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微笑みも涙も宝物だ

みなみちゃんが卒業発表をしたあの日から、あと何ヶ月、あと何回、とカウントダウンを続けて来ました。

最後の紅白、最後のらじらー、最後のお誕生日。
いくつもの『最後』を迎えるにつれて、寂しさも増していきました。
そして今日。最後のライブ、最後の日が来てしまいました。

朝から気持ちがフワフワしていて、本当に今日でいなくなっちゃうのかな?とか、明日からいないなんて考えられないなぁ。とか、そんな事を考えて過ごしていました。


会場が暗転して、OVERTUREがかかって。
いつも通りなはずなのに全てが違って。

真っ白な会場、みなみちゃんだけのOVERTUREのVTRを見て、今日が最後なんだと、やっと本当の本当に実感しました。

みなみちゃんセンターのぐるぐるカーテンから始まった星野みなみラストライブは本当に最高のライブでした。

ぐるぐるカーテンに始まり、あらかじめ語られるロマンスで終わる、みなみちゃんらしさがいっぱいのセットリストで、名前から天才的にかわいい「みなみちゃんクイズ」でみんなと盛り上がったり、メンバーみんなに感謝されていたり。
みなみちゃんの今までがぎゅっと詰まったライブで、みなみちゃんを応援してきた1人として、こんな素敵なライブで卒業してくれて良かったと心から思いました。


卒業が決まってからも、今回のライブでも、何度もみんなともっと一緒にいたいと話をしていました。本当なら、もう少し長くメンバーと乃木坂46での時間を過ごせているはずでした。私には何もできなかったけれど、その時間を守ってあげたかったと、強く思いました。


齋藤飛鳥さん、星野みなみさんの2人を推しメンとして応援してきた私は、「制服を脱いでサヨナラを…」ではとても心が締め付けられました。


約2年半前
「みなみがいなくなったら無理かも」
「飛鳥がいなくなったら無理だと思う」
そんな風にお互い言い合っていたことがありました。
だから、飛鳥さんの「もうちょっと2人で頑張ると思った」という言葉は本心だと思うし、決して飛鳥さんだけがそう思っていたのではなく、みなみちゃんもそのつもりでいたんだと私は思っています。

「もう一個くらいあしゅみなで何かやると思った」
という言葉も、相手がみなみちゃんだからこそ飛鳥さんが素直に言えた言葉だと思います。

飛鳥さんより先にみなみちゃんがグループを去ることになり、あしゅみなでの楽曲は1曲のままになってしまったけれど、2人はファンの勝手な妄想だけではなく、ちゃんと特別な2人だったんだと実感して、嬉しさと寂しさで涙が溢れて仕方なかったです。
深いところをあまり人に見せない所や、泣いている姿を隠す所。悩んでいるメンバーに声をかけるか、かけないか、その人の性格を考えて判断する所。
普段は正反対のようで、どこか似ている2人が私は本当に大好きです。2人して涙を流し、そんな姿を見られないよう、客席に背中を向けて終わった「制服を脱いでサヨナラを…」。
あのぴったりくっついた背中を私は忘れません。




メンバーがメッセージを贈る度に、みなみちゃんの「優しいエピソード」が出てきて、本当に素敵な人を応援できたんだと、誇りに思いました。

みなみちゃんは北野日奈子さんが言っていた通り、可愛いだけでなく、大きな優しさと見た目からは想像がつかないような強さも持っていると思います。

初めてお客さんを前にステージに立ったあの日。13歳、中学2年生でグループの最前列に立ち、自分達のファンではない人を目の前にする。その恐怖とプレッシャーは凄まじかったと思います。
そんな中でも、みなみちゃんは中心で震える少女の背中をポンと叩き、勇気を与え、支えになっていました。

星野みなみさんは最初から最後まで、強くて優しい最強のお姉ちゃんでした。

「どうしてそんなに優しいの」
「どうしてそんなにいい子なの」

と、いくら言われても

「みんなが優しいから」
「みんなのことが好きだから」

と、少しも驕らずにメンバーへの感謝を伝える姿は、私の大好きな星野みなみさんそのものでした。

みなみちゃん、アイドルになってくれて本当にありがとう。

最高にかわいいラストライブをありがとう。


公式からもファンからもかわいいの天才と呼ばれるみなみちゃん。そんなアイドルは、今までもこれからも、たった1人だと思います。
天性のアイドル星野みなみを応援し、最後まで見届けられたことが誇らしくて仕方ないです。

10年間楽しかった、悔いなく卒業できる
そう言ってくれて、安心しました。何度も言いますが、みなみちゃんを応援できて本当に良かったです。

10年間という長い時間、全てを乃木坂46に捧げてくれてありがとう。たくさんの思い出とたくさんの愛をありがとう。
いつも周りを見て、意識的になのか無意識なのか優しさを与え続けてきたみなみちゃん。
これからは自分の幸せを1番に考えて、大好きな家族と、お友達と、楽しく過ごしてください。
どんな生活を送るのか全くわからないけれど、どうか、幸せになってください。



これからの長い人生、迷いそうになったら空が教えてくれる。

悲しみに出会ったら、声を上げて泣いてもいい。

色々失敗したり上手くいかないときには角度を変えてみればいい。

それをみなみちゃんは知っているはずです。

だから、きっと君なら大丈夫

卒業おめでとうございます。ずっと大好きです。

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