ふわふわといきていたい、、、

最近好きになった(ファンになった)配信者の方がいて、ここ数日間毎日配信を聞いている。

コメントをしている年代は多分私より大分若いと思う。

その子たちに混じって足並みなるべく揃えてコメントしたり、、まるでちょっと昔に戻ったかのような新鮮な気分。

その方が、夏にワンマンライブをやるらしい。

私、めちゃめちゃ悩む。

理由は1年前の5月5日、東京の渋谷の小さなライブハウスで行われた弾き語り主のライブ。
キャパは４０人くらいだった気がする。

トラウマになってしまった出来事なので思い出すのがとても苦しいのだけどちゃんと書こうと思う。

＊＊＊

私はその弾き語り主(以下主催者と呼ぶ)のことは5〜6年全力で応援してきた。
結構、某動画兼生放送サイトでは有名な人だった。
企画に参加したり、CDも通販で買ったりもした。

ライブのフリートークで「機材も新調したり新しいことをする為に投資したりしたから今日もう数千円しか持ってないんだよね💦」なんて本気そうに言っていたから、

低給料だけど奮発してグッズをほぼ全種類追加で買ったし、ライブ終了後に終電を考えつつ長蛇の列に並んでサインをTシャツに書いてもらい、ツーショット写真も撮ってもらった。

私は毎年行っている芸能人で俳優兼シンガーソングライターの方のライブがあるのだけど、いつも手紙を書いていきプレゼントBOXに入れている。

そのノリで手紙も手渡ししたのだが…

それが大変なことを引き起こすとは思いもよらなかった。

次の日、主催者から某SNSへDMが届く。

有名で大手の人から個人チャット的なDMが届くことはあり得ないってぐらいの確率で奇跡。

私は単純に喜んだ。長い間ファンでいて良かったとさえ思った。

最初はライブに来てくれてありがとうとか古くから応援してくれてること、よくコメントをくれるからしってるよ、当たり前だろとかそんな内容だったが、その次に少し時間をおいて「これからリスナーさんのお店にご飯食べに行くんだけど一緒にどう？」と何故かお誘いが。

私は単純に嬉しく思ったが、そもそも東京は県外だし時間は22時過ぎだし次の日仕事だし、何よりこんなおいしい話がそう簡単にある？DMが来るのだって奇跡的レベルなのにと少し不審に思いつつも丁寧にお断りをした。

そうしたら、「明日もまだ東京にいるからカフェでもいかね？」と来る。

私はさらに不審に思った。
あくまでも初対面の私にフレンドリーな口調で話してくるのは良い。
さっきの、「リスナーさんのお店にご飯を食べに行く」のなら他のリスナーさんもいるのかな？と思うけれど流石にカフェはそんな大勢では行く場所ではないよね？と。
まさか、出会い目的？そんなことないよね？私ずっとこの人見てきたのに。

きっと、古参のリスナーって知ってるから会って話してみたい、とかだよね？

仕事なのでいけないとやんわり断る。
すると、今度はLINE教えてと言われる。
話したいと。
当日毎日彼氏と通話をしていたので、「この時間は用事があるので出来ません。」と教えて、急にかけてこられても出られないと伝え、まあ仮に変な人だったとしたらブロックすればいいかと安易な考えで教えた。(配信をしていた頃からのアカウントなのでLINEの名前は活動名なので名前バレはしてません)

で、とことん自分の都合の良い方に考えて寝た。

次の日。
起きたらびっくり…。
なんと、夜中の3時に数回にわたって連絡が来ていた…。

どんな文面だったのか思い出せないのだけど、当たり障りのない返事をしたと思う。

仕事帰り、LINEを確認すると…

「おはなししよう」

「

お

は

な

し

」

と、見たらぞっとするような気持ち悪い文が届いていた…。

私は帰りながら長文を打ち込み、返信をした。

出会い目的だと確信してしまったから頭が真っ白になりながらも打つ。

深夜3時に初対面の相手にLINEを何度も送るのは迷惑なこと。

彼氏と夜は毎日通話をしているので夜は通話できないこと。(彼氏という単語を出しても返事が来たら私の勘違いかなと確かめたかった)

