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コロナ感染とホテル療養問題

何を隠そう、新型コロナに感染しました。
もうホテル療養も終わり、幸い嗅覚味覚障害も出ていないのですが、今後ホテル療養になる人のためにも一連の流れとホテル療養で役立った物々を書いておきます。
もしホテル療養することになってしまった方はご参考ください。
(情報は2022年1月17日現在)


症状発症からホテル療養開始まで

私の場合、朝起きてみて「何かおかしい」と思い、熱を測ってみたら38.8℃あったのが症状発症でした。
コロナワクチン(モデルナ)も2021年7-8月に接種済み、インフルエンザ予防接種も12月に接種済みで、部屋にあったバナナを嗅いでみたところ普通に匂いがするからコロナじゃなくて風邪でも引いたのかなーくらいに思いましたが、速攻会社に連絡、また近所の医院の発熱外来を予約しました。

昼前に医院に行ったところで抗原検査を受け、陽性反応がでました。最近の新規感染者数増加を受けて抗原検査で陽性だとPCR検査は行わない(抗原検査陰性でも症状が怪しければPCR検査を行う)方針になっていたため、抗原検査のみで解熱剤と咳止めを処方され、電話番号を確認されて受診は終了でした(PCRしてないので結局オミクロンかわからず)。
薬は近くの薬局に行くよう指示されたものの、事前に医院から電話連絡が行っており屋外で10分くらい待たされてそこで手渡しでした。寒かった…

その時点での症状は熱が38.5℃近く引き続きあるものの喉の痛みや咳はほぼありませんでした。

その後自宅待機、医院受診から2時間後くらいに保健所から聞き取りの電話がありました(感染者数が急増しているため現在はこの電話まで数日かかることもあるそうです)
「現在の症状」「症状発症日から前2日でマスクなし半径1m以内で15分以上会話した人(=濃厚接触者)」「直近2週間の会食記録」を聞かれ、濃厚接触者に連絡すると共に氏名・住所・連絡先を集めておくようにと指示されました。また、翌日からホテル療養になるので療養先が後ほど東京都から連絡が来ること、東京都のホームページ上にホテル療養上の注意が書いてあるので読んでおくように言われました。

その日の夜21時ごろに東京都から連絡があり療養先は品川プリンスホテルイーストタワーと言われました。(品プリと聞いて期待しましたが、実際はめちゃ古い建物で部屋も狭く眺望悪く日当たり皆無でした…)

翌日、10時ごろ保健所から連絡があり、13時に迎えの車が来るので準備をして待っているように言われました。
13時に迎えに来たのはレンタカーナンバーのステップワゴン、運転席と後部座席にビニールの敷居がしてあり、途中でもう一人乗ってきて14時過ぎにホテルにつき入り口でルームキー・パルスオキシメーター(指先で血中酸素濃度測る機械)・書類を受け取って部屋に入り、ホテル療養が始まりました。


ホテル療養中の1日の流れ

06:50
ホテルの館内放送が流れ、07:00までにオンラインのシステム上で体温や血中酸素濃度や問診結果を登録するように言われます。大体この放送で起こされます。07:00に再度放送で、オンラインシステム上に健康状態登録をするように言われます。

07:30ごろ
看護師さんから部屋に電話がかかってきます。健康状態登録で体調不良と申請していると早めに電話がかかってきて、体調良好だとお昼ごろかかってくる感じでした。
体調不良の場合、喉痛の場合はトローチ、咳が出る場合は市販の咳止め薬をもらえます。私の場合途中から喉が痛くなったのですが、うがい薬はもらえませんでした。

08:00
1階に朝ご飯弁当を取りに来るように放送が入ります。品川プリンスホテルイーストタワーではご飯は決まった時間に各自取りに行く方式でした。その時間帯は1階にスタッフが誰もいなくなっており、監視用のペッパー君が見守る中マスクをつけた感染者がぞろぞろ列を作る様子はかなりディストピアでした。09:00に館内放送が入り、朝食の時間が終了したのでこれ以降は1階に降りてこないように言われます。
ちなみに1階と各階に電子レンジが設置してあり、弁当の温めができました。ペットボトル水やアメニティ(シャンプーや歯ブラシ)も1階においてあり、弁当回収の時に合わせて回収できます。

