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うりえる杯みに 2022OCTOBER テキストカバレージVol.5 SE2  Jr.vs鮮

「うりえる杯みに 2022OCTOBER」決勝トーナメント、残るは準決勝と決勝・3位決定戦。
準決勝へは、鮮選手、Jr.選手、October Domi選手、在原七海はお兄ちゃんとつながりたい好評発売中ポテム選手の4名が進出することとなった。

鮮選手が無事SYLVANIA × FAMILY選手を倒した一方で、今回の対戦相手となるJr.選手は、予選4回戦で両者敗北となり、互いに苦い思いをした大福ほっぺ選手と再度マッチし、雪辱のリベンジを果たすことに成功。

なんとか準決勝へ駒を進めることができた。

鮮選手とJr.選手は、互いに友人であり、またある時はチームメイトであり、今回は敵同士。

【緑赤レンジノーブル】を操る鮮選手にとっては、奇しくも先ほどの対戦と同じ、【白黒竜の姫君】との対戦となる。

実は、【白黒竜の姫君】vs【緑赤レンジノーブル】の対戦は、【緑赤レンジノーブル】が有利よりのマッチアップとなっている。
それはなぜか。それは竜の姫君に、「純潔の救世騎士ジャンヌダルク」を止める手段がほぼ存在しないことにある。

【竜の姫君】側のプレイヤーは、【レンジノーブル】に対しては先攻を取ってようやくイニシアチブを握ることができるのだ。

それでも、後攻4ターン目の「純潔の救世騎士ジャンヌダルク」×「錦秋の女神 竜田姫」のコンボが飛んでくるのは変わりない。それまでに決着をつけるか、後攻4ターン目にリーサルにならないような盤面を作る以外に、勝ち筋はないのだ。

今回は、運よくJr.選手が先攻を取る。
互いの武器がばれている状態での対戦。
勝利の女神が微笑むのは一体どちらか。

友人同士の意地と魂のぶつかり合いが、今ここに始まる。


Jr.選手の先攻1ターン目。
リソースを置いてすぐさま白い「蒼穹の彼方より」をプレイ。「幼き貴女のワルツ」を1番スクエアに顕現し、2枚目のスタートリソースと、チャージを1枚確保してターンを返す。

対する鮮選手は、不要牌となる「鉄糸絹虫メタルボンビクス」をリソースに置き、「緑風の天使 ガムビエルちゃん」を4番スクエアにプレイ。

プレイ時効果でライフから「純潔の救世騎士ジャンヌダルク」をリソースへ置き、リソースより「百華緋命竜 ノーブルグローヴ」を回収する。
そのままガムビエルちゃんでワルツを処理してターンを渡す鮮選手。あくまでもトークンは盤面には残さない考えのようだ。

Jr.選手の先攻2ターン目。
鮮選手の動きを見たJr.選手は、2枚目のスタートリソースをリソースに置くと、2コストで「雲河を照らす 姫君と竜」を3番に、

2コストで再び白蒼穹をプレイ、ワルツを6番スクエアに顕現する。

これで、鮮選手は、何かしらの奇跡で2アクション取るか、直接効果で触るかしなければ、雲河を除去できない。

Jr.選手はワルツの効果で手札とチャージを増やしてターンを返す。
雲河を割れるもんなら割って見せろよと言わんばかりの表情で。

先攻2t目終了時の盤面
2番スクエア:Jr.選手側のPS
8番スクエア:鮮選手のPS

これに対し、鮮選手は少し考えたのちにリソースを置いて、プレイヤーEXをまず有効化。
その後、ガムビエルちゃんを9番に配置。その効果でライフを確認し、鮮選手はリソースへ置くカードを時間を使って考える。

