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☆2024.5.23 射手座満月のあなたへ☆

お元気でお過ごしですか?
こちらは梅雨入りしました。
そんな梅雨の最中、いつスコールや雷が来るか分からない不安定な空模様の日には、森をただ歩くことが日課になっています。
噎せ返る湿度の森を歩いてビーチに出ると、驚くほど気持ちがすっきりします。海に存分に入るのはもう少しお預けですが、何日か森を歩くだけの日を過ごしてみると、日に日に目が追うものが変化してきたり、匂いや風を感じる肌感覚や五感が冴えてくることに気づきました。ある日には蝶道に迷い込んでしまい、蝶の幽かな気配や潮と花の香りを頼りにビーチに抜けた経験もしました。森が毎日来る変なニンゲンを迷い込ませようとしたのか、それとも、まあ見てゆきなよ、と蝶道に誘い込んだのか…不思議な体験でした。
たかが10分くらいの短い散歩。けれど日常のなかに溶け込むようにひっそりとある境界線に入り込むことで、自分の輪郭はかき消され 、五感とアンテナだけが残る。いつも必ずあると信じて疑わない肉体と外側の情景が曖昧になるととてもリラックスできます。
この射手座満月は、人間同士による、人間だからこそ起きる熱っぽいやりとり、というイメージがわきます。
共感は対人間だから起きる素晴らしい感覚。だけれど人間だけにあまりにも過密に注視してはいないだろうか?と、時々は思ってみたりすることで無関係な疲れからは自由でいられるはずです。疲れも中毒と同じでその刺激が癖になっているだけ。
過密になり過ぎた過剰に行き過ぎた街にはどんな未来が待ってるだろうか?ということと同じで、あまりにもニンゲン第一主義で視野が狭くなる、というのはこれから先に準備されている「精神の自由を獲得する時代/あたらしい感性が再び目覚める時代」には逆らっているようにわたしには思えます。
時々、枠からはみ出そう。
はみ出したり、外れたりしながら、誘われるままに道を辿りたい、そう感じる満月です。

             🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔🌕

それでは満月のお話を

射手座満月のテーマ

――― 離れていたものが何なのかに明らかに気づき 近づこうと試みる満月―――

―――上昇する視点―――

です

離れていた何かに近づこうとする際に冒頭で書いたように 「熱っぽいやりとり」が起きるのではないかと思います 化学反応のような現象
知りたいから 興味があるから 離れていることを知っているから恐ろしくなって益々過密する 過剰になる そこからきっと皆 抜け出したいのだと思います  飽き飽きしているし疲れている ように思います
興味があるけれども 言葉を使って話をすれば距離が埋まるわけでもない 互いの意見は離れてゆくばかり 興味や好意すらいつの間にか嫌悪に変わる…なんてこともあるかも
屈強でブレない強さ 一人の人間として在ることを自然と求める時だからこそ頭で練り上げた取り繕う理由だけでは 満たされない納得ゆかないぞ…と気づきはじめているのかも知れません
目先をがらりと変えてみたり 根底にある信念を疑ってかからないと渦に飲み込まれるぞ…という危機を感じている人もいるかも

1人きりでも共感されなくても自分自身が何を今捉えようとしているのかジッと観察する時間を大切にしてみましょう
待つ時間 耐える時間だと最初は思うかも
けれどいつしかそのぽっかりと空いた時間こそが自由の時間なのだと気づくはずです
何かをしなくても遠くに旅に出たくらいの満足感とお土産と豊かさを得ていることに気づきます

本来の自分像は新しく造り上げるものではなくて 今求めているビションのなかに 危機を感じているあなたそのもののなかに既にあります 最初から搭載されている それがあなたです
確実に関心や興味や行方を捉えています
その最初から完璧で緻密な感性を信じてみませんか 
世界には
自分自身と求めていたビションだけがある
見たいものを見て
体験したいものを得ている
というごくごくシンプルな構造へと様変わりしてゆこうとしています

違うと思うなら変えるだけ
見たくないものの方に輝きが残っている可能性もあります
様々に削ぎ落とされてゆくものもたくさん出てきます
その先で生身で共感を再体験すると 歓びってこういうことか!思い出した!
とびっくりしますよ きっと
今までのような評価が優先の価値や小手先の解決からは遠ざかりますが ずっとずっと熱意に満ちた生き方や関係性が待っています

