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わたしがwhoになった理由。

わたしは会社員である。
名前はまだ無い。
嘘、ごめんwhoです。

今回の写真はwhoのTwitterでの初期のアイコン。
エモい、、
って言えるほど前ではないですね。

プロフィールに色々書いているけど、会社員とは書いていない。
あと数ヶ月で、会社員ではなくなるから書かなくていいかなあと。
でも現在は、一応会社員である。
とある復縁、別れさせ屋、いわゆる探偵業の会社員。

主にやっている事は、新規の面談、契約、契約した方の担当。
調査員、工作員もやります。

担当としての仕事とは。
依頼者さんと日々のやり取りをしたり、アドバイス契約がついていたら、自己改善のためのアドバイスや、相手に送るLINEを一緒に作ったり、添削したりしています。
あとはメイクやファッションのアドバイスなども。
ただの雑談をしている事もありますし、メンタルケアもする。
調査や工作について依頼者さんの許可を取ったり、案を一緒に考えてもらったり、業務報告もします。

あとは調査日程の調節や、工作員の選定、工作内容の指示などですかね。
担当として持っている案件の、全ての権限を握らせてもらっている。

調査員としては、わたしはあまり有能ではないのですが。
張り込みや尾行をする人ですね。
すぐに接触したくなってしまうので、ただ後を追うのはあまり向いていません。
そこにいるんだから話しかけちゃえ!となりますので、大人しくしててねと自分に言い聞かせます。

工作員とは、対象(依頼者さんのお相手)に直接接触する事。
工作員としてはわりと有能です。
元々工作員を希望して入社したくらいだし。

わたしは会社員をやった事がなかった。
初めての会社員。
個人事業主ばかりだったわたしの人生。
固定給って、なんてすばらしいんだろう!と思っていた。

そして仕事内容。
ハードです。
もうひたすらハード。
お休みって言ったって出社しなくていいってだけだし、家で依頼者さんと電話するとかLINEするとか当たり前。
時間なんて関係ない。

だから「固定給って言っても、まあわたしにしては世間一般からしたらいいお給料なのかもしれないけど、調査しかしない人と比べても、責任だけあって大して高くないっていうか安くないか?」
まあそれなりに不満は抱えていました。

でもね、この仕事がすきなんだよ。
だから辞めるつもりもなかったし、依頼者さんのために仕事をしようって決めた。
社内のあれこれは流そう!見ないようにしよう!って、依頼者さんの前以外は屍モードになっていました。

ところがそんなある日。
オーナーがやってきて、わたしを怒鳴り散らした。
挙句「クビだから」と。
理由はわたしが書いたブログだった。
1本のブログの内容が気に入らないからって理由で解雇だという。
法律勉強してくださいとしか申し上げられない。

わたしは自分に関係したり、仕事に関係する法律には聡い。
こんなんで解雇理由として認められないのは、十分に理解していた。
ただここで応戦してはいけない。
辞めたくないとダダを捏ねないと、自主退社扱いにされてしまう。

その辺りはどうしたらいいのか熟知していたので、そんなひどい事がありながらも、今も会社員なのである。
固定給の魅力よ!っていうのは正直もうなく。

わたしが面談して、わたしにならお願いしたいと依頼をしてくれた依頼者さんを置いていくのが嫌だった。
わたしがここで辞めたら、この中の誰かが引き継ぐのだろうけど、傲慢な事を言いますが、わたし以上にできる人はいないから嫌だった。
どうしても。

でもなー、こんな会社に長くいられるわけないよな。
そもそもわたしは表現者なのに、表現の自由を奪われるなんて、、
規制だらけの中で、わたしがありきたりな復縁ブログを書く意味よ、、
他の人がそんなのいくらでも書いてるからいいじゃん。
わたしにも表現の自由をー!
と声高にデモでもしたいくらい。
あくまでもただの会社員なんですけどね。

とそんなわけで、創られたのがwhoです。
会社にバレると面倒なので素性を隠す、わたしの影武者。
恋愛や復縁について言いたい事を表現する、表現者who。

whoがいてくれた事で、わたしは独立という選択肢を持てるようになりました。
会社は数ヶ月後に退社して、whoの探偵社を作ります。

小学館の知り合いに「whoに雑誌のコラムの連載ちょうだい!」と言ったら、2年早いと言われました。
会社が成功したらお願いするよって。
まあ口約束ですし、あんまり信じていませんけど、whoは表現者なので売り込みしないと。

詐欺みたいな事をしなくても人の役に立てて、お金お金って追いかけるんじゃなくて。
もっと自分や会社としての在り方を素敵にしたいんだ。
この業界詐欺ばかりだからな。。
同業者さんごめんね。
でもよく聞くし、印象悪いからできれば詐欺まがいな事はやめて欲しいな。

whoの事を好きだと言ってくれる見ず知らずの方がたくさんいます。
whoにありがとうと言ってくれる人がたくさんいます。
こちらこそありがとう。
励まされてる。とても。

最後になりますが、whoの名前の由来は「誰?」です。
今後とも、どうぞよろしくお願いします。
次からはさすがに恋愛とか復縁のこと書きますから、たぶん。

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