夏コミ現地用お品書き

反省点の多いコミケでした

コミケから数日経って頭の整理も終わったので、雑多に初参加の感想等書いていきたいと思います。思いつくままに書くのですごく読みづらそうですが……。

コホン。

同人イベントの参加はこれで三回目、同人誌も三冊目ということで慣れてきている自分がいたのですが、今まではいわゆるオンリーコンでの参加でしたので、同人イベント最大規模と謳われているコミケへの参加当日は結構緊張していました。それこそ、初参加時ほどではありませんでしたが。

と、いうのも。どうせウチみたいな弱小サークル、こんなに広い会場なんだしわざわざ来てくださる人なんて早々いないでしょ! くるなら大手巡回を終えて暇になった人くらいだし…なんて考えて、部数は控えめで勝負は午後からだなぁ、なんて思っていました。

その幻想は開場してからの、たった15分後に打ち破られました。なんとその時点で新刊が半分売れてしまって、列ができる事はなくても通りすがる人がそこそこの頻度で足が止まるんです。

流石にマズいと思い、部数が残り五冊になった時点で頒布を中止して(大分判断が遅い)、午後より再開することにしました。早めに来場されてる方って、ほら……あれじゃないですか。脱法的な方法で入場されてる方も、多いじゃないですか……? なので心から欲しい!って方に手に取ってほしくて、時間制にした次第です。現地でいきなりルールを作ってしまったこと、本当に申し訳ありませんでした。紛らわしかったですよね。

それからもお品書きを注視しながら去っていく人や、「あの、新刊は……?」と恐る恐る聞いてくださる方がいて本当に、本当にごめんね!? ごめんね!? って頭下げてました。本当に、ごめん……!

その中でも一番印象に残ってたのが、アイドル部の赤いおじさんコスプレをしていた男性でした。10時45分ごろに来店されて、お品書きを見てから、「12時から新刊頒布なんですね!」ってサークル番号をメモしてから去っていったんですけど、11時半くらいからずーっとわたしのサークルの通路を右往左往していたんですよね。左から右に赤いおじさんが歩いてった……あ、今度は左に――あ、目が合っちゃった。みたいな感じで。わたしのサークルに居座らず、通路で立ち止まったりしてなかったのですごく助かってました。多分メチャクチャ優しい方なんだろな、気遣い感謝です。

ちなみに午後からの頒布は2分と経たず終了しました。というのも、12時になった途端行列ができてしまいまして。隣の隣の、そのまた隣のサークルさんのフロアまでズラーッ! って並んじゃったんですよね。

残り五冊しか、なかったん、ですけどね……本当にごめんなさい……。ギリギリで買えなくて、お金を差し出した手が固まっていた白いシャツを着ていた男性の顔、未だに覚えています。本当に、申し訳ありませんでした。

イベント出る度に行列ができるような大手サークルになりたいなぁ! って夢に夢見てたんですけど、こんな、こんな夢の叶い方いやだぁ……!!!!

今思ったけど、座りながら謝るんじゃなくてちゃんと立って深々と頭を下げるべきでしたね。体調少し崩してたけどそういう誠意は見せようよわたし。

それから――といっても開場してからほぼずーっとしていましたが――売り子さんと何がダメだったのか反省会をしていました。というよりずっとなじられてました。
一番の原因は部数の少なさでした。前回のイベントでたくさん刷った結果ものすごく売れ残ってしまいまして、そのトラウマのせいで抑えていたんですよね。前述した通りコミケはVtuber島にくる人自体割合的には少ないんだし、オンリーコンより控えめにするのはむしろ当たり前! なんて、思っていました。

でも、でも。今回夏コミでアイドル部小説頒布していたのがわたしだけだった希少性。そして、表紙を担当してくださったそつなく様のファンがたくさんいらっしゃった点。それを踏まえると、もっともっと刷るべきでした。機会損失ってこういうことなんだなって、新刊完売の表記を見て去っていく人たちを見てよくよく思いました。

もちろん後悔だけではなく! 既刊を手に取ってくださる方や、既刊サイコーでした! って感想をくださって別の既刊を手に取ってくれた方もいて、本当に嬉しかったです。Twitterでも感想呟いてくださる方共々そういった声は励みになります。なのでエゴサしやすいようにしていただければもっと嬉しいな……!

反省点が多く、けれど嬉しいこともたくさんあった、実りあるサークル参加でした。今回の既刊は、9月に参加予定の大阪と東京のvtuberオンリーコンにて再頒布、及びメロンブックス様にも委託を検討していますので、お手に取れなかった方は続報を待っていただければと思います。よろしくお願いします!

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