見出し画像

さらなる高みへ~ノベル原作のwebtoon作品の脚色について~

ご無沙汰しております。
フーモアのディレクターLIM(リム)です。

気づいたら夏。気温差が激しいのでホットカーペットは仕舞えずちょこっと出しているのですが、日差しの下を歩くのは流石に怖くなって最近は日傘を持ち歩くようになりました。
7月が怖い…

夏といえば夏季休暇。これを機に新作品を読むぞー!!となり色んな作品に手を付け始めたのですが、友達から勧められた小説をコツコツ読んでいたら既にwebtoon化されていてびっくりしております。色んな作品がどんどん生まれていくなか、こういう形で一つの作品が色んな形で連携してどんどん広まっていくのを見ると嬉しくなってしまいます。

今回のnoteではノベル原作のwebtoon作品がどんな形で脚色されるのかを皆さんに紹介していきたいと思います。

■なぜノベルをwebtoon化するのか

ノベル(小説)をwebtoonするメリットは大きく二つあります。
一つは別のメディア化と同じく、既存の読者(小説原作を読んでくれていた読者)の流入を目指せるという点です。なにより小説という形で既に一度評価されていることはwebtoonとしての漫画化企画を立てる際、大きな保証になります。

二つ目はストーリーやキャラクターなどの大枠があり、webtoon作品を作る際、その大枠を利用することができるという点です。もちろん小説とwebtoonは別のメディアなので、webtoonとして楽しめられるようにしつつ同時に小説の読者も満足させられるような形で脚色作業を挟むことが多いです。

■具体的にどこが原作とは違うか

・ストーリー

史上最高の領地設計士(line漫画)

ノベルwebtoon化作品は少なからずストーリーの脚色作業を行うことになります。脚色は小説を絵に起こす際に分量が伸びてしまうものだったり、少し改変を足してもっと面白くするためのものだったり様々ですが、より作品を面白くするための装置となります。

上記の作品では原作では存在になかったシステムや設定を挟み、読者がより世界観や展開に没入できるように工夫しております。

・キャラクター性

義家族に執着されています(line漫画)

原作が小説だからこそ描写できるキャラクターの心の声もあれば、同時に絵で描かれるwebtoon作品だからこそ見せられる表情や感情もあります。webtoonとして企画する際、それらをより増幅させ、より印象的なキャラクターにするためにキャラクターにも原作にはなかった設定が加わる場合があります。

上記の作品では主人公たちに目標を与えることによりキャラクターの行動に読者が納得でき、同時に感情描写に没入できるような形になるような形で脚色作業をしております。

■まとめ

いかがでしたでしょうか?

脚色は原作の素晴らしさを伝えながらもwebtoon作品だからこそ伝えられるものを読者に伝えるための工程です。どちらにも目を置く必要がある分、難しい作業でもありますが、頑張る作家さんを支えられるように私もディレクターとして引き続き頑張りたいと思います。

フーモアでは仲間を募集しています!
是非ご応募ください。
いつでもお待ちしております!

◎制作アシスタント
各工程における制作アシスタント業務になります。
 ・ネーム(絵コンテ)担当
 ・背景線画担当
 ・着彩担当
 ご応募はこちら

◎アートディレクター(作画監修)
Webtoonのクオリティ管理と作画監修業務になります。
ご応募はこちら

◎ディレクター
Webtoonの制作進行管理と品質管理になります。
ご応募はこちら

■問い合わせはこちら
株式会社フーモア
担当:井本洋平
TEL/03-6228-4310 MAIL/info@whomor.com


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?