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映画感想 怪物

私はまだ小学生の子ども時代というのが人生のスパンで見るとつい最近のことなので、その眩しさや抗えなさとかが映画の世界でとても忠実に表現されていた。それはとても快適で、心地よいと感じた。
大人に言えること、言いたいこと、言えないこと、感情主体で行動してしまう子と社会を主体で行動できる子が差が生まれる、小学校高学年。 
だんだん男子と女子の身長も離れてゆき、足の速さもスポーツでも勝てなくなる。止まらない差の連鎖で不安で、でも自分は子どものように怒られなくない、避けられたくない気持ちがある 小学校高学年でいじめが顕著になることがあるのはこういうことだと実体験からも感じている。
人間は皆子ども時代があったけれど、社会を全うすればするほど、その時のことを、想像すらできなくなるように頭が硬くなってしまうのではないか だから大人は子どもを理解しようとすることは難しい。 大人と子どものはざま 見えることが理解につながるものではないと映画の中の彼らが教えてくれる。 

自分も、かっこよく、なりたかったもんなあ 男児向けのスポーツブランドをどうにか欲しいと言ってスポーティーな感じに着たり、アディダスの裁縫セットにしたり

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