Jr.「ボンビクスやボンビクス」
鮮「いやボンビクスはまじもんのあれなんよ」
Jr.「いいやん拾ったれよ、ボンビクスが泣いてんぞ」

この対面にほぼほぼ意味をなさないメタルボンビクス。
この会話に意味などない。ただの煽りである。

悩んだ末に「錦秋の女神 竜田姫」をリソースへ置き、リソースへ落ちたジャンヌダルクを回収する。
そのあとはガムビエルちゃんでワルツを処理。そのまま、「桜雅の名乗りノーブルグローヴ」へ「【桜華転臨】ノーブルグローヴ」のシフトを宣言。

公開された7枚の中から、「リバース・アルター ノーブルグローヴ」を回収し、山札をシャッフル後に手札のカードを1枚ボトムへ戻す。

雲河を処理できずにターンを返すしかない鮮選手。このチャンスを、Jr.選手はものにできるか。


後攻2t目終了時の盤面





Jr.「さぁ~~~~~~~~~~~~こっから気合の入ったイグニッションや!!!!!
鮮「やってみせろよマ○○ィ!

先攻3ターン目に入ったJr.選手は、リソースを置くと勝ち筋をたどるために、気合を入れてイグニッションへ臨む。

1回目。捲れるのは、「好天に戯れる 姫君と竜」!!!


1番スクエアにオーバードライブし、登場時効果でデッキトップの白蒼穹を回収する。
2回目のイグニッションでは何も捲れず、そのままメインフェイズへ。

雲河が残っているため、「蒼穹の彼方より」には1軽減が入っている。この状態であれば、蒼穹カウントを進めやすいため、【レンジノーブル】に対する勝ち筋をたどりやすい状況である。

Jr.選手は慎重に手札とリソースをにらめっこしつつ、まずは2コストで白蒼穹をプレイ。ワルツを7番スクエアに顕現し、手札とチャージを整えていく。
Jr.選手はそのまま、2枚目の白蒼穹をプレイ。三度ワルツを6番スクエアに顕現、その効果でデッキトップから2枚を確認する。どうやら、黒い「蒼穹の彼方より」を引けなかった様子。「願う無限へのロンド」+「闇夜に煌めく 姫君と竜」のパッケージを配置しておきたかったようだ。
悩みながらも、手札とチャージを確保し、6番のワルツで9番のガムビエルちゃんを処理する。

そして、7番のワルツで8番の桜雅の名乗りへ攻撃し処理している最中、

October Domi「!!!! ジャッジお願いします!!!!!」

隣の卓より大きく響く、October Domi選手のジャッジコール

October Domi「対戦相手(在原七海はお兄ちゃんとつながりたい好評発売中ポテム選手)が、プレイヤーEXが表になっていないままアークゼクスをプレイしてゲームを進行してます!!!!!!!!!!!!」

これに思わず動揺する両選手。
Jr.選手は思わずスタートリソースをスリープし、プレイヤーEXを有効化する。

可能な限り巻き戻しを行うことがウリエル杯でのジャッジ理念であるが、Jr.選手は今回の予選で、巻き戻し不可能なルールミスで、対戦相手がゲームロスしているのを目の当たりにしている
動揺するのは当たり前である。

Jr.選手は落ち着きを取り戻して、好天の【起】効果をプレイ、手札より白蒼穹をプレイ。蒼穹カウントが5になったことで、5番スクエアに「閉じる無限のノクターン」を顕現。その効果で、9番スクエアに好天をリアニメイトする。

ノクターンに「神前を清める 姫君と竜」をシフトしてライフへ攻撃、攻撃時の効果で4番のガムビエルちゃんを星界送りに。その攻撃でライフからは、「ドローンリアクター サクラ」がオーバードライブ。8番スクエアに配置される。

その効果で、「トリック・サマー ローリエ」をデッキトップより回収する鮮選手。
Jr.選手はこのドローンリアクターを好天で処理せず、「来たれ、星界の遥か」のターン終了時の効果で、白蒼穹を回収し、ターンエンド。


