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☆2024.6.22山羊座満月&夏至のあなたへ ☆

お元気でお過ごしですか?
こちらでは、爽やかな南風(ぱいかじ)が吹き始め、毎日晴天が続いています。花々や草木は梅雨の恵みを受け益々活気に満ちています。風が花や草木や土から生まれた薫る生命力を運んできてくれます。
最近わたしは起きてすぐ早朝の時間を庭に出て過ごしています。朝方は庭も夜露や夜間の雨で湿っています。除湿した家のなかで過ごす方が気分は良いけれど、1日のはじまりにその日その日を感じたい、そんな気持ちから庭に出るようになりました。
気分はまるで明け方の暗い空が朝日に照らされたら刻々とその姿を変えてゆく様に似ています。特別に嫌な夢を見ても目が覚め、やがて、夢は夢だったと腑に落ちてゆく時のように、刻々と変化してゆきます。そしてまたしばらくたつと夢から得る情報に関しても静かに受け止める脳が目覚めてきます。
「気分」と「今この瞬間の自分が感じている今」をちゃんと把握しておきたい、そしてできるだけ今をやり遂げる力を蓄えたい、そんなふうな気持ちに着地する頃には、すっかり朝になっています。

今回は、6/21 夏至(太陽蟹座入り)、と、翌日6/22山羊座満月、と季節の変わり目と大きな節目を迎えるに相応しい星回りです。

―――今この瞬間のあなたが感じている予感  誰のものでもない あなたの予感に導かれて―――

夏を経て 季節が変わり冬のさなかまでのテーマです


                🌕🌖🌗🌘🌑🌒🌓🌔🌕

それでは今回は夏至のお話からはじめてゆきます
先回のBlogでお伝えしました通り この夏至以降から冬至にかけ約半年間の「永い祭り」がはじまります
夏至は太陽が蟹座入りする日
太陽蟹座期間のテーマは
―――捧げる―――
です

今までのあなたを次のあなたに全部受け渡し あなたが夢見たあなたになる
バトンタッチしてバージョンアップしてゆく
そんなイメージ
過去の過ぎ去った時に起きたこともあなたは忘れることはないです それが歓びであれ苦しみであれ悲しみであれ その時々で受け入れ沁み込んだ感情や心の情景は忘れることはないでしょう
それはそれで良いのです
と この夏至の太陽は言います
それが過ぎさらず胸に残り続けているから悪いなんてことはないのです

そしてまた 色鮮やかに未だ残るそれらとは真逆にある色褪せ忘却され 記憶の奥底で滾々と眠り続ける思い出 忘れ去らねばならなかった想い そういうものこそに光を投げかけ 目を覚まさせてあげよう
とも語っているようです

―――捧げる―――
と言うと 何だか綺麗でキラキラしたものだけを取り出して献上する…みたいなイメージがつくかもしれませんが 決してそうではない様子です
あなたが罪悪感を覚えるようなものや卑屈になってしまうようなものや狭いところに押し込めてきたような想いや そういうものすら全部捧げたら良い という意味です
綺麗なもの汚れたもの 
輝くもの煤けたもの
あたらしいもの枯れたもの
皆きっと両方もっています
過去に遡り とりわけ印象深い想い 今でも燻る固まりのようなもの
それらを力に変えましょう
あなたがあなたになる力へと変換することです
この夏至から起きる祭りにはその背中を押す 押し出す力が十分にあります
押し出されあなたが過去に納得したなら あらたな地平は見えてきます
忘却していた過去 眠ったままの領域
が そのあらたな地平の先に広がっています

辛かったことや危機に纏わることに関してニンゲンは種の保存・生き残り戦略に基づき良く記憶しています
そして怖い夢から逃げる為にさらに戦略を練ります 記憶や思い出はその度に都合が良いように改変されてゆきます
肉体は継続や存続がすべてだから 真実を歪めても生き残ろうと頑張ります
これは悪いことでしょうか?
そんなわけはありません
培われ脈々と保存された知恵すらそこには含まれているのですから
それを納得し理解し尊重した上で
けれども
とこの夏至は言います

「けれども それだけがただひとつの幸せへの道すじだっただろうか?」

一生懸命に這って探し回って やっとそれらがほんとうは自分を責め続け追い立ててきたわけではなく 自分がそれらから その生き方から手を離せなかっただけだった ほんとうはもっと限りなく広く大きく愛に包まれていた
と気づき さらに気づきは続きます
湧き出す予感と凍りついていた感情が溶け入り交じる美しい羽ばたきの光景

