#24 イチロー選手に向けての手紙のようなもの

イチロー選手が引退すると聞いた。
信じられない。マジか。驚きではなくてショック意外にない。だって50までやるっていっていたから。

終わりが来ることをどうしても受け入れたくなかった。


僕はずっとイチローに憧れてきた。尊敬する人の一番手はやっぱりイチローだった。

同じ外野を守っていたから、投げ方特にフォロースルは、参考にしていたし、真似していた。

右手からボールが放たれた刹那、左手のグローブを上に突き上げるフォロースルを、

とにかく美しかったと思う。

髪型も実は少し意識していた。僕は自分で言うのもなんだか骨格がよく似ているらしい。
それを知っているような人からイチローみたいだと言われることが誇らしかった。


プレーをみれなくなるのが残念でならない。本当にいつでも見れると思っていて、ついにその時はなかったのがとても悔やまれる。

イチローは思うに、僕の期待を裏切らなかった。
シーズン最多安打、そしてWBC決勝でのあの伝説のタイムリーヒット。

僕ではない。国民皆の期待だ。

失敗したときなどは僕はあなたの言葉を思い出す。

準備とは、言い訳を排除すること

言い訳が浮かびそうになったとき、ちゃんと準備したのかって言われてるようで、背筋を正すことができる。

引退会見でおっしゃっていたこと、僕はずっと心に留めてこれからも生きていきたいと思う。

目標設定について



あくまで測りは自分の中にある。それで自分なりにその測りを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。

「自分のものさし」っていうもの、僕は測ることができずにいる。上を見すぎて、できない自分を攻めて、結局なんだかうまく行ってないなー。

でも結局は、今日の自分に勝つことなんですよね?
それを伝えたいんですよね?

僕は自分の道とか、いろんなものに揺さぶられて僕は右往左往しているんだけど、ホントに自分を持っていきなければと思うんです。

成功の定義について

成功かどうかってよくわからないですよね。じゃあどこから成功で、そうじゃないのかって、まったく僕には判断できない。だから成功という言葉は嫌いなんですけど。


 メジャーリーグに挑戦するということは、大変な勇気だと思うんですけど、でも成功、ここではあえて成功と表現しますけど、成功すると思うからやってみたい。それができないと思うから行かないという判断基準では、後悔をうむだろうなと思います。できると思うから挑戦するのではなくて、やりたいと思えば挑戦すればいい。その時にどんな結果が出ようとも後悔はないと思うんですよね。

僕はどこがで間違いのない答えを探していたんだと思う。これやれば正解だよねというもの。

でも正解探しって、ホントに何が正解か分からないから、何を信じていいか分からなくて結局右往左往してしまっています。

ホントにやりたいって言う自分の気持ちを大事にして見ること、そこから生まれたものが一生続けられるものだと思うんです。


イチロー選手でなくなること。今度はイチローさん?鈴木一朗さん?

もう何でもいいです。だけれどずっと僕は現場で発信してほしい。ずっと野球選手でなくなるかもしれないけれど、気持ちはプレイヤーのままでいてほしい。

それがイチロー選手だから。

これからもイチロー選手のこれまでのプレイや言葉を胸に生きていこうと思います。

本当にありがとうございました!

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