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ミッション:スパイファミリーから恋愛を学べ。

人気アニメ「SPY FAMILY」
皆さんは観ましたか?
わたしは最近友達に勧められて観てる。

アニメ流行ってますけど、アニメデビューです。
ちびまる子ちゃんとかドラえもんとかそういうのは観ていましたけど、大人になってからは初めてアニメ観ました。

スパイの父と殺し屋の母。
任務のために偽装結婚をしたのですが、お互いにその正体は知らない。
人の心の声が聞こえる、孤児院から貰われてきた娘アーニャ。
アーニャだけは父と母の正体を知ってます。
何を考えているかもわかってはいるのですが、なにぶんアーニャは6歳。
勘違いが多い。

このアニメ、まずおもしろい。
ほんとおもしろい。
アニメ食わず嫌いだったわたしのバカ!
これからは積極的に取り入れたいとおもう。

って、わたしの感想や抱負を言いたいわけではなく。
このアニメは恋愛においても重要なことを教えてくれてるんです。


先ほども書きましたが、アーニャは人の心の声が聞こえるから相手の考えがわかるのに、勘違いが多い。
アーニャの年齢設定とキャラクター的にこれでいいのですが。
実際の恋愛でやってる人いますよね。

アーニャみたいな超能力者じゃなくても、相手の表情、声色、雰囲気など第六感といいますか、直感や察する能力といいますか。
その様なものから人は相手の考えがなんとなくわかる事があります。

で、なんとなくわかっているのに勘違い。
からのズレた言動。


ではどうして勘違いが起こるのか?
それは自分のフィルターを通して相手の心理を解釈しているからなんですけど。
「これは自分の思い込みフィルターを通したから勘違いかもしれないよ?」
と疑うことができないと、勝手に
「○○してくれないから、あんまり好きでいてくれてないのかも、、」
という、勝手なネガティブモードを発動します。

勝手なポジティブモードを発動する方もいますが、これはどちらも「勝手にそう受け取って思い込んだ」というところが同じです。
どちらも相手の気持ちとは違う点で同じ。

アニメを観ていると「えー違うよねw」ってわかります。
アニメなのでネタバレしてくれているのでね。

こう受け取って、この人はこう思って行動した。
でも最初が違うからズレてる。
超能力者のアーニャですらそうなんだから、普通の人間の人たちが、相手からの非言語コミュニケーションから受け取るものを決めつけるのは無理があります。


こう言っているからこう。
言葉と本当や本心が違うという事も、スパイファミリーから学べます。
父も母もアーニャも嘘つきです。
どえらい嘘つき。
みんな自分の任務や本性を隠し、隠すために嘘の上塗りばかり。
なのに仲はよく、お互いを思っている事が伝わるんですよ。

「○○って言われたから、、」と、言葉や上辺だけを信じない事。
人は額面通りに話しませんし、素直な人ばかりでもありません。
言いたくない事もありますし、相手に知らせない方がしあわせということも多々あるし。
いい教訓です。


恋愛は気持ちでするものじゃないですか。
気持ちって目に見えないじゃないですか。
だからわかるように形や言動で表してもらいたくなったり、勝手な自分の相手分析しだすじゃないですか。
恋愛相手に冷静でいられる人はほとんどいませんので、自分フィルター通して自分の都合よく受け取った上で分析してみたって、まあハズレでしょうね。

そこまでならまだいいですが、今度は決めつけにかかるじゃないですか。
これが本当の恋愛がうまくいかない理由だとわたしは考えております。
もうズレまくり。
ここから恋愛の悲劇が始まると言っても過言ではないとおもう。


所詮普通の人間が、相手の気持ちをいくら考えたってわかるわけがありません。
奇人変人もいくらでもいますし、嘘つきもひねくれ者もいます。
わかったつもりになっても、それは「つもり」なだけで、ただの決めつけ。
だけどね、相手をわかろう!わかりたい!というアンテナを出しておく事は大事なんですけどね。


スパイファミリーを観ると、いかに思い込みが真実とのズレがあるか、それが分かりやすく描かれているなあと。
いかに「○○って思っているからした言動」が、違う受け取り方をされているものだなあと。

アニメがおもしろいだけではない。
相手の気持ちがわからない。
物事を決めつける問題を抱えている。
柔軟性がない。
自分目線でしか物事が見られず視野が狭い。
この辺りの問題を抱えている方には、勉強になるとおもいます。

恋愛や復縁の基本。
自分と相手を知ること。


人間の本当と嘘がわかりやすく描かれているのと、受け取り方勘違いのオンパレードなのと、それをアニメで観る方は客観的に観られるというところが、とてもいいと思いました。

スパイファミリーから学ぶ恋愛。
書き終わりますので、わたしは作品の世界に戻らせていただきます。

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