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1作品1時間以内で読める完結したwebtoon作品を中心とした新しいwebtoonプラットフォーム「shortz」

こんにちは。フーモアwebtoonチームです。
韓国のwebtoonプロダクションのジェダムメディアは、2023年12月に様々なジャンルの短編webtoonを中心としたwebtoonプラットフォーム「shortzhttps://www.shortz.net/)」をリリースしました。

今年2024年4月には韓国でiOSAndroid向けにスマホアプリもリリースしています。


shortzのiOSキャプチャ※韓国のみでDL化


実際に作品を読んでみると、従来のウェブトゥーン分量の50%程度で1話が構成され、短い話数で完結している作品が多いです。

待てば無料モデルではなく、月額課金でサービスを展開しています。既存のウェブトゥーンプラットフォームが週刊連載中心の長編作品が多いのに対して対称的なサービスです。

日本の漫画でも短編漫画などは多くありますが、短編漫画だけを集めたプラットフォームというのはあまりみたことがなく、Kindle Unlimitedが割と近いサービスかもしれません。

中の作品を見ると、いわゆる個人webtoon作家さんによる作品が多いように見受けられます。

以下いくつかの作品例をご紹介します。

「오렌지족의 최후」(日本語訳:オレンジ族の最期)


「오렌지족의 최후」(日本語訳:オレンジ族の最期)第一話


「뭐 없나?」(日本語訳:何かないか?)


「뭐 없나?」(日本語訳:何かないか?)第一話


20年ほど前に韓国で誕生したwebtoonは最初このような、個人作家さんによる多様な作品が多かったと聞きます。スタジオ制のwebtoonも良いですが、このような個人作家さんが活躍できる場ができるのは非常に良いことだと思います。

このshortzでは、webtoonの人材の発掘及び養成を目的に推進した「ウェブトゥーンラン」コンテストが行われています。

ジェダムメディアの代表ファン・ナムヨン氏によると

「shortzは超長編連載webtoon市場にショートフォームまたはミッドフォームという新しい製作形式を提示することで、様々な陣営の創作者が一味違った内容でwebtoon市場に新規参入できるように支援する、とし「中・短編」規模の完成も高い作品制作に注力するが、場合によっては大型プラットフォームやエンターテイメント企業と連携し、当該作品が長編化または映像化されるようにするだろう」

https://www.newswire.co.kr/newsRead.php?no=976319

と話をしています。

同社では個人作家の制作工数を軽減するAIツールに関しても力を入れているということ。今後個人によるwebtoon制作の裾野が広がり、才能の発掘や人材の育成が期待されます。

最後にお知らせ

当社フーモアはクイックコミックというwebマンガサービスを運営サポートしております。

今回の記事に近い内容ではないですが、個人作家さまからの短編漫画の応募をお待ちしております。賞金も用意しておりますので是非以下からご応募いただけると幸いです。
https://quick-comic.com/campaign/grandprix01/

第一回クイコミグランプリ


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担当:井本洋平
TEL/03-6228-4310 MAIL/info@whomor.com


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