急成長した小説投稿サイトnovelpia~後発ながらも月間訪問者数でJOARAやMunpiaを抜く~
こんにちは。フーモアwebtoonチームです。
韓国の新興勢力である小説投稿サイトnovelpiaが、munpiaやjoaraを抜いて急成長中という話を2022年の年末に風の噂で聞きました。
改めて1年間ほど経った2023年10月に調べてみるとやはり訪問者数では、munpiaやjoaraを抜いたままであることからその勢いを改めて感じます。いろんな小説投稿サイトが大手企業に買収されてきている中で、かつ後発にも関わらず凄いなと思います。
このnovelpiaの運営元は、Metacraft社。
2022年2月に45億ウォン(約4.5億円)調達ということで、注目を浴びている会社です。
会社こそ聞き慣れないものの、運営の大元はアダルトのwebtoonで有名なToptoon社。
韓国のnovelpiaはその流れもあってか、アダルト系作品が多いようです。
小説投稿サイトとして、日本の「小説家になろう」や「カクヨム」などはテキストベースで作品のタイトルが羅列されている中、novelpiaのほとんどの作品は表紙が存在していたのが新鮮で驚きでした。
ところどころ表紙に生成AIが使われているようです。権利周りの問題に関してはどうなっているのかは気になるところです。
novelpiaは若年層へのシェアが大きく、UIがシンプルで見やすく、投稿された小説へのグラフィック提供がなされていて、読者がクリックしやすい感じになっているなど、細かい差別化が聞いていたのかもしれません。日本のnovelpiaがリリースされたとき、読者にも作者にもサイトに訪問する理由などを用意したりと、上手くスタートできているんじゃないかなと思いました。
novelpiaの日本支社では電撃文庫と組んで紙の出版も力を入れているようです。
文字から生まれる作品
文字から生まれる作品からマンガ、webtoon、アニメ‥などステップを踏むように投資がなされIPが成長していくなど、ビジネスとの相性も非常に良さそうということもあり、この分野が引き続き注目され、再発明なのか新しく市場を変えて流通をするのかなどまだまだ進化の余地がありそうです。
KADOKAWA社の夏野社長もまずは小説を出してマーケットの反応を見て、売れたものをピックアップして次の展開をしていることで成長をしているということを明言しています。
最近KADOKAWA社もライトノベル電子出版を欧州で強化するということで、動向が楽しみです。
日本でも創作プラットフォーム「Nola」を提供するindent社が2023年10月5日に資金調達を実施するなど、
いわゆる小説を投稿をするサイトではなくて、テキストエディターツールとしてテキストの作家さんに寄り添うプラットフォームなども成長しており、いろんな切り口があるなと思いました。
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