そりゃそうなんだけどね問題
めちゃめちゃ久しぶりにブログというものを書きます
振り返ってみると、多分ブログを始めててから一番間隔が空いての投稿なんじゃないでしょうか
なんか特に書かない理由があったわけじゃないんですが、まぁなんつーか?書く理由もなかった的な?
でも何人かから「実はブログ読んだけど、最近更新しないね」と言われまして、
そこにブログを求める人がいる限り!!!ブログを書くのがブロガーじゃないか!!!と突然思い、書き始めたわけです。
でも特に書くネタはないわけです。
なので、Yahooニュースから適当に記事を引っ張ってきて、そこにコメントしつつ適当に書くというどっかのYoutuberがやってそうな適当なことをやってみます
というわけで、持ってきた記事はこちら
まぁ別にみずほ銀行のシステムの話はどうでもいいんですけどね。俺みずほに口座持ってないし。
この「業務改善命令」って、字面だけみるとめっちゃおもろいなと思いました。
だって、業務を改善した方がいいことなんて言われなくたって誰でもわかってるじゃないですか。改善したくても改善できないから苦労してるわけですし。
売り上げにしろ、コストにしろ、効率性にしろ、労働時間にしろ、改善しない方がいいものなんてなくて、でも改善できないけどどうすりゃええねんーって感じなわけなんです。
こう考えてみると、そりゃそうなんだけどね、ってこと、世の中に結構多いですよね
「一回しかない人生、自分がやりたいことをやるべき!!」
そりゃそうなんだけどね。
「正解を選ぶんじゃない、選んだ選択肢を正解にするんだ!!」
そりゃそうなんだけどね。
「自分じゃどうにもできないこと心配するのは時間の無駄!!」
そりゃそうなんだけどね。
一回しかない人生で自分がやりたくないことをすべきだなんて思ってないし、人生正解の選択肢があってそれを選べば幸せになれるとも思ってないし、自分じゃどうにもできないことを心配するのが時間の有益な使い方とも思ってないわけですよ。
んなこと言われなくたってわかってるんですよ。
けど、わかっててもできないから苦労するんですよ。
世の中、「そりゃそうなんだけど」なことを新発見した事実のようにありがたーく教えてくれる人やサービスが多すぎ問題ですわ。
そんなこと考えてたら、先日遭遇した「そりゃそうなんだけどね of the year」ノミネート作品を思い出しました。
それはですね、先日のとある占い師と壮絶な戦いなんです。
「占い師と壮絶な戦い」って書くと、思い出すのは名作映画トリックですが
今回の相手は単なる手相占いで、しかも「なんか混んでるし駅に看板出てたし良さげなんじゃね」というノリで選んだ10分1000円という、一般的な整体と同じ価格設定のお店。
ちなみに「今回の相手」とか書きましたが、人生初の手相占いでした。てか人生初の有料占い(神社おみくじ除く)でした。
っていうか、そもそも占いあんまり信じない主義なんですよね。だって、朝のニュース番組とかで「8月生まれの人は今日は運が良くないですー!」とか言ってますが、その日に突然日本全国の8月生まれの人に次々と不運が襲い掛かったらそれこそ恐怖じゃないですか。
まぁ誰もそんなに真剣に捉えてないよって話なんですが。
話を戻しまして、手相占い師のところへ行ったわけですよ。占い師は、50才くらいと思われるおば様占い師。
席につくと、「はい、じゃあここに掌を上に出して両手において」と言われます。
ほほう、これはタメ口で話しかけてくるタイプの占い師だな、と思うわけです。ちなみに人生初占い師だったので、タメ口じゃないタイプの占い師がいるのかは定かではありません。もしかしたら、日本における占い師は全員タメ口なのかもしれません。
ポケモンだったら、
「ためぐちの うらないしが しょうぶを しかけてきた!」
って出るところですかね。
まぁそんなことはどうでもよくてですね
占いが始まるわけなんですが、
「まず左手があなたの過去、右手があなたの未来ね」
ほうほう、手相とは左から右に受け流すものなんですね
「これが生命線で、どーたらこーたら」
なんか色んな線について説明されたけどよく覚えてないから割愛。興味ある人はググってください、俺は興味なかったです。じゃあ手相占い行くなって話ですが。
「あなたあれね、ちょっと優柔不断なところあるでしょ」
……!!!
ぐぬぬ。この占い師、なかなかやりおる。タメ口だけど。
でもですね、思ったんですが、優柔不断なところがない人なんているんでしょうか。人間誰もが迷える子羊なんです。だからイエスがいてムハンマドがいてブッダがいるんじゃないですか。
「あとね、あなたは夢を見すぎて地に足がついてないの。背中に羽根が生えてるみたい」
畳み掛けてくるねぇ!!人がせっかく世界の宗教に思いを馳せていたのに!背中に羽根が生えているように地に足がついていないとか、比喩使い占い師か!比喩使いタメ口占い師か!
「あなた次男でしょ」
(俺)「いや、長男です」
「じゃあ次男っぽい長男ね」
もう何でもありやないかい!!
てか次男っぽい長男ってなんやねん!!
じゃ長男っぽい次男がいるのかよ!いるかもな!
いやでも待てよと。俺はわざわざ金を払って占いをしに来たんだぞと。こんな内心ツッコミばかりしていないで、ちゃんと将来に役立つ知恵を手に入れないと、と思い直しました。良薬は口に苦し。耳が痛いことも聞き入れてこそ人は成長するのです。
(俺)「あの、じゃあこれからはどうしていけばいいですかね?」
「それはさっき言ったでしょ!!(怒)」
怒られた!!!ちょっと下手に出ればこれだよ!!アドバイスの二度聞き禁止なんて聞いてなかったよ!せっかく金払ったのに肝心なこと聞き逃したよ!!
で、結局、最後に「手相はしばらくたったら変わる」「つまり人は頑張れば変われる」「だから頑張れ」という松岡修造並みのスポ根アドバイスと、「しばらくたったら手相が変わるからまた手相占いしに来なさい」というビジネストークで占いは終了しました。
そんなこんなで、明日も「そりゃそうなんだけど」に溢れた世界でがんばっていきましょう。
サポートいただけると、それはもう尋常じゃないくらいに喜んで、歓喜の歌を鼻歌で歌いながらYUKIの歓びの種を口で歌うことにチャレンジします。