先攻3t目終了時の盤面

後攻3ターン目を迎えた鮮選手。静かに百華緋命竜をリソースへ置き、イグニッションするも、百華緋命竜がデッキトップよりトラッシュへ落ちていくのみ。

Jr.「イグニッション外した?」
鮮「外した」
Jr.「ok」
鮮「俺はアークゼクスがめちゃくちゃ見えてて逆に困ってる」

ぜいたくな悩みである。“持っている人”はやはり違うということか。

Jr.選手と軽口を叩きつつゲームプランを練り、3コストで前のターンで回収したリバース・アルターを1番スクエアに配置。その効果で「緑界彷徨ノーブルグローヴ」を回収したのち、デュナミスを手に取り、「切り拓け、その紅繁ブレイク、ノーブルグローブ!」をプレイし、リバース・アルターを真の姿、「桜雅竜【全一】ノーブルグローヴ」へとアルターブレイクする!

登場時効果でトラッシュの百華緋命竜をリソースに置いた後、アルターブレイク時の効果でリソースのヴァインドラゴンをリブート。残りの行動を確保した鮮選手は、まずはリソースを伸ばすことに。

スタートリソースの【起】効果にて回収した百華緋命竜を4番スクエアにプレイ。その効果でリソースを2枚追加。

鮮「俺は奇跡を起こさなければならない」

そういいながら手札のスタートリソースを捨てて百華緋命竜の【起】効果をプレイし、3番の雲河をようやく除去することに成功する。
そしてチャージの桜雅の名乗りの効果を解決するが…山札からリソースに落ちたのは「錦秋の女神 竜田姫」。どうやらここでトラッシュに落ちたスタートリソースを、リソースに置きたかったようだ。

やむなく鮮選手は、4番の百華緋命竜に絶界を付与して5番のノクターンを攻撃し処理。その後は手札から緑界彷徨を5番スクエアにプレイ、山札からスタートリソース2枚目を、トラッシュから3枚目を登場時効果でリソースに置く。

緑界彷徨で「朝露を払う 姫君と竜」を、アルターブレイクで、鮮選手はJr.選手のライフを攻撃。アイコンを持つカードは捲れず、Jr.選手のライフを残り3点に減らす。

8番のドローンリアクターで9番の好天を処理した後に、アルターブレイクへ「ドラミコクインテット クシュル」をシフトしてリソースブースト。
あまねく世界に万緑の祝福を」のターン終了時の効果を使い、2枚目の百華緋命竜を回収しターンエンド。

リソースを11枚まで伸ばした鮮選手。
蒼穹カウントがすでに5となっているJr.選手の猛攻を耐え、次のターンを迎えることはできるのか。


後攻3t目終了時の盤面


Jr.選手の先攻4ターン目。6枚目のリソースを置いてイグニッション。
1回目のイグニッションで、好天をオーバードライブするJr.選手。
3番にプレイし、その登場時効果を解決。続けて、2回目、3回目のイグニッションを行うも、オーバードライブはなし。

朝露の【起】効果でチャージを1枚増やした後、Jr.選手は好天と2体のワルツを降臨条件に、「退廃の神姫 ナトコ」を2番に降臨する。

ナトコの登場時効果で2点回復するとそのままライフを確認。ライフに眠っていたのは、「会計士アルパイン」、黒い「蒼穹の彼方より」が2枚、スタートリソース、そして「融和の新世界 姫君と竜」。
Jr.選手はスタートリソースと新世界を手札に加え、ライフをシャッフルして元に戻す。

やはり、“持っているもの”は違うということか。ライフ強すぎである。

スタートリソースの【起】効果を使用し新世界を9番に配置。その効果で、5番の緑界彷徨を星界送りにするJr.選手。そのまま新世界の【起】効果を使用し、手札から黒蒼穹をプレイ。

