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この仕事の原点

2024年3月11日(月)

おはようございます!

先週末は、勤め先である放課後デイの生徒が出場する部活の大会の観戦へ!ですが、予定時間を確認していなかったので、到着時間にはすでに終了😅
そそくさと退散しました😭
その後は、会社の敷地内の清掃🧹をして、夕方はホワイトボードの役員で集まりをもっていました。

さて、今日は私の「福祉の原点」についてお話しさせていただきたいと思います。

高校時代、学校の授業で参加した地域の勉強会で講師を務められていた前職の代表。この方のお話しを聞いて「この会社で働きたい!」と思い、その後内定をいただきました。

私の福祉の原点は、新入社員で1番最初に関わった現場にあります。

そこは、就労移行支援といって、働きづらさを抱える18歳〜64歳までの方が、一般就労に向けてビジネスマナーや作業の訓練を行う、障がい福祉サービスの現場でした。

当時、私と数名の利用者の方を除き全員が20代以上。
そう、職員も利用者さんもほぼ全員が年上という状態からのスタートでした。(まぁ、福祉の現場ではそう珍しいことではないかと思いますが...)

この時、1番最初に担当させていただいた利用者さんは18歳で同い年の方でした。その方は、特別支援学校を卒業され、私と同じ4月から就労移行支援事業所をご利用されていました。

そこから、色んなプログラムの中で、一般就労に向けたトレーニングを積んでいくわけですが、私の中にはモヤモヤがありました。

同い年で、スタッフと利用者さんという関係。
私も社会人1年目でビジネスマナーなんてまだまだな中で伝える立場。という物理的な仕組み。

それから、本当は良くないと思いながらも、自分とその方を重ねた時に、高校を卒業して働く事がどこか当たり前だと思っていた私の中で、ただ1つ「悔しい」という気持ちがありました。

その時は1年目でしたから、今の様な視野や考え方もなく、まったくゼロの状態での気持ちでした。
でもこの時の気持ちを、今まで1度も忘れた事はありません。全員の門出を見届ける事ができず離職してしまった事は今でも後悔しています。

もっとできる事があったんではないか、こういう関わり方や声掛けができたんではないか、考えれば考えるほど、忘れられません。

だからこそ、この経験は私の中で「福祉の原点」ですし、「自分の望む人生を当たり前に歩む事ができる」そうした社会をつくりたいという今の気持ちは、これからの私の福祉の仕事に関わる中での生涯的な使命でありあの時の約束であり正直な気持ちです。

直接的な関わり、支援以外でもできる事はたくさんあると思います。自分1人ではできる事もあるけれど難しい事もあるしできない事もある。自分たちではもっとこうしたら良くなるんじゃないか、そのためにはこうできるんじゃないか。きっと思いをしたこと、考えたことのあるのは私だけではないはず。

だからこそ、みんなでやりませんか?

みんなで、子ども達を支えませんか?

その思いに組織や領域や立場は関係ないと思ってます。
いまやらないと、それはいつかに、いつかやらないと、それは手が届かなくなってしまう。

ふだんの、くらしの、しあわせ

結局はこの、「ふくし」という言葉に全てつまっているのかなと思います。

それぞれ、各々、1人ひとりの...とあるように、幸せや望む人生は家族ですら、友人ですら、恋人ですら、親子ですら違うかもしれない。

当たり前と思ってる事は当たり前じゃないかもしれない。当たり前じゃない事は当たり前じゃないかもしれないけど、当たり前かもしれない。

「自分の望む人生を当たり前に歩める社会」

そんな社会を必ず✊

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!

それでは、いってらっしゃい🚗

名幸賢人

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