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ピアスの誓い
ごきげんよう。
イヤリング派のしろひつじです。
「ピアスの穴を奇数個開けると人生が変わる」と聞いたのは、
昔の職場で同期入社の一人からでした。
その頃の彼女は配属された職場に限界を感じていて、転職を密かに目論んでいました。
ある日、もともと左右に一つずつだったピアスの穴を、片方にもう一つ開けてきて、わたしにその話をしたのです。
大きく変化があったのはそのあとから。
彼女は自分のスキルを上げるため、業務後に専門学校に通いだしました。
時間的にも体力的にもかなりハードだっただろうけれど、かなりイキイキと輝き始めました。
愚痴も消え、はつらつとして。
正直、まぶしくて羨ましかった。
それから着実に歩を進め、彼女は計画通り転職を果たし、
職場を颯爽と去っていったのでした。
格好良かったぁ‼
ピアスやタトゥーなど、体に「戻すことのできないしるし」をつけるというのは、覚悟がいることだと思っています。
よっぽどの強い気持ちでやった方がいいだろうと。
後悔することのないように。
それは「呪い(まじない)」の意味があると思っているから。
わたしはなかなかその勇気が出ません。
「ピアスを奇数個開けたから、転職が叶った」と彼女は思っているかもしれません。
確かに、なにがしかの変化はもたらしたかもしれない。
でも、どちらが先だったのだろう、と思うのです。
ピアスをもう一つ開ける「決断をした力」こそが、転職への行動力だったとも言えるのではないかな、と。
心の中に芽生えた「変化を起こす力」を、ピアス穴を開けることで明確化して、それを旗印に心の拠り所や励ましの力にかえて、くじけることなく事を成し遂げたのではないかな、と。
彼女はピアスの穴を開けることで自分に呪い(まじない)をかけたのです。
体に刻む印(しるし)は覚悟の誓いの標(しるし)
わたしにもピアス穴を開けようと思う日がくるかもね?
今日はここまで。
読んでくださってありがとうございました。
皆さまが、後悔の無い日々を送れますように!
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