5番に「願う無限へのロンド」を顕現、

3番に「闇夜に煌めく 姫君と竜」をリアニメイトすることに成功する。

これにより、使用可能なリソースがない鮮選手は、百華緋命竜の【起】効果を使用しての迎撃を行うことが不可能となってしまった。

Jr.選手の攻め手は緩まない。

2番のナトコで1番のアルターブレイクへ攻撃し処理後、5番のロンドで8番にいるドローンリアクターに攻撃し処理。
絶界を3番の闇夜に付与し、新世界で鮮選手のライフを詰めていく。

これに対し、鮮選手はライフリカバリーであるリバース・アルターをオーバードライブ。ダメージが帳消しになるほか、リバース・アルターの効果でリソースが1枚リブートしてしまったことで、闇夜の【常】効果をケアされてしまった。

Jr.選手、これとない裏目を踏み、思わず愚痴る。
鮮選手はリバース・アルターの登場時効果で、デッキトップの2枚の中からガムビエルちゃんを回収。次のターンの動きへ向けて準備を整えていく。

Jr.選手は気を取り直してナトコの【起】効果で好天を1番へ配置。好天の効果でデッキトップから白蒼穹を引き寄せていくと、好天の【起】効果で再び手札から黒蒼穹をプレイ。
1番にロンドを顕現し、その効果でなんと2枚目の闇夜を6番へリアニメイト。これで再び鮮選手の【起】効果のプレイを咎めていく。

2回目のスタートリソースの【起】効果を使用し、2枚目の新世界を1番スクエアに、ロンドを上書きしてプレイ。そのまま4番の百華緋命竜を攻撃にて処理する。

少し考えた後、1番の新世界の【起】効果を宣言。白黒の「蒼穹の彼方より」をプレイ。満を持して「芽吹く世界のシンフォニー(URver.)」を7番スクエアに顕現する!!!

シンフォニーで8番のリバース・アルターを処理したのち、【起】効果を宣言。チャージとトラッシュから、リバース・アルターと百華緋命竜を星界へ送り込む。

5番のロンドに「神前を清める 姫君と竜」をシフトして、Jr.選手はターンエンド。手札からは、4枚目のスタートリソースと好天を破棄する。
攻撃にてライフリカバリーを踏んでしまったJr.選手は、このターンで攻め切ることが不可能となってしまった。
2枚の闇夜と、使用可能なリソースが2枚あることで、鮮選手の動きを鈍らせることはできるか。

先攻4t目終了時の盤面

鮮選手の後攻4ターン目。自分のリソースを改めて確認し、思考を整理する。
闇夜が盤面に2体いることで、鮮選手が【起】効果をプレイするためには2枚のリソースを徴収されてしまう。
豊富なリソースで相手のライフを削り切りたい鮮選手にとって、この徴税は自身の行動を抑制するには充分であった。

「トリック・サマー ローリエ」をリソースへおいて12枚。
ハンドシャッフルしつつ時間を使ってプレイプランを練る鮮選手。
それをただただ見守るJr.選手。考えます、の一声に了承するしかない。

プレイプランを何とか練ることに成功した鮮選手は、意を決して2枚のリソースをスリープ。
コンボの要である「純潔の救世騎士ジャンヌダルク」を8番スクエアにプレイ!

これには思わずJr.選手もびっくり。動揺して声を荒げる。

鮮選手はジャンヌダルクで、まずはシンフォニーへ向かって攻撃。ひとまず8番周りのセ゚クスを狩りつくすことを狙っているようだ。
これに対し、Jr.選手は1コスト支払い「虚数領域のアリア」をプレイしたのち、シンフォニーの【起】効果でチャージのリバース・アルターと、トラッシュからガムビエルちゃんを星界へ送る。
無限回殴れるようになったジャンヌダルクを前に、シンフォニーはなすすべもなく破壊。そのまま5番と9番のゼクスもその攻撃にて破壊されていく。

先ほどの思考で、このターンの勝利が難しい判断に至った鮮選手は、7枚のリソースをスリープすると、リソースにあるアルターブレイクと百華緋命竜を覚醒条件:緑に使用し、デュナミスより、9番スクエアに「翠竜の桜翼 娑伽羅」を覚醒!

