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世界は広く、美しいのに。


後で見返してあまりにも詳細を書き過ぎてしまったと反省し、一つ前の記事を下書きに戻した。(もしかしたらこの記事も後々戻すことになるかも…?)


noteにどこまで書いてもいいものかあれからあまり判断がつかないまま半年くらい経ってしまった気がする…が、多分きっとみんなこのくらい書いていて、身バレするかも?という不安は誰しもが感じていて、中には私みたいに下書きに戻したり削除したりする方もいるのかもしれないし、そもそも万人受けするように誰しも書けないのだし(吐口ない私にとっては特に)離れていく人は仕方ないのかもしれないし、それこそ気の持ちようかもしれない。


***


今回、職場の家庭内での流行病騒動があり、同僚のメンタルも崩れて、そして極度な人数不足と新しい上司の頼りなさに私自身のメンタルも崩れてしまって、二人が復帰した今でも私だけまだ、元に戻れていないでいる。


たった1週間くらいの出来事だったのに、2〜3週間にも感じる期間だった。


社員の仕事、あまり知らないのにその社員がある日突然休み、同僚まで休み、新人と私残された状況だったのだからこうなっても仕方ないのかもしれない。


そんな中、出張から帰ってきたパワハラ上司の様子がおかしかった。


普通なら、新しい上司に引き継ぎをしてもらい元の席に座るところを、何日経っても座らないのだ。


風の噂で辞めることを聞いた私、そして二人きりになれるチャンスが。


聞くしかないと思い、情緒不安定だったけれど勇気を振り絞って声をかけた。


その結果、退職の方向で考えているから引き継ぎがないことを教えてくれた。


「ずっとは居ないなぁ…」


情緒不安定な私はその言葉を聞いた瞬間涙腺が崩壊した。


長年働いていて、誰かが辞める時に泣いたことがないので、自分でも戸惑った。


数年前から丸くなったとはいえ、パワハラを目撃したり言われたりもしたのに何故?とこれを聞いたらなるだろう。


その涙にはいろんな理由が重なったからだと思う。


今回の騒動で、現在の上司が緊急事態に意味わからない行動をして困った経緯、それがあったからパワハラ上司が辞めるということは永遠にその現在の上司が上に立つということになるから。

この理由が一番大きい。


二つ目は、パワハラ上司に2度呼び出され泣かされたあの日からパワハラ上司が丸くなっても数年、必要以上の話をしたくても出来なかったから。

特に当時は雑談すら話さなくなった。

丸くなってから相手から話しかけられる時あったけれど私は相槌や愛想笑いしか返せなかった。

当たり前っちゃ当たり前だと思う。

触らぬ神になんとやら。。


だから今回、腹を割って話すことにした。

今なら…辞める今なら、ちゃんと話せそうだったから。


結果的にこの日話せたのは良い意味で私にとってとても大きなことだった。

正社員というワードをその上司の前で出すのは2度泣かされた時からずっとタブーだったから、緊張した。


何故、正社員になれなかったのか?


それはこの日話をする前の日に結論がチラついたことなのだけど、上司の言葉の欠片を集めた私の推測ではなく、ちゃんと口から聞きたかったから改めて聞いた。


聞いて良かった。


それと同時に、この12年間の無意味さを突きつけられた気がした。


多分、無意味なんかじゃなく、学びはたくさんあったのだけど真っ先にそう思った。


学び…

たくさんの人が私のことを見てくれていて、時には相談にも乗ってくれた。

その人たちは評価してくれた。
よくやってくれていると。
仕事の速さや当時の頭の回転とか。

私ももしかしたら社員になれるかも?と思っていたし、何年も前に不倫上司に面と向かって同僚はなれたのに私はなれないんですか?とうったえかけて、呼び出されてこれこれこういうまとめ役としての社員はどうか?と話をされた。


当時いた派遣さんにもきっとなれますよ!と応援されていたし、その報告をしたら喜んでくれて、私は帰りにコンビニでケーキを買ってお祝いしたんだ。


それからは下り坂だった。

前々から噂を度々されていた不倫がバレたのか、その他の理由がきっかけかは分からないが別の支店に飛ばされることになり、それを断って退職。

私の社員の話は次の人に引き継ぎもされず、うやむやになり、そのままだ。

私はずっとパワハラ上司が私を正社員にしたくないのだと思っていて、引き継ぎしなかった不倫上司とパワハラ上司のことをずっと恨んでいた。

だけど今回の話を経て、とんだ誤解だったと知りやるせなくなった。

パワハラ上司はパワハラはしたけれど、パワハラ上司はパワハラ上司で沢山のことを学び、反省したのだと言う。

パワハラは許せないし部下に手を上げた過去を許しちゃいけないけれど、今のその上司は仕事は出来るし根はしっかりした人なんだなと話していて感じた。

その上司がやめたら、今の現場の人のことをあまりよく考えていない上司になってしまう。

そうしたら私はこの仕事をやっていけない。

パワハラ上司は流行病騒動が起きて、同僚もメンタル崩壊気味の時に新人さんが入社することになって、現場のローテーションを「どう考えてるの?」とメモを取り出してタイムスケジュールを書き出して一緒に考えてくれ、アドバイスもくれた。

無理して回そうとしなくていい。人がいないんだからちゃんとした教育は社員が復帰してからで良い。

と。

私は完璧にみんながいる時の状況と同じように回そうと必死に頭を回らせていたから、ハッと目が覚めた。

本当に感謝している。


***


転職。

私が今回またこのようなことを考えるのにはさまざまなタイミングが重なったからで。

流行病騒動が身近で起きなければここまで考えることにならなかったと思う。

だって数ヶ月前は休日にまったり日本画やアートの世界を楽しんで、最期はおばあちゃんになって今いる実家で一人のんびり小さな庭で野菜でも育てながら過ごすのだろうなとまで想像していたのだから。

まさかまた転職のことを考えることになるとは思わなかったし、原動力をもらえるとは思わなかった。


転職は怖い。すごく怖い。


でも私よりも年上の上司が、「年齢的に俺の方がもっと怖いよ!」なんて話して励まされたのだから前よりはうーんと動き出せそう。


転職しなければ、と考えると今しているあらゆる娯楽をしてはいけないと頭の中でストップがかかっていたのだけど、そんなことはないよと別の人に言われた。

日々のご飯とか、ちょっとしたお菓子やスイーツも買ってはいけない、贅沢してはいけない、お前は転職したいんだろとどこかから言われてる気がして、頭に浮かんでは消えていく…そんな感じだったから。


まずはスーツ代とか交通費とか転職費用を貯めつつ、趣味も楽しみつつ、周りの言動に振り回されないよう引き続きメンタル回復に努めよう。


本当に本当に今回は精神的に参ってしまったし、2週間くらいはドン底にしばらく居た。

そこから徐々にごつごつした急な斜面を這い上がってきた感じ。


でも世界はやっぱり広くて、美しいのだなと思う。



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