射手座のキーワードは
I understand.
です
何かと何かの間に立つ 間に立って隔たりをダイレクトに自分自身に受けるサインです
どれだけ離れてしまったか
どれだけ遠くに流されていたのか
翻って
どれだけ本当は共に在りたいと願っていたのか
理解すればするほど痛みのような悲しみのようなものを含んだ熱は燃え盛ります
深とした孤独にしか訪れない青い炎です
理解には 解く という意味もあります
絡まっているものを引き伸ばせばその距離に気づきます あまりに絡まりすぎると自由はなくなり本来あったはずの本能や想像は固く閉ざされます
閉ざされ 見るものや興味を引くものも制限された世界 それを受け入れつまらないと思い込んでしまった自分自身 
何となく皆がこの窮屈さに対して疑問を持ち始めているのだと思います
こんなはずではなかった

これとは違う歓びを知ってたはずだぞ

―――だとしたら 君は 君のはじまりに戻れば良いよ それだけが真実でそれだけが君を救う 君の傍に立つ者はいつも君以外にいない―――

と言う満月

理解していなかった現実や真実を知る時は  物凄いショックです
解かれる瞬間は真実と共にありますから
何か夢でも見ていたかのような魘されていたかのような自分に気づくと夢は醒めます その後にショックは残ります
何をしてたんだろう…と

この満月は一点集中した考えや思考や想いなどの過密さを吹き飛ばす熱風を送り込んできます
その熱風で一度ハタと目を覚まさせようと試みているようです
―――自分が求めた憧れや理想や夢 そこから離れていることに気づかせようとしています
どんどん剥がれ離れてゆく今まで信じてきたリアルを感じながら 自分自身がどっぷりとその真ん中に立って過ぎ去るものへ手を振る手を振る度 火花が散る 景色は真っさらになるまで燃やされてゆく 真ん中に立て そして瞬時に捉えて 離れた端と端を結べる唯一の者は君だ ―――
と宣言しています

今見ている世界だけが世界だと思い込み 固く閉ざされてしまう前に 自分自身に限りない尽きることの無い憧れや可能性を見出してほしい そこに永遠や無限は存在するのだから

という願いがチカチカとハレーションを起こしながら燃えているような満月
真実や真相を齎す為に自ら燃える美しい火
いつもならダメージを受けてしばらく立ち直れないような事実や現実も 今はきっと清々した 気持ちが良いなと思えるでしょう
自ら求めた世界は驚くほど当たり前な顔をして姿を現してくれるでしょう
怯えて縮めた手や足が伸びてゆくように心が感じるでしょう
怖さは幻想だったと気づくでしょう
どれ程離れていてもやっぱり最初にあったあなただけの信じ仰ぎ見るような憧れは消えていなかったことに気づくでしょう
捉えようとしている真実を逃さぬように ジッと静かに

この満月が起きる射手座の対岸には 双子座があります
双子座もまた 何かを熱く探し求めるサイン
手放して身軽になる 身軽になったら足りなかたったものと手を繋げる…
そんなイメージもあるかも知れません
手放すモノって何でしょう?
それはそんなにすぐになかったかのようにできる軽いもんじゃない
と この満月の形相を見ると明らかに分かります
手放して身軽になる のではないです
どれだけ離れてしまったかをしみじみと痛感してるうちに自らが燃えて いらないモノやマヤカシが灼け落ちるだけです
激しいですが 確かに手放すことに関して奥底にある植え付けられた信念や価値観が消滅する時ってこれくらい激しいです
手離れていた という時 それは あなたがあなたに あなたの真実を生きようと試みて燃えている間に 気づいたら手離れていた 手放す/リリースが起きていたということだと思います
手放すことなんて忘れるくらい開かれた世界に夢中になれば良いのだと 思います
道はシンプルに そして 創造的に なってゆく
どちらに進むかそんな別れ道が今提示されたています

上昇気流を目覚めさせ叩き起こす熱風
激しさと熱さ
新しく目覚める感性の萌芽
軽いだけではない 「風の時代」のあたらしい側面を印象付けるに相応しい満月となりそうです
勝手に雰囲気が変わってゆくことに身を任せるのもありですが もっと熱く熱意に満ちて生きたいと願うなら それに乗っかってみましょう
離れていた端と端を繋ぎ
あなたがあなたの傍に立ち固く握手を交わしたら 新たな冒険ははじまります
わたしたちはニンゲン同士だから起きる愛や憎しみ その渦に取り込まれて何が何だか分からなくなる為に生きるだけの存在ではないはずです
いくらでもそこから這い出す力がわたしたちには備わっています
自ら燃えるあなたに追い風を吹き高く高く運ばれてゆきます