5〜6年も前からずっと応援してきたしいつも真面目で誠実な〇〇さんを信じたいので出会い目的のようなことはしないで欲しい、これからも応援していきたいということ。

的外れだったらごめんなさいと添えて。。。

返事が来れば私の勘違いで白か、謝罪があればまだこの人は元の道に戻れる。

でも、返事が来ることはなかった。

私は人間不審に陥り、この主催者に関するものをその日のうちに処分した。

企画で送られてきたお手製のサインとメッセージつきのDVDも、通販で買ったCDも、ライブハウスで買ったグッズも、サインが書いてあるTシャツも、スマホやiPod内に入っている曲も、だいぶ前に数量限定で買ったちょっとお高いネックレスも、全部全部、捨てた。

この人が画面の向こう側の人たち(リスナー)に沢山元気を届ける放送や動画投稿をするのを見ていて、「私も誰かに元気を分けてあげたい」と動画投稿を始めたきっかけの１人でもあったから。

もしかしたら何か情報があるかもしれないと調べてみたら被害者の会みたいな掲示板を発見してしまった。

私は真実を知り、落ち込んだ。

更に私は友人を一人失った。

私なんかが一人誰かを元気にしたいと思ってもこういう有名な人たちがこんなことしてるんじゃ意味がないと、私は自信がなくなり自分が作った動画を全部消した。

その中に、その友人とのコラボ動画もあった。

消した後、友人にあった出来事を話した。

でも、友人は私の身の安全よりも動画を消されたと憤慨していた。

さらに私はそれで落ち込んだ。

「私の事を心配してくれなかった」って言いたいんじゃない。

他の友人や親友、お世話になっている人が危険な目にあった時もこんな対応してるのか…と思ったら悲しかった。

「動画を消されたと知った時、頭が真っ白になった」

「もうこんな思い、他の誰にもさせないで！」

そんなことを言われた。

私はその友人にこんな思いを他の誰にもさせて欲しくないなって思った。

動画は生きていれさえすれば、いくらでも作れる。

だから私は返信しなかった。

この思いがいつか違う形でも伝わると信じて。

もう連絡は取ることは一生ないとしても。

この友人とはいつも気が合うようで合わなくて私がいつも我慢して意見とか言わずひたすら合わせて続いた関係だった。

だから遅かれ早かれいつか、縁がなくなる時が来るってどこかで思ってた。

それがたまたまその時だった。

この時ばかりは我慢はできなかった。

もっと人を大切にして欲しかった。

それだけだった。

＊＊＊

それ以来、私はキャパが少ない会場でのライブが怖くなったし、ネットで活動する人たちにコメントを送らないように意識したり、何かを目にするたびにもやもやが募るばかりだった。

あれからもう5月5日で1年が経った。

少し前にずっと行ってみたかった人のライブが行われると知り、会場がライブハウスなどではなく、ドームを1つ借りて行うみたいで、家からは遠いけど少し勇気を出して抽選に申し込んだら当選した。

そのライブが今月下旬にある。

で、その人はドームで行うので到底手の届かぬ距離にいるわけだから、今回のような過ちは起きない。

で、今回の配信者のライブ。

先週火曜日ぐらいに知ったばかりの方で、普通に考えて抽選に申し込むとか以ての外。

でも、何が言いたいのかっていうと、こんな今まで1年間もやもやずっとしていて怖かったのに、気付いたら応募していたってこと。

たった数日間で心の底からこの人を応援したいと思った。

なんか多分、それくらいすごい人(笑)

 この人のお陰で毎日が楽しくて仕方がなく、私も色んな方面で頑張ろうと思える！

人って凄いんだ。たった一人の力でも一人をこんな変えてくれる。

私も誰かを癒せる人になりたい。