逆子が治った!①

「逆子になってますね」。
31週目の妊婦健診でいきなり告げられ、衝撃が走った。

回った瞬間も、胎動の位置の変化も自覚がなかったのでショックだった。

それから病院の勧めで逆子体操をするも、2週間なおらず…。次の健診でも頭が上の場合は予定帝王切開の予約を入れることになった。

逆子は手術当日の朝までなおる可能性があるため、希望を持ち続けねばならぬのだが、私の心は少し追い詰められていた。

"初期に産院を調べまくってなんとか無痛分娩の予約にこぎ着けたのに、ここに来て予定帝王切開の可能性が浮上するなんて。何にせよ楽なお産はないけれど、医師が最終手段とするくらいにはリスクがあるわけで、できれば避けたいよ〜〜!!!回って〜〜!!"

実は最後まで逆子で予定帝王切開となるケースは全体の3%と言われている。人体とはよく出来ていて、ほとんどの赤ちゃんは生まれてくるまでに頭を下向きにするそうだ。

それでも私が"3%"に入らない保証はどこにもなく、自然の摂理をただ待つことによる精神状態の悪化を危惧した私は、逆子治療に定評のある鍼灸院のドアをたたいた。

少し長くなるので記事を二つに分ける。
正直鍼灸のおかげで逆子が治ったかどうかは定かではないが、逆子が治っている、と言われるまでの一週間の間に新しく取り組んだのが鍼灸だったので、全く効果がなかったとも思えない。

→つづく

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