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訴える時に名前がわからない問題

 証拠も集まったし、後は訴えるのみとなった時に冷静に考えてみてほしい。訴えるには相手の名前と住所が必要です。相手の名前と住所は分かりますか?
 住所は簡単です。Googleマップ見れば書いてあります。問題は名前です。
 昨今の個人情報保護は厳しいので合法的に入手するのは簡単ではありません。対象となる家の郵便物を拝借するのが最も簡単ですが、これは犯罪です。やめましょう。わざわざこのために探偵を雇うのもお金がかかりすぎます。弁護士に頼めばそのあたりのこともまるっと解決しますが、ものすごく高くついて論外。昔は電話帳で調べればわかったものなんですけどね。
 愚痴ったところで仕方がないのです。住所がわかれば名前は大体分かります。登記を見ればいいのです。ただ、登記の照会はタダというわけにはいきません。300円弱ぐらいでしょうか。
 
登記とは

 建物や土地って名前が書いてあるわけじゃないし、こどものおもちゃみたいに書いておくわけにもいかないのでぱっと見誰のものなのかがわかりにくいですよね。登記は不動産が誰のものなのか?という悩みを解決するための仕組みです。不動産は登記しなければならないので必ず誰のものなのかが判明します。登記を見る時に土地か建物を選べるので建物の登記を見ます。土地を借りてその上に家を建てていたり、親の土地の上に家を建てている場合も考えられますからね。まぁ、家は親の物で騒音出しているのはその子供ってパターンもありえますが、関係ないです。その家が騒音の発生源であればその所有者に責任があると言えるので。家族会議でもなんでも勝手にすればいい。
 普通の感覚であれば本名を教えてない相手から本名で名指しされて「騒音をなんとかしないと訴える」って郵便局員による手渡しで手紙が届いたらそれだけでも充分な圧力になります。自分の場合はその旨を内容証明郵便で送りつけたら解決しました。

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