仕切り直してみる

準備できていないのは、わたしの方なんだから。
自責、後悔、訓示、自戒、。

うっとりするぐらいきれいなヒールの靴、いかにもできる人っぽいつやつやに磨かれた革靴、最先端の流行のかーわいい靴、手の込んだ細工のされている素晴らしい靴、みーんな、気配を感じるだけできらきらしていて、ショーウィンドウで飾られていて、とても手が届かない逸品で、憧れて、うっとりして、また眺めて、それだけで幸せで楽しくて、どんな人が作ったんだろう、どんな思いが込められているんだろう、どんな場所で生まれたんだろう、また眺めながら、「いつかわたしもこんな靴が作りたいな」の感じの、恥ずかしい願い、乙女心、せめてもう少し近くで見させてください、のような、「あさましさ？」、「あわよくば」ほしい、の、棚からぼたもちの考え方で。

「重すぎる」について、考える。気持ちが重すぎる。名前を書かないままのラブレターを毎日送るような、編み物のことは重いとは言いたくないからやめよう。あとは、しつこい、。？。多分、そうかもしれない。
重荷、おじゃま。
きれいなものを生み出す職人さんの、雑念、気が散るようなこと、しちゃだめだ。

こんなわたしでも、このパワーストーンを持っていれば大丈夫だ、って、ブレスレットを買うだけで思う状態、なんの考えもないまま、なんの行動も伴わないまま、多分、大丈夫にはならないから、この考え方に注意しないと。

だって、きっと、その「素晴らしい」を、必死で買ったとしても、「靴ずれだらけ」「マメだらけ」「マメは潰れている」「やっと這いずりはじめている」、ような、状態の、わたしの足には、とても、履くことすら痛いってわかっているし、この「きらきらの靴」に、血がついてしまうし、せっかくの素晴らしいものの、足を引っ張る状態になってしまう、きらきらの職人さんたちには、もっと元気に、もっと楽しく、きらきらを生み出していってほしいですし、。
そのためには、わたしはまず、傷を治さなきゃ。きらきらの職人さんたちの空気を澱ませないように、傷の膿んだ部分からくっさーい匂いがぷんぷん匂ってくる、みたいなことになったら、申し訳ないし恥ずかしい、。
そして、きっと、そのきらきらの気配、雰囲気、きざし？、パワー！だけで、こちらまで、楽しく明るくなって、傷があったことなんて忘れちゃうから。

ぜーんぶほしかった。だって、それを「持つことが」「最終目標？」に決まっているのだから、一番いいものを「持てるように頑張る」ことが、「良いこと」、「手抜きをせずに頑張ること」、？、なのだから、一番好きなものを、買えるように頑張らなきゃ！、って、いう、信念！
頑固じじいぐらいの、かたくなさで、分からず屋っぷりを存分に発揮して、これが正しいんだ、こうじゃない方が悪くて、こちらは一つも間違っていない、のような方程式で、
自分勝手な欲ばり、ごうつくばり、の、わがまま、考え方、強く強く握りしめすぎてそのものの一番好きなきれいなところを握りつぶしてしまうような、それぐらいの寄りかかった姿勢になっていないかを、チェックリストに入れよう。
調整？、工夫？、対価、も、支払わずに、ほしい！って、いうだけの、なんの考えもなしに、突進して大事故を起こすぐらいの、人の信念に危害を加えるぐらいの、掠め取りみたいな、搾取みたいな、状況なんて、作りたくないな。

このままじゃ生きていけない！、という状況に、本当に陥ったけれど、それだけじゃなくて、助けてもらっていて今があるから、助けてもらって今があるということの方に、重心を置いて行きたいな。
格闘技の、なんとか級、みたいに、デッドオアアライブ級の「私ごと？」は、優しい人、助けてくれた人たち、に、どれだけプレッシャーをかけてしまっていたのかな。考えるだけで申し訳ないな。
落ち着いた行動じゃないと周りを不安にさせるし、身の丈にもあっていなきゃ続かないし、理にかなった方法でやっていかないと、間違ったことに気づけないかもしれない。

「素敵なあの人」が履いている、「あの」きれいなパンプスではなくて、わたしの足下にある、「この」かっこ悪い「ズック」を、履きこなすこと、どこへでも行けること、履いていきたいと思えるためには何をしたらいいか、を、考えなきゃな。
うんうん。

わたしなりのサイズで、わたしなりにきれいな、自分にしては素敵だなって思えるように、生きていこうと思いました。
サイズ調整、ピント調整。

サイズ（size)
大きさ。寸法。
紙にインクが滲まないように、また毳（けば）立たないように、製紙の際、紙料に加えまたは紙面に塗布する薬品。ロジン・カゼイン・ゼラチン・澱粉・合成樹脂など。
寸法
物の各部分の長さ。尺度。寸。
基準。標準。
手順。計画。予想。
有様。模様。
寸法効果
（機）構造が同じでも寸法が異なるために予想と違った結果が生ずること。

一呼吸おいて、落ち着いて。