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キンコンカンコン


キン、コン、かね、かな
かね、かな、こがね、きん
かね。金属の総称。殷(いん)、周代の頃には、主に青銅を言い、春秋時代以後には黄金をさす。「金石文(青銅器や石にほった古代文字)」「五金(金、銀、銅、鉄、錫)」「赤金(あかがね、銅)」「黒金(くろがね、鉄)」
(名)こがね。金属元素の名。黄金。元素記号はAu。かたいが、のびがよくてさびにくい。「金銀財宝」
(名、単位)かね。おかね。金銭。また、貨幣の単位をあらわす。漢代には、黄金一斤を、清(しん)代には、銀一両を一金という。「資金」「漢購我頭千金邑万戸(漢は我が頭を千金邑万戸に購ふ)」(史記)
(名)金属でつくった楽器。鐘や鉦(しょう)など。「金石糸竹(きんせきしちく)(いろいろな楽器)」
こがねいろの。黄色い。「金波」
こがねのようにたいせつな。「金言」「金科玉条」
こがねのようにかたい。「金城鉄壁」
こがねのように美しい。「金殿玉楼」。
五行の一。方角では西、季節では秋、音階では商、星では太白星(金星)、十干(じっかん)では庚(こう)、辛(しん)に当てる。
金星のこと。
王朝名。女真族の完顔部の阿骨打がたてた。北宋(ほくそう)と遼(りょう)を滅ぼして北中国を支配した。十代、120年間で元(げん)に滅ぼされた。1115〜1234
黄金を含む率を示す単位。「十八金」
きん。将棋のこまの一つ。金将。
七曜の一つ。「金曜日」の略。「花金」
きん。「金賞」の略。
会意兼形声。今は「ふたでおさえるさま+今」からなる会意文字で、何かを含んでおさえたさまを示す。金は「点々のしるし+土+(音符)今」で、土の中に点々ととじこもって含まれた砂金をあらわす。
禁(きん)(おさえてとじこめる)、含(がん)(ふくむ)などと同系。

