見城徹005『受け入れた上で手を尽くし切る』


大きな分岐点に立たされた時、人は、くよくよ考える。僕は、この時間が何より嬉しい。いや、嬉しいと思うしかない。  悩むことは、もとより憂鬱である。そして、おのずと限界がある。それを越えるためには、「暗闇の中でジャンプ」するしかない。
暗闇の中でジャンプするのは、とても怖いことだ。自分が今立っているのは、切り立った崖の端かもしれない。しかし、未知のステージや世界に飛び込むからこそ、前進がある。人生とは暗闇の中のジャンプの連続なのだ。 「迷った時は、やめておく」という人がいるが、僕はそれとは正反対だ。「迷った時は、前に出ろ」これが僕の信条だ。迷った時こそ、大きなチャンスだ。迷わないものは結果が小さい。

見城徹、藤田晋『憂鬱でなければ、仕事じゃない』、株式会社講談社、2013年、kindle87ページより引用



あらゆる不合理や痛みや不可逆的なものを受け入れた上で前向きに手を尽くし切る

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?