新たに覚醒条件で「紅炎の解放者 アビッソ」を2枚リソースに置いたあと、手札からガムビエルちゃんを7番にプレイし、ライフの確認を行う。

ここで、鮮選手はなんとライフからリソースにカードを置かないことを選択。
鮮選手のライフは、2枚の緑界彷徨とリバース・アルター。
お互いにライフがこれでもかというくらいに強い。
Jr.選手は、そんな鮮選手のプレイに嘆きの叫びをあげる。

鮮選手、これ以上やれることがないためターンを返す。
試合は、5ターン目へもつれこんでいく。

後攻4t目終了時の盤面

Jr.選手が7枚目のリソースを置いた後、イグニッションフェイズ時に鮮選手は娑伽羅の【自】効果をプレイ。
Jr.選手のノーマルスクエアにいるゼクスすべてとチャージにあるカードすべて、鮮選手の7番のガムビエルちゃんとチャージのカードをすべてリソースへ飛ばす。

Jr.選手はスタートリソースの【起】効果を使用して1番に新世界をプレイ、9番の娑伽羅をすぐに星界へ飛ばす。

新世界の登場時効果で星界より白蒼穹を回収するJr.選手は、一旦プレイを考えた後、新世界の【起】効果を使用し、黒蒼穹をプレイ。
ソナタを7番、9番へ顕現し、トラッシュから新世界と闇夜を回収。
7番のソナタでジャンヌを打ち倒すと、もう1体のソナタで鮮選手のライフへ攻撃。
その攻撃にて、鮮選手のライフからは緑界彷徨が8番にオーバードライブ。
登場時効果で、山札からアルターブレイクがリソースへ送られる。

Jr.選手はそのまま先ほど回収した闇夜の【起】効果を使用し、トラッシュから白蒼穹をプレイ。ノクターンを5番へ、その効果で3番に雲河をリアニメイトする。

ノクターンで、攻撃時効果でソナタを星界送りにしつつ、緑界彷徨を攻撃し処理するJr.選手。雲河の効果で軽減の入った白蒼穹をプレイし、ノクターンを7番に顕現。そして2枚目の雲河を6番へリアニメイトする!

姫君の雲河を複数並べて、1コストとなった白蒼穹を複数回プレイすることで、ノクターンで連続攻撃を仕掛けることができるこの動き。姫君のフィニッシュムーブのひとつだ。

7番のノクターンで、ソナタを星界送りにしつつライフを攻撃。ここで、鮮選手はライフからリバース・アルターをオーバードライブ。
残りライフは2点となる。
思わずため息をつくJr.選手。たまらず嘲笑う鮮選手。
鮮選手はリバース・アルターの効果で、デッキトップからアルターブレイクを回収、1枚のリソースをリブートして処理を終える。

Jr.選手はそのまま1コストとなった白蒼穹で9番にノクターンを顕現。
その効果で好天を4番にリアニメイトし、好天の効果で黒蒼穹を回収するJr.選手。ひとまず8面埋めてターンを返すことを目標にプレイを進めていく。

9番のノクターンで、7番のノクターンを星界送りにしつつリバース・アルターへ攻撃し処理。好天の【起】効果を使用して黒蒼穹をプレイし、再び7番にロンド、4番に闇夜をリアニメイトするJr.選手。もちろん、絶界を闇夜に付与するのは忘れない。

7番のロンドで鮮選手のライフへ攻撃。ライフからは何も捲れず、Jr.選手は硬すぎる鮮選手のライフをようやく1点まで追い詰めることに成功する。

山札が残り少ないJr.選手は、手札の蒼穹2枚をコストに「虚数領域のアリア」をプレイ。少しでも自分の山札を増やして、リフレッシュによる敗北を避けていく。


Jr.選手はゲートカードの効果で白蒼穹を回収し、ターンエンド。
果たして、次のターンは返ってくるのだろうか。こればっかりは、Jr.選手は祈るしかない。

先攻5t目終了時の盤面


鮮選手の、後攻5ターン目。
リソースを置き、イグニッションせずにメインフェイズへ。2コストで手札からジャンヌダルクを8番に配置し、5番、7番、9番のアストラルドラコたちを狩りつくす。
そして、鮮選手は起死回生の一手、「五頭領 天眼忍者ウェアジャガー」を手札からプレイ!!!!!

