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「家電投資」は新ジャンルになるのか?

家庭用ゲーム機NINTENDO64用ソフト「スーパーマリオ64」の未開封品が11日、競売にかけられ、手数料込みで156万ドル(約1億7200万円)で落札された。オークションでのビデオゲーム落札価格の最高記録を更新した。

出典元:https://www.cnn.co.jp/style/luxury/35173793.html

何度か紹介しているので、ご存知の人も多いと思うのですが、テレビゲームやカードゲームの新品、未開封品が何十年も時を経つと信じられないほどな価値を持っていることがあります。

上記の「スーパーマリオ64」は、"今が"1996年であれば、誰でも簡単に手に入るものです。 ウイスキーも同じで今が1990年代であれば、希少なブラックボウモアもマッカラン30年も数万円で購入できますし、山崎18年も1万弱で投げ売りされていました。

テレビゲームもウイスキーも、流通量が減ってくるために価格が上昇しています。実際に家電製品でも投資が可能なのか、また「家電投資」が一般的になるのか予想してみます。

ほとんどの家電は価値が下がり続ける

まず基本的な考え方として、家電製品は発売から値段が下がり続けるのが一般的です。特に毎年新製品が出るカテゴリーは顕著で、テレビやスマートフォンは、数年で10分の1になってしまうものも多いです。
DVDレコーダーや、ブルーレイレコーダーは、当時は高級なもので10万円以上しましたが、今では粗大ゴミのような価格で売買されています。

これは人気のあるものでも同じで、上記のようなiPhoneは発売日から綺麗な右肩下がりで相場が下がっていきます。

2014年当初は80,000円前後でしたが、 中古が出回るようになると2年半額に、状態が悪いものも増えてくるので、8年経った現在では5,000〜6,000円まで落ちてしまっています。

高級カメラも基本的には下がる

高級カメラも、 値段がどんどん下がっていくのが基本です。

これはニコンのフラッグシップモデルだったNikon D3Xです。2014年頃は35万円程度で売買されていましたが、 現在では3分の1程度まで下がっています。

価格が底値打ちすることも

ここで注意してもらいたいのが、最近の相場です。

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