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【ウイスキー投資】月次レポート(24年7月)
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日経平均株価は39,631.06円(前月比+1,143.16円)、ドルは161.12円(前月比+3.86円)、ユーロは173.16円(前月比+2.44円)です。
今日は日本市場でいくつか動きがありました。債券市場は下落し、対称的に株価が上昇しました。これは米国の長期金利が上昇したことや、日本銀行の企業短期経済観測調査(日銀6月調査)で大企業製造業の景況感が改善したことが影響しています。
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円相場も動きがありました。フランス国民議会選挙の投票結果を受けて、円は対ユーロで過去最安値を更新しました。対ドルでも約38年ぶりの安値付近まで下落。一方で、株式市場は投資家の心理が改善したため、東証株価指数(TOPIX)が3カ月ぶりに終値ベースでバブル崩壊後の高値を更新しました。
年末に向けて円安が継続する可能性が高い
NHKニュースでも分かるとおり、ユーロ導入以降で最安値を更新しています。ドルも1ドル=161円と、3ヶ月前の高水準を突破してしまい、上値を試すような相場に移行しています。
日銀の介入を警戒して161円から抵抗がありますが、それでもこのままの相場が続くと170円を突破するという意見も出ています。
英国のポンドは1ポンド204円を突破し、 先月からもさらに上昇している状態です。もはや「円安ドル高」といった状態ではなく、日本円の価値が毀損している状態で、他国の全通貨に対して弱いのが実情です。
日銀の対外資産である外貨準備金は、 急激な相場の変動に対して介入するために用いられますが、 前回の介入時にアメリカから通達があったように、 頻繁に何度も利用できるものではありません。根本的な近利差が続いている限りは、 これから数年後も、さらに円安基調が進んでいくことが予想されます。
ウイスキーだけでなく宝飾品、ジュエリーも価格改定
このユーロ高は、ウイスキーだけでなく輸入の宝飾品・ジュエリーにも大きな影響を与えています。 昨年は、ハリー・ウィンストンやティファニー、 ショパール、ブシュロンなど、 フランスを中心としたジュエリーが10%以上の価格改定、値上げを行いました。今回が初ではなく、数年にわたり何度も値上がりがしているので、 コロナ禍の2020年頃と比べると、 価格が40%以上の上昇をしているものも出てきています。
さらに、金相場が世界的にも上昇しているので、外国為替による影響と、金属の原材料価格高騰によるダブルの原因により、今後もジュエリーや宝飾品価格が上昇していくと予想できます。
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腕時計の相場も下落せずに上昇するモデルが
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