自身のプレイ時効果でリソースが5枚リブートすることで実質2コストで登場するこのゼクスは、【レンジノーブル】のコンボパーツのうちの1枚となるカードでもある。その優秀なスタッツである程度のゼクスも自身の攻撃で破壊することが可能である。

7番に配置されたウェアジャガーで、行動の障害となる4番の闇夜に攻撃して破壊。そしてそのままスタートリソースの効果で、百華緋命竜を4番にプレイ。

1番の新世界を、百華緋命竜の攻撃にて破壊する。

対戦時間は残り3分ほど。鮮選手には、文字通り時間がない。
時間とプレイとの戦いが始まる。

鮮選手はウェアジャガーの【起】効果を使用し、リソースより竜田姫を1番に配置!8番のジャンヌダルクにレンジ2を付与し、そのままジャンヌダルクで2番のナトコと、6番の雲河を処理する。そうして1番の竜田姫でJr.選手のライフを攻撃!

ここで捲れたのは会計士アルパイン。鮮選手のライフが残り1のため、ライフリカバリーは発動しない。

Jr.「うわ~~~~~出てもうた~~~~~~~~!!!!!
これには思わず嘆くJr.選手。
鮮「そこまで嘆くやつおる?

Jr.選手は少し考えた後、2番にアルパインを配置。ジャンヌダルクの射程距離に入ったことで、そのままアルパインを攻撃し処理する。

鮮選手は再度スタートリソースの効果で、5番に百華緋命竜をプレイ。リソースブーストはしないことを選択する。百華緋命竜の【起】効果で3番の雲河を破壊し。空いた3番に、三度スタートリソースの効果で百華緋命竜をプレイする!!!

そして、ウェアジャガーの【起】効果を再度使用し、2体目の竜田姫を6番へ配置し、自身にレンジ2を付与。これで残り4回の攻撃を確保した形だ。

鮮選手は5番の百華緋命竜に絶界を付与し、竜田姫でライフへ攻撃。
Jr.選手のライフからは、黒蒼穹がオーバードライブ。
その処理中に、ジャッジより放たれるエクストラターン突入のコール。

鮮選手は、残り攻撃回数3回でJr.選手のライフを詰め切らなければ負けてしまうこととなる。

Jr.選手は2番と9番にソナタを顕現し、新世界と好天を回収。鮮選手はジャンヌダルクでソナタを2体ともなぎ倒したのち、3番の百華緋命竜でJr.選手のライフを攻撃!!!

ここで、Jr.選手はライフリカバリーの枚数を確認、残り1枚が見えていないことを確認。
プレイヤーEXの効果でライフを回復して、鮮選手はそのうちから1枚を選択する。

ここで捲れたのは・・・最後の「会計士アルパイン」!!!!!


Jr.選手のライフが残り2点へと回復する。
鮮選手はジャンヌダルクでアルパインを処理したあと、残る5番の百華緋命竜でライフへ攻撃。Jr.選手のライフからは雲河がオーバードライブ、そのまま2番へ配置されるもジャンヌダルクはその配置を許さない。

ジャンヌダルクの【起】効果で3番の百華緋命竜をリブートし、最後のライフを攻撃する鮮選手。


しかし、このプレイが鮮選手の命取りとなった。


Jr.選手は手札から「双極天使 ミカエル」の【ゼクステンド・ドライブ!】を宣言!!!!!

