トルコ出国について

2022年6月 トルコ出国当日の備忘録。車椅子の要介護者が2:20発の飛行機に乗る場合の時系列です、参考までに。
なお、トルコ(イスタンブール)から日本(羽田)への直行便は1日1本しかありません。さらにビザが切れて滞在していましたがなんとかなりました。

22:30
LLTを出発する。大きいベンツでイケメン犬くん(一緒に帰国する日本人)と共にイスタンブール空港へ。客席にあるリモコンからテレビやLEDの操作ができる。エスプレッソマシンも出てくる。もちろん電動シート、メルセデスを感じてしまった。

0:30
空港到着。
車椅子の介護が必要ということを空港スタッフへ伝える。これは絶対に必要。あとは飛行機搭乗まで面倒みてもらえる。このサービスは人間ではなく荷物に課金される。1つあたり20TL。安い

1:00 
チェックイン後にしばらく2人だけで放置される。搭乗締め切りが2:00なのでこのまま放置でいいのか窓口に尋ねる。5分で戻ってくるとの話が1時間程度放置された。これは目安だが、1:00まで放置されたら催促していいと思う。

1:30
出国審査でpassport problem
と言われ
罰金を払いに少し離れたところへ連れていかれる😇
ここでも付き添いの人が全てやってくれる。最高。
95日滞在(5日オーバー)で1365TLでした。再入国に関するペナルティはなにも言われず。

1:40
支払いを済ませて時間があまりなくなり、添乗員からは20分後に搭乗ゲートがしまると言われる。テロ誘発となるため詳細は控えるが、自分の手荷物の中に検査されずに持ち込める品があった。こわい

2:05
搭乗ゲートに到着し、ボーディングパスを見せると問題発生。
パスポートは自分のものだが、ボーディングパスの名前がイケメン犬くんの名前になっている。しかもイケメン犬くんは既に飛行機の中にいるらしい。どうやってパスしたんや…
パスポートとボーディングパスを添乗員に全て渡していたために、ここに来るまで全く把握していなかったが、時間もないので座席を手書きで書き換えてそのままいけと言われる、凄い。

2:15
飛行機の前まで車椅子で運んでもらう、そこからはクラッチャーで座席まで移動、狭いのでそこそこ辛い。
座席指定はしていなかったものの、チェックインの時には窓側かつ、3列専有できる座席を2名分用意してくれるとの話だったのでその通りの座席になる。

機内にはストレッチバンドがあると良いかも。

トルコ→日本の直行便はこの便のみにも関わらず、搭乗率は5割くらい。入口に近い方はかなり埋まっていた。
一方で機内の後ろの方の座席は空席が多い。ほぼ3席を1人で専有している状態。トイレに近いので後ろの方が楽かも。
座席指定はせず、怪我人を装った方が良い座席にしてもらえる可能性が高いかもしれない。
飛行機には万が一のために1列分の空きシートが存在する。座席が確保されてから足が痛いと伝えるとそちらに席を移してもらえる。さらにいうと、非常口付近を予約しておくと怪我人は脱出時の妨げになるため登場前に前述の空きシート列に強制移動される。自分都合で要介護者になっておきながら倫理観がない振る舞いということを噛み締めながらありがたく座席に座ろう。


2:20
時間通りに出発

離陸30分後、
機内食は普通に美味しいトルコ風料理が出た。途中アライナー(歯列矯正装置)の洗浄にトイレに立つものの、揺れる機内でクラッチャー使うのがかなりしんどい。一本だけ持っていき片手は座席を掴みながら移動する事にした。
ちなみに離着陸時にクラッチャーは荷物棚に仕舞われてしまうので注意。

前言撤回、朝ごはんの機内食は美味しくなかった。トルコに見切りをつけさせてくれてありがとう。

19:20(日本時間)
日本到着、フライトは11時間ぐらい。
着いてすぐ検疫をする。
以下の物を済ませていると検疫が少しスムーズになる模様。自分とイケメン犬くんは全部持っていないのでかなり時間かかった

1.MySOS(スマホアプリ)
2.ワクチン接種証明書類(3回摂取後、日本の自治体発行のもの)

入国時の手続きもみておこう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html

検査では唾液採取をする必要があるが、唾液の分泌はセルフで試験管に入れる方式なので、いつでも唾液を30ml(そこそこある)出せるようにしておこう😊🍷 ちなみに壁にはレモンの写真が貼ってあった。

20:30
色々終わって出国。ここまで全て車椅子の手配があるため足の負担は少なかった。
最後にイケメン犬くんと熱い抱擁をして別れる。ここからはお互いの人生を歩むんやで。またな

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