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次の治療予約を取る時に、かなり先「〇ヶ月後になります」と言われたことがある人は要注意!「〇ヶ月先にしか予約が取れません」と言われるケース6つとは?

「次のご予約は〇ヶ月先までお取りできません」と言われるのは、あなたのせいかも・・・?

歯科治療には適切な治療期間というものがあります。治療によって多少ばらつきはありますが、総じて言えることは「できるだけ早く治しきりましょう」ということです。

ただし、例外もあります。インプラントや矯正治療です。その他、長い治癒期間を設けている治療の場合も例外です。例えば、全身疾患があるので体調が安定してから、数カ月後に抜歯をしましょうとか。きれいな入れ歯を作るには、まずは下地となる歯茎の改善が必要だからそれが一段落してから取り組みましょうとかはあります。

ですので、この場合の予約が取りにくいというお話は、上記以外の「一般的な虫歯治療(根管治療含む)」や「歯周病の治療」を指します。治療すべき歯が存在するにもかかわらず、ましてや自分が治療の意志を示しているにもかかわらず「次のご予約は〇ヶ月先までお取りできません」という御案内をされるなんて治療的には本来論外です。これは「うちの歯科医院は、あなたの歯を治す気はありません」と言われているのと同じです。しかし、真実は言葉通り受け取ってはいけません。その先にある、歯科医院側の意図というのを考えてみる余地がありそうです。場合によってはあなた自身に原因がある場合も考えられますので・・・

「〇ヶ月先にしか予約が取れません」と言われる原因の6つとは?

〇ヶ月先にしか予約が取れないと言われるケースはおおよそ6つあります。

①とにかく本当に予約が詰まっていて患者さんが多い歯科医院

まずは、一番真っ先に思いつく理由ですね。歯科医院の立地、患者層によっては確かにあり得ます。しかし、よく考えてみて下さい。この状況が本当であれば、どれだけ腕の良い歯科医師がいて、どれだけ評判の良い歯科医院でも早期に結構まずいことになります。例えば、全ての患者さんが3ヶ月待ちなら、絶対クレームや悪評につながりますよね?だって歯、治りませんもん。期間の問題に伴い、治療の質も悪化するはずですので、歯科医院側にとっても死活問題です。新規患者の受付を一時休止したりスタッフを増員したりと、早期に状況改善に取り組むはずです。とは言っても、実際この理由の可能性は少ないです。もし、そのような状況があなたの通う歯科医院で見られなければ、他の理由が考えられます。つまり、あなた以外の患者さんの一定層にとっては、実はさほど予約が取りにくい状況ではないと考えるのが自然です。それを以下で、さらに深く考察してみましょう。

ここからは逆の発想をしてみて下さい。つまり、予約が取りやすい患者さんとは、どういった方を想像しますか?私は知っています。言っちゃいますね。

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