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GWだし絵画への造詣を深めて教養深い大人になろうぜ問題

「ブログ書こうかな…でもおととい書いたばっかだからな…」
と思っていた時に、僕の頭の中のリトルジョイマン高木がこう言いました。

「気軽にーブログを書いてみようよー♪ Say!」

ちなみにジョイマンはこの下ネタの動画めっちゃ面白いです。でもめっちゃ下ネタです。閲覧は自己責任にてお願いします。

いや、一ミリも絵画関係ないやん、下ネタへの造詣しか深まってないやん、と言われそうなので話を進めます。


実はワタクシ、学生時代(正確にいうと中学高校時代)美術が苦手だったわけですよ。

ほら、なんか運動部は美術とかできなくていいみたいな雰囲気あるじゃないですか。

あと、高校生だと「芸術系の選択授業はやっぱ音楽だよね」みたいな雰囲気あるじゃないですか。

んで、「まぁ受験教科でもないしそんなまじめにやんなくてもいいか」みたいな雰囲気になるじゃないですか。

なのに、社会人になると「え?この絵のことも知らないの?教養ないの?」みたいな「絵画のことくらいはちゃんと知ってこその一人前の社会人」みたいな雰囲気急に出してくるじゃないですか。

んで、旅行行ったらとりあえず有名な美術館行って有名な絵画のところ行くけど、「あー、なんかこれ教科書でみたやつだー」くらいしか感想が出ず、ガイドブックに書いてあった時間より大幅に早く見終わっちゃって、「逆にみんなそんな長い時間なにしてるの?」みたいになる感じあるじゃないですか。


そんなあなたと僕に贈る、絵画への造詣を深めに深める本がこちら。

これらの本は、「そもそもなぜこの絵画が「名画」と呼ばれているのか?絵画のどの部分をどのように見るべきなのか?」ということが優しく書いてあります。
(ちなみに同じような趣旨の本は他にもありますが、本屋でパラ見してこれらがよさそうだったので買いました。)

つまり例えば、
「ミレーの『落穂拾い』ってあるやろ?あれな、単におばはんがゴミ拾ってるのとちゃうで。この絵画が描かれた時代、農業でも近代化が進んで貧富の格差が出てきて、貧乏な農民がどんどん増えてもうてん。絵画の後ろのほうに馬に乗って農民を監視する支配者たちを描いたり、境界がない大農地が広がっていることで大地主の存在を描いているのは、そんな時代背景によるもんやで。
あとな、おばはんが落穂拾ってるのは、旧約聖書に「稲を刈った後の落穂は貧民たちのために残しとかなあきまへんで」って書いてあるからなんやで。おばはんたちは、腰曲げながら必死に自分たちの食糧を集めてるってことや。
ちな、ミレーが敬虔なキリスト教徒だったり46才までむっちゃ貧乏だったのもこの絵に影響してるんやで」

みたいなことが書いてあります(エセ関西弁訳は当記事筆者による)


そんな、ミレーの「落穂拾い」がこちら!

ダウンロード

(Wikipediaより)


いや、絵ちっさ!!!!
「後ろに描かれている支配者がー」とか言われても、見えないし!!!


ってなるじゃないですか。

そんなときに活躍するのが、こちら。

こちら、「Google Arts & Culture」は、なんと世界中の有名なアート作品・写真・美術品をまとめているデジタル美術館です!

しかも、絵画にめっちゃズームで寄ることができます!

画像2

(めっちゃズームにされた馬にのる支配者層)

これがあれば、本で解説されたことも実際に絵画を細かく見ながらフムフムできるわけです。

ミレーの「落穂拾い」はこちらのリンクから飛べます。是非上で書いた渾身のエセ関西弁の内容を確認してみてください。

しかも、アーティストを時系列順に検索したり、有名美術館の中をGoogle mapで見て回ることもできます。

これが無料とは、Google先生さすがですわ。


というわけで、GWは学ぶウィークということで、なぜかGW終盤になって投稿する造詣を深めに深めて教養深い大人になろう、のコーナーでした!

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