史記
130巻。前漢の司馬遷(シバセン)(前145〜前86)の著した歴史書。前91年成立。上代から漢の武帝の前122年までの史実を記した正史。司馬遷は前104年ごろから本書の編集を始めたが、途中匈奴(きょうど)に捕らわれた李陵(りりょう)を弁護して武帝の激怒をかい、腐刑(フケイ)(宮刑)に処せられた。その恥辱に耐えつつ、憤りをこめて書き上げたのが「史記」であるという。そこで「腐史」「蚕史」「発奮の書」などの異称が生まれた。編年体の歴史書が事件の推移を中心に記述するのに対し、「史記」は各個人の伝記を中心とする紀伝体のスタイルで記述してあり、後世の歴史書の模範となった。二十四史の一つ。
紀伝体(きでんたい)
歴史叙述の一体裁。歴史現象の総体を本紀(帝王一代の年譜)、列伝(民族や個人の伝記)、志(特殊な分野の変遷)、表(制度の一覧)に分類して記述する。史記で試みられ、漢書で確立、以後の中国の正史は多くこの体裁をとる。
編年体(へんねんたい)
歴史編纂(へんさん)の一体。年月の順を追って事実を記すもの。「春秋」に始まる。
紀事本末体(きじほんまつたい)
歴史叙述の一体裁。事件の歴史的意義の大きさによって記述の分量を按分(あんぶん)しながら、おおむね事件の始終を記述したもの。紀伝体と編年体との折衷。
按分、案分
基準となる数量に比例した割合で物を割り振ること。
按分比例
比例配分に同じ。
比例配分
与えられた数量を与えられた割合に比例するように配分する算法。按分比例。
金石の交わり
(漢書(韓信伝))堅く破れることのない友情。金石の交(こう)。
金石文
金文と石文。鼎(てい)、鐘、石碑、仏像など金石に刻された文字、文章。銘。
鼎(かなえ)
(金瓮(かなへ)の意)食物を煮るのに用いる金属製または土製の容器。普通は3足。大鏡(道長)「御堂の南面に鼎を立てて湯をたぎらかしつつ」
鼎(てい)
中国古代の銅器の一。初めは土器もあり、器形は両耳、3足を有する。食物を煮るのに用いたが、後には祭祀用。王室の宝器として王位、権威の象徴となる。かなえ。
三公の位。(鼎臣)
3者が相対するさま。「鼎立、鼎談」
鬲(れき)
中国で、新石器時代から使われた煮沸器の一。ふくらみをもつ3脚を有する土器で、煮炊きしたり、上にそうすなわち「こしき」を載せて穀物を蒸したりするのに用いた。青銅製のものもある。
九鼎(きゅうてい)
夏(か)の禹(う)王が鋳て夏、殷、周三代の天子に伝えた鼎。帝位のしるし。
九鼎大呂(きゅうていたいりょ)
(大呂は周の大廟(たいびよう)に備えた大鐘で、九鼎とともに周の宝器)貴重な物、重い地位、名望などのたとえ。
鼎立(ていりつ)
3者が、鼎の足のように、互いに向かい合って立つこと。三つの勢力が互いに対立すること。「党内で鼎立する派閥」
鼎談(ていだん)
三人が向かい合って話をすること。
釜殿、鼎殿(かなえどの)
平安時代以降、宮中や将軍家の大奥に設けた御湯殿の称。また、そこに仕えた人。かないどの。かないど。増鏡「内侍女官度も、鼎殿まで禄賜る」
禄(ろく)
天から与えられるさいわい。「福禄」
仕官するものに下付される給与。給金。「禄米、俸禄」
当座の賞与。かずけもの。竹取物語「力を尽くしたること少なからず、しかるに禄いまだ給はらず」。「禄物(ろくもつ)」
禄を窃(ぬす)む
それに相当するほどの才能・功績がなくて高禄を受けることをあざけっていう語。
禄を食(は)む
俸禄を受ける。仕官する。浄、源平布引滝「清盛の禄を食むといへども旧恩は忘れず」
福禄(ふくろく)
幸いと封禄。
幸い。
福禄寿の略。
福禄寿(ふくろくじゅ)
七福神の一つ。短身、長頭で、ひげが多く、経巻を結びつけた杖を携え、多く鶴を従える。福禄人。中国では南極星の化身という。
七福神(しちふくじん)
七柱の福徳の神。大黒天・蛭子(えびす)・毘沙門天・弁財天・福禄寿・寿老人・布袋(ほてい)。
山田流箏曲の一つ。中能島検校作曲。江戸下町の地名尽くしを詠み込む。長唄・江戸端唄・常磐津などにも同盟曲がある。
大黒天(だいこくてん)
(梵語 摩訶迦羅)
密教では自在天の化身で、仏教の守護神。戦闘神あるいは忿怒神、後に厨房神とされる。
七福神の一。頭巾をかぶり、左肩に大きな袋を負い、右手に打出の小槌を持ち、米俵を踏まえる。わが国の大国主命と習合して民間信仰に浸透、「えびす」とともに台所などに祀られるに至る。
甲子祭(きのえねまつり)
甲子の夜に大黒天を祀ること。
自在天(じざいてん)
シヴァ神の異名。大自在天に同じ。
宝船(たからぶね)
正月の、初夢を見るために枕の下に敷いた縁起物。御宝(おたから)。多くは、米俵・法貨を積んだ帆掛船の絵に七福神を描き、「ながきよのとおのねぶりのみなめざめなみのりぶねのおとのよきかな」の回文歌などを書き添えた。(季語、新年)
大国主命(おおくにぬしのみこと)
日本神話で、出雲国の主神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の子とも6世の孫ともいう。少彦名神(すくなびこなのかみ)と協力して天下を経営し、禁厭(まじない)・医薬などの道を教え、国土を天孫瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に譲って杵築(きずき)の地に隠退。今、出雲大社に祀る。大黒天と習合して民間信仰に浸透。大己貴神(おおなむちのかみ)・国魂神・葦原醜男(あしはらしこお)・八千矛神(やちほこのかみ)などの別名が伝えられるが、これらの名の地名神を古事記が「大国主神」として統合したもの。
素戔嗚尊・須佐之男命(すさのおのみこと)
日本神話で、伊弉諾尊(いざなきのみこと)の子。天照大神(あまてらすおおみかみ)の弟。凶暴で、天の岩屋戸の事件を起した結果、高天原(たかまのはら)から追放され、出雲国で八岐大蛇(やまたのおろち)を斬って天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ)を得、天照大神に献じた。また新羅(しらぎ)に渡って、船材の樹木を持ち帰り、植林の道を教えたという。
伊弉諾尊・伊邪那岐命(いざなぎのみこと)
(古くはイザナキノミコト)日本神話で、天つ神の命を受け伊弉冉尊(いざなみのみこと)と共にわが国土や神を生み、山海・草木をつかさどった男神。天照大神(あまてらすおおみかみ)・素戔嗚尊(すさのおのみこと)の父神。
伊弉冉尊・伊邪那美命(いざなみのみこと)
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の配偶女神。火の神を生んだために死に、夫神と別れて黄泉国(よみのくに)に住むようになる。
火の神
火をつかさどる神。迦具土神(かぐつちのかみ)。
迦具土神(かぐつちのかみ)
記紀神話で、伊弉諾(いざなぎ)・伊奘冉(いざなみ)2尊の子。火をつかさどる神。誕生の際、母を焼死させたため、父に切り殺される。火産霊神(ほむすびのかみ)。
火結神・火産霊神(ほむすびのかみ)
火の神。かぐつちのかみ。
黄泉(よみ)
(ヤミ(闇)の転か。ヤマ(山)の転ともいう。)死後、魂が行くという所。死者が住むと信じられた国。よみのくに。よもつくに。こうせん。冥土。九泉。万葉集(9)「ししくしろ黄泉に待たむと」
天照大神・天照大御神(あまてらすおおみかみ)
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の女(むすめ)。高天原の主神。皇室の祖神。大日孁貴(おおひるめのむち)とも号。日の神と仰がれ、伊勢の皇大神宮(内宮)に祀り、皇室崇敬の中心とされた。
高天原(たかまのはら)
日本神話で、天つ神がいたという天上の国。天照大神が支配。「根の国」や「葦原の中つ国」に対していう。たかまがはら。祝詞、祈年祭「高天原に神留(かむづま)ります」
大空。風雅和歌集(賀)「曇りなく高天原に出し月八百万代(やおよろずよ)の鏡なりけり」
天つ神(あまつかみ)
天にいる神。高天原の神。また、高天原から降臨した神、また、その子孫。続日本紀(15)「天つ神御孫(みま)の命(みこと)」
国つ神・地祇(くにつかみ)
国土を守護する神。地神。万葉集(5)「天つ神仰ぎ乞ひのみ国つ神伏してぬかづき」
天孫降臨以前からこの国土に土着詞、一地方を治めた神。国神。神代紀(上)「吾はこれ国神(くにつかみ)なり。号(な)は脚摩乳(あしなずち)」
天つ神の寿詞(よごと)
天つ神が天皇を寿(ことほ)ぐ詞。中臣寿詞(なかとみのよごと)をいう。
すめらみこと(皇尊・天皇)
最も尊敬されるべき行為者。常陸風土記「倭武(やまとたける)の天皇」
天皇の敬称。神武紀「神日本磐余彦天皇(かむやまといわれびこのすめらみこと)」
天皇の父、皇太子の父に追号する称。
国造(くにのみやつこ)
(「国の御奴」の意)古代の世襲の地方官。ほぼ1群を領し、大化改新以後は多く郡司となった。大化改新後も1国一人ずつ残された国造は、祭祀に関与し、行政には無関係の世襲の職とされた。
国学(こくがく)
中国の夏・殷・周の制で、国都もしくは諸侯の居城の地に設けた学校。
国子学・国子監をいう。
律令制で、国ごとに設け、郡司の子弟に主として経学を教授した学校。↔︎大学。
古事記・日本書紀・万葉集などの古典の、主として文献学的研究に基づいて、特に儒教・仏教渡来以前における日本固有の文化および精神を明らかにしようとする学問。近世学術の発達と国家意識の勃興に伴って起り、荷田春満(かだのあずままろ)、賀茂真淵・本居宣長・平田篤胤(国学の4大人)とその門流によって確立された。古学。皇学。くにつまなび。↔︎漢学。
皇学
(皇国の学の意)古代の天皇中心の体制を理想として、これを明らかにするために文献や歴史・国文学を研究する学問。みくにまなび。
国つ業(わざ)
その国民特有のわざ。
わざわざ(態態)
その事だけのために、特に行うさま。特別に。とりたてて。狂、老武者「御盃を戴きたうてわざわざ来た程に」。「わざわざお越しいただき恐縮です」
ことさらに。故意に。わざと。狂、水掛聟「私はまことのけがで掛けましたに、こなたはわざわざ掛けさせられたの」
わざわざ…する
bother
trouble
go out of the (one’s) way
take (the) trouble