12:00
1階に昼飯を取りに来るように放送が入ります。昼飯と晩飯の時はエレベーターが相当混雑するので、降りてくるエレベーターに乗れなかったり、部屋に戻るエレベーターに乗るのに5分くらい待ったりします。13:00に館内放送が入り、朝食の時間が終了したのでこれ以降は1階に降りてこないように言われます。

15:50
ホテルの館内放送が流れ、16:00までにオンラインのシステム上で体温や血中酸素濃度や問診結果を登録するように言われます。基本的には健康状態登録は7時と16時の2回ですが、体調不良だと看護師さんに20時にも健康状態登録をするように指示される場合もあります。16:00に再度放送で、オンラインシステム上に健康状態登録をするように言われます。

18:00
1階に晩飯を取りに来るように放送が入ります。19:00に館内放送が入り、朝食の時間が終了したのでこれ以降は1階に降りてこないように言われます。ちなみに朝飯昼飯の時はお茶紙パックですが晩飯の時は野菜ジュースが出ます(お茶も野菜ジュースも常時おいてはありますが、朝飯昼飯時にはお茶、晩飯時には野菜ジュースを1本持っていくように張り紙があります)


ホテル療養時にあったほうがいいもの

療養先ホテルによって状況が異なると思うので、あくまで品川プリンスホテルイーストタワーの場合です。
ちなみに品プリはAmazon等ネット通販が禁止されているため、できるだけホテル入居時に持っていきましょう。

  • 加湿器
    ホテル療養案内の時にも「ホテルには加湿器がないので持ってきたほうがいいですよ」とは言われますが、マジでもって行ったほうがいいです。基本暖房つけっぱなしなので部屋は相当乾燥します。

  • ビタミン剤
    ホテル療養中の弁当に野菜はほぼ皆無であり、摂取できるのは夜に出る1日分の野菜が入った野菜ジュースだけです。健康維持のためにも常用するビタミン剤は持っていきましょう。

  • インスタント味噌汁
    味噌汁が付けるだけで食事のクオリティが爆上がりします。またホテルによっては電子レンジがないところもあるので、インスタントの温かい食事は必須です。

  • 粉ポカリ
    特にホテル療養初期の高熱が出ていた時に重宝しました。ペットボトル水は無限にもらえるので、ポカリ作っていっぱい飲みましょう。

  • ティーバッグ
    ホテル療養後期は元気になってきてぶっちゃけ暇になってくるので、いろんなティーバッグ持って行っておくと飽きが来なくていいです。

  • 薄手の下着やTシャツ
    ホテル療養中はコインランドリーが使えない(洗剤はもらえるので洗面所等で自分で洗う)ので、乾きやすい下着やTシャツがあると楽です。

  • うがい薬
    途中からめっちゃ喉が痛くなったのですが、うがい薬がもらえずトローチのみでしのぎました。うがい薬はホテル療養終了後も日常遣いでいるので、持っていて損はないです。


  • 暇つぶしにYoutubeやAmazonPrimeもありますが、液晶画面見すぎると目がチカチカしてくるので、液晶以外の暇つぶしグッズあったほうがいいです

  • お菓子
    必需品ではないですが、後半は相当退屈してくるので甘い系しょっぱい系のお菓子があると退屈地獄を乗り切るのに役立ちます


まぁでもなんにせよ、コロナにかからないに越したことはないので、皆さんマスク手洗いうがいしっかりやりましょう。

サポートいただけると、それはもう尋常じゃないくらいに喜んで、歓喜の歌を鼻歌で歌いながらYUKIの歓びの種を口で歌うことにチャレンジします。