何かとんでもなく巨きな真実にはたと気づく時 
鬱蒼と茂る森の黒々とした木々の上には 真っ青な何もない空が開けていると心当たる時

のような瞬間このような連続した切れ目のない輪のような気づきを運び続ける祭り

ほんとうは それだけじゃなかったんじゃ…
これより先がまだあるといつかは知っていた気がする…

この取り留めのない まだ形のない予感 
これが祭りのはじまりの合図
予感 インスピレーション タマシイの希求
はたと気づく それが一体何に導かれ何処から自分に届くのか整然とは分からなくても良いのだと思います
強いて言えば 天使のようなあなたを見守り続けた存在たちが 灼けた砂漠に綺麗な涼しい風やら湧水の匂いやらを運んでくるかのように予感は運ばれ到来する
そんなふうに見えます
あなたの熱望に応えるのが天使たち コンパニオンの役目でありごく自然な歓びです
恐れに支配されたかつての感覚や たちまち変化する感情よりも予感やインスピレーションを先に立たせる生き方 
今までとは逆のパターンで生きるようになる人が自然と増えてくるような星々の采配
感情はよりピュアになります
いつでも綺麗な水が泉からポコポコと湧いている そんな感情の在り方になるのだと思います
予感に感情が乗り 時がきたことをあなたは明らかに気づきます
躊躇わずダイレクトに生きるとはきっとそういった瞬間を繋いでゆこうと意識することからはじまるのだと思います

今まで猛然と見てきた現実の違う側面が姿を現したり
これがなんとかなれば…あれがどうにかなれば…と続けてきた連続のゲームがバランスを崩しはじめたり
ちょっと強引な視点の切り替えが起きる可能性があります
向かっているところは
あらたな地平
です
忘却した過去 埋葬されたままの過去の希望たちが あなたをバージョンアップさせるために待ち構えている その場所を目指しています
転機となる夏至です
心からあなたを生き切るために舵を切る転機
日々変化があったとしてもあなたの今の予感のほうが些細な現実的変化よりずっと強い
過去が徐々に姿を現し それに対峙することが疎ましい日でも 今のあなたの予感のほうが勝ります
今が良い悪いという裁きをあなたにも他人にもしないこと 裁きは一時の気晴らしにはなりますが騒音です 天使たちのささやき声はとても小さく あまりにもあなたに寄り添っていますから 騒音が本心だと信じてそれを呼び込んでしまいます
気分や感情は刻々と変わります
予感は永くあなたを導きます
共に必要な動力です

捧げられた蓄積した過去の想いはこのようにゆっくりと夏の夕日に溶けてゆくように昇華されてゆきます
そして忘れ去られた過去 いつかの日には決して許されなかった未来 過去のあなたが許すことができなかった未来へと拓けています
ゆるされひらけた未来へ
そして許すことなど超えた未来へ

夏至図からのキーワード
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 一致/明朗/ 転機/完成/崇高/至極 
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強いカードが出揃った!
みたいな第一印象
星から見たら偶然の采配も今まで出してこなかったカードが今なら使えると皆どこか納得している そんな雰囲気を感じます
抑えていたものが解放されると天才性は発揮されはじめます
皆に平等にそのチャンスが巡ってくるのでしょう

帆を張った舟たちが一斉に目的地に向かって出港してゆくような そんなビションが浮かびます
明るい陽光の元へ 放たれるものたち
それぞれの主旨を掲げた旗を風にはためかせ順に船出する この様子から
転機は人様々に それぞれのタイミングで起きるのだと思います
向かう先はあなたの人生の目的地
目的地 目的 ほんとうに必要なこと
それら全ては
あなたが真摯にひとつひとつに向き合う先にひとつまたひとつと現れます
その灯りを頼りに進む
そんな航海の旅
クリアしてゆく気持ち
野心を持って先へ進んでゆく気持ち
が旅をさらに楽しいものへと変化させてゆきます

真摯に深く内面を見つめ取り組む姿勢が重要になります
内面の変化が現実として現れ あなたがそれを表現して生きるまでに要する時間が極端に短くなります
どのように在りたいか
に集中していましょう
内面 内側に渦巻いているもの
それと
外面 現実
を分け隔てないことがポイント
分け隔て続け生き残るために良さそうなほうを選び続けたことが忘却したそもそもの起源なのです
最初はあなた自身も周りも戸惑うかも知れません
けれど予測よりもあなたが変容しようと誰かが変容しようと ずっとなんて事なかったな という感想になるだろうと思います
みるみる回復したり取り戻したりしてゆく様を見ると誰も何も言えないでしょう あなた自身も 今の自分は○○だ という断定も否定もない空間に身を置くことを選べば 自分自身に対しても他人に対しても どうだこうだ
と価値を定めることもしなくなるでしょう
そして何より それが自分であれ他人であれ 思い切り水を吸い上げる植物のように活力を取り戻してゆく過程の姿を見ることは 歓びを感じるでしょう
分け隔てないことが そのままを見て そのままを愛することに繋がっています

