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トルコの旅

お酒飲みすぎの毎日から、適度にコントロールした適酒を目標にしています。基本は飲まないけれどたま(週に1、2回を最大限に)に飲む日もあっていいというイメージです。

今年はコロナで旅行、特に海外旅行は難しいですね。一昨年夏に行ったトルコの思い出と適酒について書きます。

はじめてのトルコでしたが私たち(私と娘)が訪れたのはイスタンブールと地中海沿いのリゾート、カシュでした。特にカシュの濃紺の海と眩い光は印象的でした。カシュはイスタンブールから南東に400キロくらい行ったアンタルヤ地方にある小さな町です。近くにはミュラの遺跡がありローマ時代の絵画や彫刻がそこここにあります。サンタクロースの起源と言われる聖ニコラウス教会もここにあるんですよ。北欧のイメージのあるサンタですが、日差しの眩しい小アジアが出身地でした。イスタンブールはかつて東ローマ帝国の首都アレキサンドリアであったのですからトルコ全土にはローマやギリシャ正教の遺跡があります。

さて、お酒の話ですが、トルコは料理も美味しいので有名。ケバブやチーズ、オリーブやナッツがどこでも豊富でした。パグラヴァというナッツやピスタチオがのったパイ生地にはちみつをかけた甘いお菓子も美味しかったです。

昨年の夏は私は毎日お酒を飲んでいました。問題飲酒者ですから食事となるとビールでも、という発想を常にしてしまうわけですが。トルコはイスラム教の国ですが、ヨーロッパサッカーリーグに加盟しているし、EUにも加盟しそうな国なのでお酒は普通に飲めるイメージを持っていましたが、少し違いました。

カシュでもイスタンブールでも広い通りにある、明るいレストランでは、コーラやスプライトなどのソフトドリンクはありますが、ビールはありません。私の見たところではアルコールのあるお店は裏町のなんとなく崩れた感じの悪そうな店(変な言い方ですが)でした。(スーパーマーケットにはお酒は売っていました。トルコではエフェスというブランドのビールがメジャーでした。ラクという強い酒も有名です。)

酒屋さんも少なく、夜だけ空いている小さな酒屋さんがありました。そこにウィスキーの小瓶を買いに行くと、店主が不気味にニヤッと笑ってブツを売ってくれるのです。

はっきりと書いてあるわけではありませんが、なんとなく、飲酒は違法じゃないけど、堕落した行為、という立場を与えられているのです。

こういう区別が今になって思うと好ましく思われます。お酒飲みは常に食事をアルコールを前提として考えようとします。ステーキだったら赤ワイン、餃子や焼きそばはビール、お刺身は日本酒、チョコレートにウイスキーとか。食事やつまみとセットになってより支配性が強くなります。

アルコールは、食べ物だけでなく、スポーツその他のイベントとも結びつきます。ビールと野球、サッカー、ゴルフとか。TVや映画を見ることもつながりやすい。カウチでビールを飲みピザを食べながら、贔屓のチームを応援する。至福の時間かもしれません。

10月11月の飲酒カレンダー  11月は飲酒日が少し多かったと思います。ドクロマークの22日は泊まりでゴルフに行きマスク飲み会をした日です。他の日は忙しくて疲れた時、スポーツをした時、眠れない時、時間を持て余している時に飲む傾向があります。また、最近お酒を飲むと2、3時間後に喘息発作が出ることがあります。アルコールが分解される時に出てくるアセトアルデヒトが悪さをするらしいです。お酒が身体にいろいろ良くないことがわかってきました。

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