タピオカドリンクに出会ってしまったからだよ
朝からタピオカドリンクが飲みたい。
先日15年ぶり2度目のタピオカドリンクを飲んでから、ぼくの生活の中にサッと割り込んでくるから困ったもんだ。
割り込み具合は、例えば長い列を作っているお昼のコンビニで割り込まれた時にイラッとしちゃうアレとは全く毛色が違う。
目の前でタピオカさんが割り込んできても「どーぞどーぞ、ぼくは急いでないんで」と言えるくらいスマートな返答ができるし、タピオカさんも主張強めじゃない。とは言え街にはタピオカさんに出会える場所が多いのも事実だから、本当は主張強めなタピオカさんなのかもしれない。
あくまでも、ぼくの中のイメージである。
タピオカを手に入れる旅へ
関東は雨だ。土砂降りだ。
だが今のぼくはタピオカドリンク片手にサンドイッチが食べたい。
そう、とにかくタピりたいのだ。(この言葉を使うとは先週まで思っていなかった)
Tシャツにパンイチのタコ姿から急いで着替えて、近所のコンビニへ旅に出ることにしたわけです。旅って書くと大げさだけど、それくらいに思えば雨の中でも歩くのが楽しくなるだろう、そんな気持ちからです。
実際は土砂降りだし、足元濡れるからハーフパンツにクロックス履いて、濡れても大丈夫だぜ!の準備をした。ただそれだけ。
2種類のタピオカドリンクが陳列してあったのだけれど、事前に調べておいた方をチョイスした。めっちゃオシャレ感満載だ。
マウントレーニア(今ならもれなくイケメン窪田正考さんのお顔を拝めます)にハマっていたころを彷彿とさせる「ぼくはいつもこれ飲んでますよ感」を醸し出してササっと手に取ってみたわけです。
自宅に帰ってから撮りました。朝のコンビニは人が多いのと、ほぼ毎日行くところだから、店員さんに目を付けられてくないのだ。既に要注意人物かもという疑いは拭えない。笑
粘性の強い黒糖シロップ使っているんやろなぁ〜
入れ物にこびり付いてるじゃん、めちゃ混ぜながら飲まないと!
と意気込みつつ、ミックスサンドイッチと一緒に購入して短い旅を終えました。
手首の筋トレだぁぁぁあ!!
自宅に戻り、早速ストローで飲みながらグルグルとタピっていたわけですが。一向に混ざってくれない。入れ物にしつこいくらい残る黒糖シロップ。
なんでやねん!とツッコミを入れながら手首をグルグル小気味よく回す仕草は、ちょっと筋トレのような、はたまた高級ワインを高級なグラスで飲む時に空気と触れ合わせながら飲む仕草の様な、あの感じ。(と言うほどカッコよくない)
飲みほした後、入れ物を凝視する。
・・・ん?パッケージデザインじゃーーーーーーん!!!
混ざってる途中の、あのファーンとした表現をパッケージにデザインしているのかっ!騙された!まんまとデザインチームに騙されたわけです。
しかーし!ぼくはこのパッケージをデザインした方もしくはチームのしごとに対して拍手とスゲー!をお送りしたくなりました。右腕と手首の筋トレにもなったし(結果ストレッチくらいだったな)視覚的に購買欲を掻き立たせるデザインの勉強にもなりました、マジでスゲーっす。
語彙力が乏しい筆者です。おほほほほ。
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商品を開発する時には、徹底的にリサーチしてマーケットの中の買って欲しい人をターゲッティングする等々、手間ひまかけて商品が誕生するんでしょう。
ぼくは何かの商品を1から開発したことはないですが、見聞きしただけでも開発チームの裏側って凄い作業量を分担して行なっている事は想像出来るわけです。
チーム力が大切だぜ!とぼくは簡単には言えません。
だけど、何かを生み出す時には1人のアイデアだったものでも、ヒョコッと協力者が現れたりして実現にむけた動きが加速する事はあるなぁと今までの経験で理解しています。
1人だけの目線で突き進むのは時に必要であって、時に怖さも抱えているという事を知っていると、何事も冷静に判断出来ると思っています。
だからこそ、誰かに自分の考えを伝える事は大切だなと最近は思うようになってきました。
誰かれ構わずそこらじゅうの人に拡声器を持ってお伝えしたいわけじゃなく、自分がこの人ならむしろ反対の意見を持っているんじゃないかな?と思う人に相談する事が多いです。
それが弟です。
彼はぼくとは正反対の考え方を持ちつつも、面白い思考の持ち主です。
時に同調し、時に反対意見を持って挑んでくれる。冷静と情熱のあいだの住人なんです。辻仁成さん、勝手に使わせていただきました。フランスへリスペクトの念仏を唱えながら書いております。
ぼくからの個人的な信頼感が乗っかって、伝えてみようという行動をしているわけです。
でも、今まで散々迷惑をかけてきたぼくの言葉を彼がどういう気持ちで受け取っているかは分かりません。もし、関係性を切りたい!と思っていればそ話を聞かないだろうし手を差し伸べてくれないと思うのです。
そもそも彼もめんどくさがり。
彼なりの「めんどくさくならない方法」がぼくを正しいっぽい道へ進める様に補助する事と思っているんじゃないかな?と勝手に想像しています。
直接言うのは照れ臭いし、これも読む事はないので言っておきます。
サンキューブラザーよ。
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余談ですが、弟は常々最終手段を持っていると言っていました。
なんやねん最終手段ってって思っていました、ずーっと。
先日、幡野広志さんのコラムを読んでいたら弟からLINEが来て、幡野さんの一文がスクショされてきました。このコメントと一緒に。
「やっぱりぼくは幡野さんと似ているわ、考え方。ずっと言っていたのはこれこれ。」
ネタバレになるので詳しくは言及しませんが、なるほど!×100で気持ちよく腹落ちしました。と同時に、いつでもヤレるんだぞ!お前!と言われている気がして背筋をピッと伸ばしたのは内緒です。そもそもめんどうくさいから、やられないと思ってます、多分、いや、やめてーーーー!
幡野さんの連載はこちらです。「幡野広志の、なんで僕に聞くんだろう。」
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タピオカドリンクを朝買って、ここまで考えると思っていませんでした。
キッカケはタピオカ飲みたい!だったけど、その裏側にあるチーム力を想って色々想像できた賜物です。かなり脱線はしましたが・・・
気安く家族を大切に!なんて言葉は言いません。
チーム力を大切に!なんてもっと言えません。
ただ、ぼくが大切にしたい人は、とことん大切にしたいな、と思った早朝7時。
おはようございました。
さまざまな人に出会うために旅をしようと思っています。 その活動をするために使わせていただきます。 出会った人とお話をして、noteで記事にしていきます。 どうぞよろしくお願いいたします!