SSLの新作「The Bus+」について妄想する

いやーついに発表されましたねSSLの新作。

コンソールメーカーとしての威信と、メーカーとしての生き残りをかけた製品が近年数多くリリースされてきました。SixやFusionといった音質は本気ながらも比較的お求めやすい製品は個人のスタジオを中心に席巻しています。

そんな中唯一長らく新製品がリリースされてこなかったバスコンプ。

チャンネルストリップと並んで、同社の象徴的とも言える機材ですね!

今までに卓に最初から搭載されているものを除けば、1Uラック版、SSL独自のX Rackモジュール、API500シリーズで発売されています。SixやBigSixのマスターにも簡易的なバスコンプが搭載されていますね。

今回追加された機能(気になったところ)

・Dual Mono、MSモードでの動作
バスコンといえばStereo Bus Compですから端からステレオでの動作を前提としています。 このThe Bus+ではDual Monoモードがあるため、単体トラックへのインサートの自由度がさらに増しました。キックのインとアウトに使っても良いだろうし、なんならレコーディングでも積極的に使えちゃいますよね。
そしてMSではマスターバスの空間をより自由にコントロールすることが可能になりました。私はWes AudioのngBuscompでMSモードの威力を思い知ることになるのですが、本家SSL様が実装してくるとは流石です!
てか最近のSSLは史上のニーズへの対応力が素晴らしいですね!そりゃFusion流行るわ、といった感じです。

・3つのコンプのキャラクターを付加できるモード(LOW THD Mode, F/B Mode, 4K Mode)
これは実際に音聴いてみるまでなんとも言えないのですが、キャラが選べるなんてなんと素敵なんでしょうか、オフも含めてこれだけ選択肢があれば、楽曲にピッタリくるものが選べそうです。実際に使える音かは耳で確かめねば。

・2-band analogue Dynamic EQ

ダイナミックEQと書いてあるのでなんだろうと思ったのですが、要は高域と低域に対して、成分を抑えるのか、強調するのか選べるということです。Fusionでは高域だけにかかるコンプが非常に評判が良かったですが、逆に高域(低域)を拡張する用途にも使えるようですね!
頭良すぎて笑うしかないですね、、、1つのノブで抑えるのかより強調するかを設定できる操作性は素晴らしい、、、一見つまみの数が多く見えますが、一瞬で音決めできそうですね。この強力なダイナミックEQを搭載しているため、単なるバスコンプとは名乗らないのかなと思いました!

結論

めちゃ良さそう。はよ試したい。試したら感想追記します。(追記できるとは言ってない。)

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