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【ウイスキー投資】月次レポート(23年3月)

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現在の日経平均株価は27,377.40円(前月比+30.52円)、ドル136.38円(前月比+7.74円)、ユーロ144.13円(前月比+2.48円)。
米国のインフレは過去に前例のない一連の複雑な状況に起因しており、鈍化するには時間がかかる可能性がある(Bloomberg)
日経平均株価は年初から+1,600円と、一時よりは株価回復していますが依然として不安定な状況が続いています。
現在の株価やドル円相場は、米国市場を追従する形になっていますが、肝心の米国は「インフレ鈍化の鈍化」といったジョークのような状態になっています。
簡単に解説すると「昨年よりインフレが鈍化したから、利上げペースを落とす」としていましたが、「鈍化のペースが落ちているので再度利上げするかも…?」といった状況になり、ドル円相場も先月から8円近くも円安に進んでいます。

ドル、ポンド為替相場と物価について

出典元:https://www.google.com/finance/quote/USD-JPY

チャートを見ると1月13日の127円を堺にして、再び上昇傾向にあります。
このまま上昇を続けるのか、収まるのかは分かりませんが、すくなくともドル建て支払いで輸入している商品は価格転嫁が予想されます。

出典元:https://www.google.com/finance/quote/GBP-JPY

ポンド円相場も、年初から5.7円上昇して円安に。過去5年で見るとポンドが高値止まりしていることが分かります。
英インフレ率、11月は10.7%に低下-物価高の最悪期終了か」こちらの記事は少し情報が古く、昨年12月の報道となりますが、物価高の最悪期はピークアウトしたとされています。

出典元:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-12-14/RMVCZGT0AFB601

私自身、2019年に英国に2周間滞在しましたが、円ポンが有利な時でさえ外食やホテルなどの料金が高くて驚きました。テスコ (Tesco)という一般的なスーパーでは、飲み物や食品が日本より1.2〜2倍近い商品が目立ちました。コロナが流行してから、海外に行く機会が無いのですが、上記の報道をみると現在はさらに商品の価格が上がっていると予想できます。

輸入ウイスキーの値上がりと、プレミアム相場は続く?

2023年3月1日・4月1日より、サントリーやニッカといった国内の大手メーカーが価格値上げを報道していますが、供給量の限られた限定品などは希望小売価格を上回ったプレミアム価格での売買が続くと予想します。

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2008年より趣味で『ウイスキー収集』を続けるうちに、ボトルの価値が100倍以上になるものが出てきて驚きました。そこで独自の手法で、ウイス…

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