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側から見たら混沌、思え返せば有機的

時間が経つにつれて、外壁は堅固で背の高いものになっていく。建築材もしっかりして長持ちするもの に変化していく。スクワッター・シティで不思議なことは、年月とともに住民たちの手によって、わずかでも着実に改善されていく点だ。住宅もそうだし、コミュニティ全体もよくなっていく。都市計画の専門家から見れば、スクワッター・シティは混沌のきわみだろう。だが私のような生物学者の目から見ると、きわめて有機的に動いている。

スチュアート・ブランド『地球の論点』、仙名 紀 訳、英治出版株式会社、2011年、64ページより引用


タレブの『反脆弱性』にも似た内容が書かれていた。トップダウンドリブンの人からみたら行き当たりばったりに見えても、思い返してみたら有機的に動いているというニュアンスのこと。



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