核なる希みを思う存分に生きるには 自分自身との一致が絶対的に必要なのだ
君は崇高なもの
君は至極のもの
それと同じく周りを そして世界を取り扱いなさい
世界は広いが世界は身近でもある
君の予感が感知した世界は広くとも
その瞬間世界は君に寄り添っている
一致を垣間見て経験する時
愛や希望は放射されている

と夏至の太陽は行く末を明るく晴れ渡らせます

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夏至翌日  6/22 山羊座満月

Theme/Vision
――― 意志/ 屈強/転機―――

芯の強さ をただひたすらに感じる満月です
光も闇も溶け合うような満月
先に書いた わけ隔てることがない未来をもごく身近に感じさせます
とても遠い未来にしか到来しないだろうと予測していた未来があるとするなら それを驚くほど側に感じられるような満月

夏至またはこの満月付近で 向かう方向をひとつ定めましょう
心のなかでだけ祈る
ようなものでも構いません
その願いや祈りは 自分を立てそこまで動かしてゆく動力になります
あなたのただひとつの願いを胸の真ん中に置く事で 夏至に様々にそして各々に旅立つものたちの中から同士と呼べるものが現れやすくなりそうです
感化 感応したり また その逆も然り
自分自身が波や風に洗われてゆく度に ひしひしと自分という一人を感じてゆく旅のなかで
同士や志はたいへんに心強く力を与えてくれるものだと思います
ひっそりとしかし熱い意志をこの満月は与えようとしています

満月に照らされた航路をゆく舟たち
昼間は太陽に照らされ現実に理想の姿で果敢に挑み
夜になればロマンチックで少しメランコリックな旅の行く末を思い描く
日々のなかで 朝がきたり 夕の帳が降りたりする天が切り替わる時間帯に今日のご褒美みたいな贅沢を自分自身にプレゼントするのも良さそうです
わたしたちは肉体を維持しながら夢を行く探索者
そこに境界線が太く刻まれ引き裂かれていた時代は そろそろ終わり終わりにしようと決意したら終わります
世界が不思議なのではなく わたしたちニンゲンはまさしく不思議で神秘に満ちた生き物
その壮麗で区切りなどつけられない神秘の魂たちがこの世界を探索している
それはまるで夢みたいなSFみたいな話 現実離れした話 
そうでもなくなってきたとしたら?
わたしはそうなって当然だと信じ予感しています

この満月はとりわけ
君の過去を理解せよと 理解を強く求めます
これを原因を追及しさらにサバイバルに拍車をかける力に加担させないようにあなたが注意を払いましょう

過去を理解するとは過去に理解を示し敬意を払う それだけで構わないのです
未昇華の過去は今には存在できません
未昇華の過去を慈しみ またあらたな地平を目指そうとする今できることは これ以上同じところに同じ傷を何度もつけ続けないことだけではないでしょうか
過去の夢のなかで肉体も持たず漂っているものは もはや正しい記憶ですらないかも知れません 都合よく記憶をすり替え上乗せし苦しむことは 今に目を開いているよりよほど簡単なことなのです

どう在りたいか 
そして
何に導かれ どんな景色を見たいのか
が大事だ

と この満月は言います
尽力 という言葉は山羊座に似合います
力を尽くす
その姿を満月は見つめています

   ✾𓈒𓂂𓇬.・*..☆.。.:*.☆.⋆。:゚・*.☆.。.:. *:゚ 。✾𓈒𓂂𓇬.

力強さや勢いを感じる夏至から先の季節を祝福するかのような満月
書いている最中から
わけ隔てることのない広い世界
というイメージがどんどん湧いてきました
それはきっと
光も影もあなたの身のうちに完全に溶け合う
ということを示しているはずだとわたしは思います
それらが溶け合った時 きっと形なんかでなく感動という感覚だけが残るのだと思います
まだ知らない未知はきっとそこに整然と残されています

I⚔️I With Love🌹

親愛なる友へ
幸いあれ。

星言葉紡ぎ屋 白い魔法使い

PS 何日かに分けて、その日その日に感じるインスピレーションを散りばめながらこれを書いていたら、いつの間にか梅雨明けしていました。
今朝は庭に、オオゴマダラと黒揚羽それに糸蜻蛉が優雅に踊りながら長い時間遊びに来てくれました。
翡翠の玉のような若い月桃の実の周りをぐるりと飛んでみたり、紅花の蜜を吸ったりしていました。
素敵な予感は次々と目の前に現れているはずです☆

2024.6.20 Summer


























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