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【No.16】ピートサイド Blended Malt for MILWAUKEE’S CLUB & A・D Rattray 59.5%

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【スペックおよび概要】
日時(Date):2020/4/29 5:10
場所(Place):自宅
銘柄(Brand):?
ボトル種別:プライベートボトリング
蒸留/瓶詰/熟成年(Distilled/Bottled/Age):2009~2018 9年
樽種別(CaskType):?
度数(Strength):59.5%
種別/国(Category):?
所有会社(Owner Company):A・D Rattray
ボトル残量:65%

【プロフィール(Profile)】
色調(Color):Clear(0)~Dark(10) 
甘味(Sweetness):Dry(0)~Sweet(10) 
ピート(Peat):None(0)~Heavily(10) 
ボディ(Body):Light(0)~Heavy(10) 
バランス(Balance):Bad(0)~Good(10) 

【香り(Aroma)】
強いピートスモーク・生ハム・ベーコン・いぶりがっこ・潮ではなく塩コショウの風味・燃えている薪・絆創膏・時間経過でメロン・レモンキャンディ

【味わい(Flavor)】
舌に沁み入るような強い甘味・グレープフルーツ・べっこう飴・ハニーマスタード・ジンジャーキャンディ

【余韻(Finish)】
内陸系のピートスモークが長く香る・燃えた薪と黒コショウ・甘口のバーベキューソース・葉巻の煙

【総合評価(Total)】
・強烈なスモークとしっかりとした甘味が調和したユニークなボトル。
77/100


『バーボンの歴史』監訳、ウイスキーテイスターなどで知られる白井慎一氏がオーナーを務める埼玉川口の名店ミルウォーキーズクラブが、その29周年を迎えるにあたって厳選した1樽がこちら。

年数以外ほとんどの情報が「?」のこちらは強烈な燻製のような内陸系のスモークと9年の熟成とは思えない骨のある甘さが両立したボトルで、非常に飲みごたえがあり、色々と思索を巡らせて飲むこともできます。

アイラ系でなく、これだけのピートが効いているとなると選択肢は限られますが、いずれも答えは「?」のままです。しかしながら、それも含めて楽しめる一本です。


【公式テイスティングコメント】

香り:鼻腔の奥を刺すような刺激と共にスモークしたチャーシューからの、完熟フルーツが顔を出す。赤肉メロン、ドライフルーツの無花果、ルビーグレープフルーツ。
味わい:口に含むと爽やかなミントキャンディーから喉越しは、重厚感のある燻麦の甘みとピーティーさが広がる。
フィニッシュ:生ハムメロンの様な若干の塩味と甘みのハーモニー。田舎の牧場脇でキャンプファイヤーの火を見つめる、そんなのどかで、たおやかな時間がグラスの中に凝縮。

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