「機材師」ってなんぞや?

2021年12月某日、とある方の助言により「機材師」と名乗ることにした私。

〇〇師は絵師やMix師などの文脈から付けたものですが、特に明確な定義など存在していません。むしろこれからの自分の立ち振る舞いこそがそれらを定義するものになると思っていました。このnoteでは2022年現在の「機材師」を定義し、それらの定義に必要な私自身の活動についてご紹介させていただきます。

機材師を構成する3つの要素

プロオーディオ機器販売

直接知っている方はご存知だと思いますが、とある会社(隠れてない)でDTM関連機材の販売スタッフとして勤務しております。

どんな雰囲気かというとこんな感じです。


自宅スタジオを作るので機材一式(マイク・スピーカー・アウトボード等々)導入・買い替えの相談をしたいという方や、もう1ランク上の宅録環境を整えたいという方がお客様として多く、そのお客様に対して機材という商品を販売・サポートするという仕事内容です。

著名な作家・エンジニア・アーティスト・ボカロP・Mix師などなど名前は出せませんが、さまざまなポジションの方からご相談いただいて日々お仕事しております。

ただし、全員がプロやプロ志望というわけでもなく、宅録を始めたての歌い手さんや趣味や時には税金対策という方もいらっしゃいますが、その方が目指すべきところを注意深くお伺いして、その人の予算と使用目的に合った商品を忖度なく、率直な自分の意見を伝えるようにしています。

SNS上で評判がいいけど実際どうなのかを自分の体験と価値観に基づいて、お伝えすることを心がけています。本当に思ってないことを言っちゃうと今の時代すぐバレますからね。

気になる機材があったらぜひ気軽にご相談ください!あくまで僕個人の価値観になるので全ては信用しないで欲しいのですが、実際に試した上で、その機材の長所・短所お伝えします。ただし最後は自分の耳で判断して欲しいと思いますが、、、

White Plum Studio Tokyoオーナー兼エンジニア

主にシンガーソングライターやバンドの楽曲制作・レコーディングエンジニアを行ってます。

詳細はHPを見ていただければ幸いです。
ご依頼はTwiiterにDMにてご相談いただればと思います!

whiteplumstudiotokyo.official.jp

もともとは作曲家になりたくてDTMを始めたのはもう13年前のことです。
一人でCubaseに向かってEDMやHouse、Dubstepを作っていました。
大学時代にはバンド活動をしていたり、コンペに参加したりしていましたが、芽が出ず、、、

気づいたら機材が増えており、周りのミュージシャンの制作を手伝っていたら、エンジニアとして活動していました。実は今メインで仕事をさせてもらっている灯橙あかも私のエンジニアとしてのキャリアの最初期から関わっている一人です。

White Plum Studio Tokyoの魅力

1 厳選ハードウェアを用いたボーカルレコーディング
看板マイク「Chandler Redd Microphone」や「Vari-Nu」「ngbuscomp」など機材師チョイスの究極ハードを使用して、こだわりまくったボーカルレコーディングが可能です!ブース内のヘッドホンアンプやケーブル一本一本においても数多くのバトルを勝ち抜いた「面構えの違う」機材を使用してます!ヘッドホンも個人では他のスタジオにはないと思いますが「Tagostudio/T3-01」を3台保有していますので、アーティスト・プロデューサーも同じ良音でモニタリング・ジャッジが可能になっております。

2 作曲からアレンジ・ミュージシャン手配・サウンドプロデュースの段階からご相談可能
SSWの方に多いですが、弾き語りのデモしかない、メロディーと簡単なオケしか用意できないと言う場合でも、アレンジしてお好みの完成形へ持っていくことができます!最も適した各種ミュージシャンをアレンジやレコーディングに手配いたします!iPhoneのボイスメモしかなくてもリリースできるクオリティに一緒に昇華させることが可能です。

3 アナログ・デジタル混合のハイブリッドミックス
レコーディング同様肝となるパートにはハードウェアを通すこともしばしばあります。宅録の素材もレコーディングスタジオで録ったような素材に近づけることが可能です!ただし素材が良ければITBで済ませた方がバランスが良いですね。適材適所でまずは各トラックの素材をレベルアップさせ、最終の完成形に仕上げていきます。

4 駅から近い(笑)
都営新宿線船堀駅から徒歩1分です。

機材開発(プロデュース)

既存製品にない特徴を持った機材の開発を国内のメーカーさんと行っています。僕は回路のことはちんぷんかんぷんなので、音質の傾向や便利な機能面の実装をお願いして製品化してもらっています。

こちらは現在開発中の製品が複数あります。情報解禁お楽しみに。

現在発売しているところで言うとShinya's Studioさんに製作していただき、自分も愛用している以下の2製品です!

4000 Buscomp Trans Option

Vari-Nu (For Recording)

その他oz designさん、Toneflake佐藤氏とは既存製品のカスタムに協力してもらっています!

・oz-2200 standard

・One LA 500 Toneflake Custom

機材師とは

一言で言うとただの機材好きです。

ただし仕事とか趣味の領域を超えているような気がします。

目指すところは関わっていただいてる皆さんのより良い機材ライフをサポートすることです。純粋に自分が好きなもの、良いと確信しているものが一人でも多くの音楽家の皆さんに届いてほしいと言う一心です。

好きな歌手やアイドルを「推し活」している感覚に近いですね笑

ここまでにご紹介した3つの要素は全てリンクしています。どれかで得られた経験や成果が他の要素にも良い影響を及ぼす循環なのです。それのうちどの1つでも欠ければ「機材師」として成り立たないのではないかと思います。

最終章にて機材師として目指すところをご紹介しますが、不確定要素や妄想を含むため有料領域とさせていただきます。この活動にご賛同いただける方はご購入いただけると嬉しいです。

各種アカウントリンク


HP : https://whiteplumstudiotokyo.official.jp/
Twitter : https://twitter.com/FantasticSight
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCLr3RC9wMeXNhp41_b2W-XA
note : 

ここまでの内容で「機材師」とはなんたるかを説明できたのではないでしょうか。この先自分がどうなっていくかは関わっていただいてる皆さん次第です!より良い楽曲制作・機材ライフのためにできる限り尽力していきます!

機材師として目指すところ

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