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なんでだろ期の子どもと大人に伝えたいあれこれ

さっそく2本目の記事を書いてみる。早朝6時半。
今日はスマホのアプリからだ。

スマホって本当便利だよね。どこにいても自分が知りたい情報を調べられるし、誰かと繋がれる。

ぼくは子どもの頃から知りたいことが山のようにあった。知らないことがあると、周りの大人に聞いてまわっていた。

「なんでそらはあおいの?」
「なんで、はる、なつ、あき、ふゆ、ってあるの?」
「地球って本当にまるいの?」
「宇宙人っているのかな?」

あげたらキリがない。
いわゆる「なんでなんで期」が長く続いた。
もしかしたら、その期間は今も絶賛継続中で、もはやクセになっているのかもしれない。

自分が答えを知らないことや言いづらいことの質問をされた大人たちは決まってニガ虫を噛み潰したような顔をする。

そもそもニガ虫って噛んだことある人いるの?いたら是非その時の感想を教えてください。
比喩だってのは分かってるけど、これも性分なものでして。

大人が知らないことを恥ずかしいと思って答えに躊躇しているのか、その答えがぼくにとって良くない影響を及ぼすと考えたのか知らないけど、本当に答えをわかりやすく説明してくれた大人はいたんだろうか?

多分いたんだと思うけど、記憶力が今で言うところのYouTubeの短めの動画分くらいしかないぼくが鮮明に覚えていないって事は、おそらくいなかったんだろう。

教えてくれなかったから、24のジャックバウアーばりに「クソーーーーッ」となって、卑屈になっているわけじゃない。あれ、このネタももう古いのかな、時間の流れって本当に早い。30代のぼくらならわかるだろうから、このまま消さずに残しておくよ。ゴールデンウィークだし、家にいることが多い今だから、24観ちゃいなよ、結構面白かったよ!

で、教えてくれなかったその理由を、ぼくは考えてみたいんだ。

さっきも書いたけど、きっと大人は知らないことを知らないと言えない人が多い。
そしてそれを面白おかしく表現できる余裕がない人も多い。

一緒に調べてみよう!とそっと寄り添うことを思いつかないほど心に余裕がない自分の生活を、育児生活を送っている人が多いんだと、大人になって感じれるようになった。

ちょっと寂しそうに見えるかもしれないけれど、こう考えてみてほしい。

ぼくらが変えていけばいい。

簡単なことじゃないし、実はぼくにはまだ子どもはいない。結婚すらしたことがない。
そんな独身男に言えたことじゃないかもしれないけど、大人と子どもの関係ってなにも親子だけじゃないんだよね。

世の中には大人と子どもがたくさんいる。
血が繋がっていなくても、その関係性は街のあちこちにある。

近所にいるガキんちょと一緒に遊んだり、お話してると、変なおじさんと絡んでいる!なんて言われて困っちゃう世の中だから、ちょっと非現実的かもしれないけど。

もし子どもたちの「なんで?」に触れる機会があったら、同じ目線に腰を落として「うーん、なんでだろうね?」って一緒に考えてみたい。

知っていることでも、子どもにわかりやすく説明できるようにしたい。まぁ、こればっかりはやってみなきゃわからないし、子どもそれぞれの感性ってものがあるから。

きっとぼくのことだから、なんでなんでが止まらない子どもに対して白旗をパタパタと上げる日も多いだろう。そんな時は宿題にしてお互い調べたら面白いんじゃないかな。

子どもの興味が目移りすることもなんとなくわかる。
今知りたいんだよ!ってきっとなるよね。ぼくがそうだったし、今もそうだから。

そこでスマホである。すぐ調べる課所属のぼくにとっては本当にありがたい世の中になった。
ググればほとんどの答えが画面に表示される。素晴らしい。

スマホで答えを導きださない方が良いこともあるだろう。それはきっと人生について聞かれた時だ。
ぼくについて聞かれている時とも言い換えられるね。

んなもんはググったって出てこない。
有名人ならWikipediaやまとめサイトがあって「はい、コンナヒトデース」と見せてくれるけど、そうじゃない。

ぼくが生きてきて、見てきた聞いてきたことを伝えること、それが人生の答えっぽいものになるんだろう。

あくまでも答えっぽいものであって、子どもの答えじゃない。答えじゃないならなんだろうか、きっとこれが「教育」なんだろうな。

居酒屋でクダを巻いて若手部下に対して「俺の若い時はよぉ〜」と言いながら、部下が愛想笑いしてるのにも気付かずに、1人で独演会をしているジャイアンみたいな大人にならないように、今から心がけていきたい。

きっと心がけていけば、ぼくが子どもの頃にして欲しかった「子ども質問コーナー」のMCができるんじゃないだろうか。

ぼくは独身です、子どももいません。でも子どもは好きです。
だからといって、変なオジサンではありません。変わったオジサンではありますけど。

大切な事だからもう一回言います。

変なオジサンじゃないよ、変わったオジサンだよ。

もうええわ!こんなもの書いてる時点で分かっとるわ!

お後がよろしいようで。


さまざまな人に出会うために旅をしようと思っています。 その活動をするために使わせていただきます。 出会った人とお話をして、noteで記事にしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします!