障害者でFP2級も取ってた
あまりにもあっさり取ったので忘れていた。実はFP2級も持っている。ユーキャンの行政書士講座開始から半年ぐらいして行政書士講座が一段落して時間が出来たところで暇になった。本番の試験まで結構あるし何しようか、と思い立ってユーキャンのカタログを開いた。今思えば行政書士をもう一周すればよかったのだが。
FP2級の合格率は6割ぐらい。最短で3ヶ月で取れるらしい。FPの試験は行政書士の試験と違って年に3回実施されるので挑みやすい。試験もマークシートと実技(計算)で、民法が出題範囲だから前哨戦としてやってみるか、と軽い気持ちでユーキャンをポチる。
勉強はというと、ユーキャンのテキストを一周して問題解いておしまい。行政書士試験に比べるとだいぶぬるい。マークシートのテストは4択。行政書士試験は5択だからその時点で楽。6割合ってればいいってところは一緒。ただ、実技の試験はエゲツない初見殺しばかりだから過去問の演習は必須。
時間もあるし、チャンスも多いので半年後の試験に狙いを定めて勉強開始。最初は緩くテキスト読みながら問題をポチポチと解いていく。
途中FP2級試験を受けるために必要な課題の提出をする。FP2級はいきなり試験を受けることが出来ない。受けるためには3級を取得するか、3級相当の能力があることを示す必要がある。とはいえ難しくはなく、ユーキャンから送られてきたテキスト通りに記入して送るだけである。
とはいえこの課題、障害者には曲者で、マークシートじゃない上に記入欄が小さい。仕方がないのでユーキャンに代筆可能か問い合わせて了解を得る作業が増える。
ユーキャンの課題が一通り終わったら後は演習をこなしていくだけ。自分の場合は直近3回分の過去問を3周した。過去問1学科→過去問1実技→過去問2学科→過去問2実技→過去問3学科→過去問3実技→過去問1学科→…ってな具合。
実技は過去に出題されたどれかの焼き直しが多いので過去3回分やれば大体カバーできるかな、と思う。電卓は障害があるなら少し大きめのものの方がいい。100均で買えるボタンがゴムの計算機はあまりおすすめはしない。
FP試験も障害者に対する配慮制度があるので、利用できるなら利用すべき。やり方は行政書士試験と同じであらかじめ主催者に連絡すると用紙が送られてくるので、必要な支援を記入して障害者手帳のコピーと一緒に返送。試験前に確認の電話が来るので答えておしまい。
試験を受けると大体障害者には優しい。FP試験の時は電動消しゴムは最初はダメと言われたけど、実物持って直談判したらOKしてくれたし。ダメ元だったけど、やってみるものだね。
FP試験でも障害者はいた。行政書士試験もいたけど、一目で障害者とわかる人の割合はFP試験の方が多かった。難易度の問題だろうか。見かけると心の中で「頑張れ」って声をかけてしまう。行政書士試験の時と違ってFP試験の時には車椅子ユーザーがいた。あの時合格したのだろうか。試験会場はそこまで大きくなく、廊下は普通なので車椅子ユーザーは覚悟しておく必要がある。試験は午前と午後に分かれているため、会場で昼食になるのだが廊下は受験者でごった返す。行政書士試験は受験者が多いので会場も広く、廊下も広いので心配する必要は無いのだが。車椅子で昼食時にトイレに行くとなると注意する必要があるかもしれない。
FP2級は障害者年金の話が出てくるし、AFPになれば実務者としての能力が身につくし、FP1級からのCFPへのルートもあるので障害者と相性がいい資格かもしれない。
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