お金について、どんな言葉があるのか、電子辞書でどう調べようかなと迷っていて、漢字からスーパージャンプ機能で調べていこうと思ったら、見事に肩透かしを喰らった感じがしました。
肩透かし
相撲の手の一。相手が出て来る所を、差し手で相手の腋の下を抱えこむようにして体を開くと同時に、他方の手を相手の方にかけ、手前に引き倒すこと。
転じて、相手の勢いをうまくそらすこと。「肩透かしを食わせる」
dodge (evade) O’s question
didge 素早く身をかわす(よじる)
言いのがれる、ごまかす
(身をかわして)(打撃・人など)を避ける
(略式)(質問・責任など)を巧みにごまかす、はぐらかす
(写真)…を覆い焼きにする
(豪俗)…を不正に得る
身をかわすこと
ごまかし、言い抜け;工夫、考案;計画、方法
evade
(攻撃・敵など)を(巧みに)逃れる、避ける
(義務など)を回避する;…することを忌避する
(質問など)をそらす、はぐらかす
(物・事が)…しにくい、(人)にとってとらえにくい;(努力など)をむだにする
のがれる;回避する

たぶん調べ始める文字が違ったのかもしれない。「金」じゃなくて、「経済」がよかったのかな。
それともお金について知ろうと思ったら、七福神と、天照大神について、まず知ってからかかってこいや!、という感じでしょうか。

儲ける
善悪
眩しい
稼ぐ
とかも調べようと思ったけれど、週に1回の投稿を目指すことに重きを置いて、今日はここまでにします。

今日も、調べ学習ごっことの戦いは完敗といえます。
最近調べていた、「性」も、「金」も、身近な物だと思っていたけれど、難しくて、よくわからないままになっていたなと思いました。
にぎにぎ(握握)
幼児が手を握ったりひろげたりすること。
(幼児語)握り飯をつくること。また、握り飯。
にぎにぎ(賑賑)
にぎわっているさま。にぎやかなさま。

またがんばります。

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