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しりとり俳句

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月石幸・香田ちり・卯月紫乃のしりとり俳句。
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#晩秋

しりとり俳句(77)

いよいよ秋から冬に入りましたね。 そして昨日から急に寒くなった気がします・・・。 今週は駅シリーズ、そしてさりげなく立冬シリーズがありますよ! (シリーズには「*」ついてます♪) 第77回は、11/5~11/12(1606~1627)全22句 1606. 小屋の戸のペンキ塗りたて破芭蕉     破芭蕉(晩秋)さ 1607. 小説を書き出してみる木の実時     木の実時(三秋)ち 1608. 鴇色の揃ひのカバー菊枕     菊枕(晩秋)し 1609. ぐらぐらの自

しりとり俳句(74)

急に寒くなりましたね! まだ明日も冷えるそうで、体調管理に気を付けたいところです。 さて、今週のしりとり俳句です。 第74回は、10/16~10/22(1544~1562)全21句 1544. 昼飯や鮭弁の鮭飛び出さう     鮭(三秋)ち   1545. 産湯へと右手を浸し秋うらら     秋うらら(三秋)し 1546. ラーメンにたまご追加や秋深し     秋深し(晩秋)さ 1547. 家事終へてわたしのために林檎剥く     林檎(晩秋)ち 1548. 無

しりとり俳句(68)

不安定なお天気が続いていますね! さて、今週は文化祭シリーズ、文字シリーズがありますよ♪ 第68回は、9/4~9/10(1420~1440)全21句 1420. 宵闇のコンビニよつて帰りけり     宵闇(仲秋)ち 1421. 襟を立てビルの谷間の厄日かな     厄日(仲秋)し 1422. 首元に光るサファイア星流る     星流る(三秋)さ 1423. かるがると過去を飛び越えゆく飛蝗     飛蝗(初秋)ち 1424. 蔦かづら駅舎の屋根に風見鶏