分けのようにお菓子を分けてくれようとする素敵な40代の女性だった。


活動的で人に対しても優しい方。


記憶が確かなら臍帯血(さいたいけつ)移植とよばれるへその緒を使用した移植だったと思う。


移植後も順調に回復して、明るく病室に挨拶まわりをして退院していった。



退院後は2年後に一度病院で見かけたがそこからは会っていなかった。



退院後にあの戦いをくぐり抜けた戦友達との連絡というのは、意外と連絡をしずらい気持ちがある。


なぜなら、僕は「今、健康で元気。仕事もプライベートも充実している。家庭も持てた。」
でも他の人が「健康で元気とは限らない」


そんな中での連絡。



しかし、この機会だからこそ連絡するべきだ。
そう考えている中で「お知り合いの方にもお知らせください」という連絡を頂いたので僕で止めるのではなく


次に繋げることにしました。


本日は以上にします。



前回の続きは後日



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