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【No.23】エレメント月/Blended Malt 1988 for 京都Silent Third 48.5%

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月からの天女が見せてくれるのは桃源郷なのか・・・?

【スペックおよび概要】
日時(Date):2020/8/55 23:03
場所(Place):自宅
銘柄(Brand):エレメント月/Blended Malt
ボトル種別:プライベートボトル
蒸留/瓶詰/熟成年(Distilled/Bottled/Age):31年
樽種別(CaskType):シェリーホグスヘッド
度数(Strength):48.5%
種別/国(Category):スコットランド
所有会社(Owner Company):ウイスキーファインド
ボトル残量:80%


【プロフィール(Profile)】
色調(Color):Clear(0)~Dark(10) 
甘味(Sweetness):Dry(0)~Sweet(10) 
ピート(Peat):None(0)~Heavily(10) 
ボディ(Body):Light(0)~Heavy(10) 
バランス(Balance):Bad(0)~Good(10) 


【香り(Aroma)】
ココアパウダー・ダークチョコ・洋梨のコンポート・リンゴ・ハチミツ・イチジク・アプリコット・オランジェット・ピーチジャム・タバコ
【味わい(Flavor)】
オレンジ・ハチミツ・カカオパウダー・ピーチティー・アプリコットジャム・リンゴや洋梨のピューレ・シロップ漬けジンジャー
【余韻(Finish)】
中程度・意外とスパイシーな余韻・シトラス・ダークチョコレートのビター・洋梨・リンゴジャム・ジンジャー・ホワイトペッパー・タバコ・ほのかにピート


【総合評価(Total)】
・シェリーの主張は控えめ、白系果物のピューレのチョコレート添え。
72/100


まだ訪れた事はありませんが、京都のバーSilent Thirdと台湾のボトラーズWhiskyfindとのプライベートボトルシリーズ。
これまで水・火・木・土の通称「エレメントシリーズ」をリリースしており、独特のラベルデザインが目を引きます。
今回はそのシリーズ5弾目の「月」となります。

今まではブルックラディやカリラ、ティースプーンのバルヴェニーなど、ほぼシングルモルトのみのリリーズでしたが、今回は長熟のブレンデッドのリリースとなりました。

説明によるとマッカラン、ハイランドパーク、ダルモア、グレンファークラスと、有名どころのモルトのみを使用した骨太なモルト、とありますが、味わいとしては余韻こそスパイシーですが、どちらかと言えば穏やかな一品です。

シェリーホグスヘッドの長熟、しかも「骨太」との触れ込みで、シェリー樽所以のネガティブな要素も覚悟しておりましたが、その手の不安要素はあまりなく、むしろシェリーの要素よりも桃や梨などのピューレのような、果物のキャラクターの方が強く感じられます。

公式テイスティングコメントでは「トロピカル」と表現されておりますが、個人的には南国の芳醇かつ重厚な桃・マンゴー・パパイヤ・グァバのような「トロピカル」は拾えませんでした。

【公式テイスティングコメント】
アロマ:トロピカルフルーツ, 煮込んだ梨, はちみつ, キャラメル, クリーム, 木, 花, イチジク, 塩, ハニージュース,ハム
テイスト: ハニー, トロピカルジュース, ダークチョコレート, タバコ, 肉, スモーキー, 木製の質感透明でストレッチ
余韻:ココア, チョコレート, シトラスジャム, 岩, ミネラル, 木の蜂蜜


最近、お仕事の方が件のコロナやら何やらに追われ、また身の回りのトラブルも重なり、久々のテイスティングノートとなりました。
また、ゆるゆるぼちぼちマイペースで続けてゆきますので、お付き合いいただければ幸いです・・・。m(__)m




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