ミカエルが2番に配置され、その能力で3番の百華緋命竜をデッキボトムへ。そのままミカエルでチャージの雲河を1枚回収し、イデアドライブの空撃ちで山札を回復していくJr.選手。

ウェアジャガーの効果で出ていた竜田姫がリソースへ帰り、ターンエンドするしかない鮮選手。これで、0ターン目が終了。

Jr.選手は、プレイヤーEXの回復効果の上から、2点を取らないと勝てない。
残りの手札で、Jr.選手は鮮選手のライフを取り切ることができるのか。

ET0ターン目終了時の盤面

Jr.選手のET1ターン目。
リソースを置いて、残り2枚の山札を見て、意を決してイグニッションするも何もなし。しかしこれでJr.選手はチャージにあった雲河をトラッシュへ置くことに成功。

メインフェイズへ入り、「虚数領域のアリア」の【起】効果を2枚使用し、手札のカードを山札の下へ送り山札を回復。
その後、ミカエルで1番の百華緋命竜を攻撃し処理。スタートリソースの効果で1番に新世界をプレイし、その効果で4番の百華緋命竜を星界へ送り飛ばす。
星界より白蒼穹を回収し、そのまま新世界の【起】効果でプレイ。ノクターンを5番、雲河を3番に配置。ノクターンでジャンヌダルクへ攻撃しつつ、7番のウェアジャガーを星界へ。ジャンヌダルクはついにその役目を終え破壊される。

Jr.選手は闇夜の【起】効果を使用し、トラッシュから再び白蒼穹をプレイし、7番にノクターンを顕現、その効果で4番に雲河を再度配置する。これで、白蒼穹が再び1コストでプレイできるようになった。

残りの白いリソースは4枚。トラッシュには、好天もある。
あとは鮮選手のライフが弱いことを祈るのみ。
7番のノクターンで、5番のノクターンを星界に飛ばしつつ攻撃、その攻撃で緑界彷徨がライフよりオーバードライブ。

Jr.選手は、残りのライフを刈り取るためにその手を進めていく。

手札から白蒼穹をプレイし5番に再びノクターンを、6番に好天をプレイ。
好天の効果で、黒蒼穹をデッキより回収。これで、Jr.選手の山札は残り1枚。その中身は、「虚数領域のアリア」の効果で山札に戻した、「会計士アルパイン」。

5番のノクターンで7番のノクターンを処理しつつ緑界彷徨を処理。
白蒼穹で攻めていくつもりであったJr.選手は、山札切れを防ぐためにデュナミスをおもむろに手に取る。

そして1番の新世界と、4番の雲河を降臨条件に、「列神天使ガムビエル」を7番に降臨!!!!!!!!!!!!!!!

その効果で5番のノクターンを処理しつつ、鮮選手の手札を1枚刈り取る。

この攻撃でライフが入っていないことを祈るしかないJr.選手は、ガムビエルで鮮選手のライフへ攻撃!!!!!

負けを確信しつつも、鮮選手は祈るようにライフを捲る―――――!







―――――純潔の救世騎士ジャンヌダルク、竜姫の猛攻の前に屈す。






Round SE2 Win! Jr.

お互いにプレイミスをしつつも、最後の最後でカウンターを通しきったJr.選手に勝利の女神が微笑んだ結果となった。

もう一つの卓で勝利を飾ったのは、在原七海はお兄ちゃんとつながりたい好評発売中ポテム選手を打ち倒したOctober Domi選手。

デッキタイプは同じく、【緑赤レンジノーブル】。

果たして、今回の「うりえる杯みに 2022OCTOBER」の優勝を飾ることができるのは、いったいどちらのプレイヤーなのか?

Round SE Final へ続く。

当ページはブロッコリーオフィシャルサイト(http://www.broccoli.co.jp/)の画像を利用しております。該当画像の再利用(転載・配布等)は禁止しております。
(C)BROCCOLI

前回のカバレージはこちらから。


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