満ちた月は全身全霊で叫びます

―――理解したい 知りたい の根源には愛があります 関わりたいという本能があります
限られた正義や つまらない裁きなんか軽々と超えてゆこう 
ありったけの優しさや清らかな強さを現して あなた自身にも またそれに関わるモノすべてにも
そこで今どんな世界を垣間見ていたとしても
ありったけをやれば良い
離れているものはあなたの一部
離れようがありません
ただそこに目や気持ちや関心を振り分けるだけです つまり愛を振り分けるだけです―――

   🌐𓇼𓆡𓆉 ⋆𓇼𓆡𓆉 ⋆𓇼𓆡𓆉 ⋆🌐

5/20 太陽は双子座に入りました

太陽双子座期間のテーマ

――― 見送る 送り出す ―――

この満月の
 離れていることに気づくそして取り戻す
という流動的迅速な変化の側面にはどうやらこの太陽も納得している様子です
力強くリードする時代を牽引する仲間という印象

過去を苦しみに縛り付けることを止めさせる太陽です
シンプルにそれだけです

変えられない過去をいつまでも起源にしておかない 理由にしない
ということです
過去は全ての人が持っています
未来と同様に
過去に与える意味が変われば未来は変わります 
今が目に見えてガラリと変わるので未来も変わるんだ と素直に思えます

変えられない過去に対して「◯◯のせいで ◯◯でなかったなら」と理由付けすることはさらにそんな状況を期待しているのと全く同じこと
「それは過ぎたこと もう何処にもないよ」
と この太陽はアッケラカンとして言うでしょう
何を回避したいか より
何を望むか のほうに風は見方します
楽しそうだから そっちに行きたいから
というのがその理由

子供じみて思えるかも…

でもその真っ直ぐさや率直さが大事

真っ直ぐさを取り戻すには それこそとんでもなく子供じみた発想と思われるかもだけど…

―――わたしたちは全ての生命形態を体験し今ニンゲンという種を体験している ―――

という飛躍した思考が 何かの助けになれば良いと思います
目に見える現実の状況やそれに纏わる過去の原因のようなものをいくら探っても何も出てきはしません
わたしたちは思うよりずっと多くの情報を蓄えた存在です 畏怖に値するほど興味深い生き物です だからニンゲンがニンゲンに興味を持つのは当たり前なのですよね それがいくら拗れた現実を作り出しているとしても 複雑かつ探究しがいがあるのだと皆知っているんだとわたしは思います
面白いものなんだと皆根源的には理解しているから その人間ゲームに没頭し去り際を見失ってきました

――― 見送る 送り出す ―――

これは きっと魂に精神が寄り添ってゆく過程のはじまりなのでしょう
一致や結合の感覚 ひとつである という揺るぎなさへ至る必ず通る道です

太陽双子座入りと共に
 野辺送り とか 葬送 という言葉を用いたいほど鮮烈な 古い世界との別れがはじまり とめどない変わり目は訪れたと言えます
精神が魂に寄り添ってゆく
とか
離れていた感覚を離れていたと知ることからはじまる
とか
今回の満月のお話は 仕組みとか構造とか成り立ちとかの概念の話にどうしても寄りがちになってしまいました 具体性よりも抽象的に今は描くしかないし誰かなんかに決めることができないランダムな美しさを求め堪能する時だとも思います
これから先 わたしたちニンゲンの美しいデザインが目に見えて開花し始めるのだとわたしは確信しています

様々な生命形態を体験し その情報を全て含んでいるわたし

という考えを持ちながら生きてるニンゲンもいる世界です(わたしです 笑)
だから大丈夫です(ホントかよ  本当です!)
いつかふと誰かの心が軽くなればと切に思います

小さな信じこんだ世界が息苦しくなったなら
その噎せ返るような生命に満ちた渦を渡り切ろう 時に巻き込まれたり 外れたりしながら 出た先には 頭上を遮るものが何もない 広々とした空を風たちがはしゃぎながら踊る音や声が聞こえる
過去のあなたをあなたが見送ります
見送るあなたはまるで岸辺に焚かれた炎
漁火のように燃え いつまでも絶えることなくその行方や航路を見守ります また帰ってきて固い握手を交わすことを知っています

この太陽双子座期間 きっと色々なことが鮮やかに目まぐるしく展開し始めます
前にはなかった動きが出始めるでしょう
あなたはそのあたらしい世界にあたらしい感性で目を開きます
見送り ガランとした空を幾度も味わうでしょう
その度にいくつもの炎が蘇ることにも気づくでしょう
この満月はその最初の炎が灯る夜です

展開してゆく現実に祝福を☪ ‎

I⚔️I With Love🌹

親愛なる友へ
幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋 白い魔法使い










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